私たちワンダーフォーゲル部は,その横文字の軟派な(?)イメージとはちがい,本格的なアウトドア活動をしている部活です。ワンダーフォーゲルとはドイツ語で『渡り鳥』。その名の通り,私たちのフィールドは,原始の自然の残された,日高,知床,大雪などの道内各地にとどまらず,日本の誇る清流,四万十川,世界自然遺産に登録されている屋久島,白神山地にも及びます。
それらのフィールドで,前述したとおり本気のアウトドア活動を行っているわけですが具体的にどんなことをやっているかというと,夏には,普通の登山道を歩く『夏道歩き』や,川を,滝を越えたり釣りをしながら最初の一滴まで遡っていく『沢登り』,激流やのんびりした川を,時にはsportyに,時には周りの景色を楽しみながら下っていく『ラフィング』などを通して,青々とした自然と,そこに生きる生物たちと,また,そこに行くまでの道程で,その土地に残る文化,祭り,酒などと出会い,最高の思い出を作ります。それぞれの地を,普通の人では出来ないような方法で,思う存分満喫してくるわけです。
季節が変わって冬。雪の季節になっても,というよりここからが一年のうちの醍醐味というべく,私たちは山へ出かけます。ご想像の通り,北海道の冬は厳しく,山は生の存在を許さないほどの極寒の地。しかし真っ白なヴェールをまとった山々は,余計なものいっさいを雪の下に隠し,空に向かって鋭くその峰を突きたて,大地に広くその裾野を横たえて私たちの前に聳え立ちます。それらに向かって,気心の知れた仲間と歩を進めるとき,その大地に生として存在していることの喜び,頂上がどんどん近くなってくる充実感などが私たちを満たしてくれます。
そんな風に一年中,様々な姿をみせる自然の中で,貴重なことを感じ,体験させてもらっているのがこの部です。ここで培ったパワー,感性を,うまく学業にもまわしていきたいものですが…。現在部員は28人。新一年生も個性を出し始め,暑い夏に向かって盛り上がってきているところです! |
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