1.北大第三農場成墾紀念碑(明治42.7.7設置)   

 材質:石
 北光公務員宿舎敷地内(札幌市東区北26条東3丁目)に設置
 ※設置当初は,現在地より少し離れた所に設置されましたが,昭和35年10月現在地へ移転しました。
 碑の表面には当時の北大総長佐藤昌介と附属農場長南鷹次郎の,また,碑の裏面には,レツレップ
農場主任技官鈴木武良のそれぞれ記念の碑文と署名があり,台座には当時の小作人(53名)の氏名があ
ります。
 明治22年,札幌農学校烈々布第二農園(明治28年第三農場と改称)の時代に小作人として入植し,開
拓の鍬を泥炭湿源の大地に打込み,寒風に晒され,貧と闘い血と汗の労苦の結果,成墾の輝かしい成
果をなし遂げた偉大なる業績を後世に伝えるため設置されました。


2.聖蹟碑(昭和12.3.31設置)            

 材質:石(日高産の柘榴石)
 中央道路をはさんでクラーク像の向い側に設置
 「聖蹟」の文字は,ヒゲの宮様として人気のあった閑院宮載仁親王の揮毫。
 碑文は当代の名筆家といわれた比田井天来の筆。
 昭和11年10月,北海道で陸軍特別大演習が行われた際,新築直後の農学部本館が天皇陛下の行在所
(仮御所)と,大本営(戦時,天皇に直属して置かれる最高の統帥部)となったことを記念するため設
置されました。


3.畜魂碑(昭和23.7.20設置)            

 材質:石(御影石)
 獣医学部附属家畜病院北側に設置
 ※設置当初は,旧獣医学部東側(現法学部講堂東側)に設置されましたが,昭和39年現在地へ移転
しました。
 題字は,当時の総長伊藤誠哉の筆。
 家畜病院で患畜として死んだ動物及び研究実験用として供された動物の慰霊のため設置されました。


4.都ぞ弥生歌碑(昭和32.9.24設置)       

 材質:石(台石は筑波山麓の白御影石)
 高等教育機能開発総合センター裏(原生林入口)に設置
 題字は,農業経済学科の学生で作詞者の横山芳介と彼の同級生でもあり,設置当時の経済学部長渡辺
侃元。「歌詩」は作詩者のノートから写した筆蹟。
 明治45年作北大恵迪寮々歌,作詞・横山芳介,作曲・赤木顕次。
 昭和31年に北大創基80周年記念行事が行われ,作詩者の横山芳介とかつて農業経済学科で同級だった
人々が集まった機会に,歌碑建設の話が起り,歌碑建設実行委員会(代表・渡辺侃元当時の経済学部長)
が建立し,寄贈されました。


5.星野勇三先生,島 善鄰先生頌徳碑(昭和40.10.10設置)

 材質:石(御影石,碑文の箇所は黒御影石)
 農学部附属農場余市果樹園内に設置
 題字は,当時の北海道知事町村金五,碑文は,当時の北海道果樹協会長仲野運吉の筆。
 余市果樹園の創設者・星野勇三(初代農学部園芸学講座教授)及びリンゴ博士として本道のリンゴ
産業の発展に貢献した島善鄰(第2代同講座教授)の両氏が,北海道の果樹産業振興のために学術普
及の面で功労のあったこと並びに昭和39年に両氏が逝去したのを惜しみ,北海道果樹協会が頌徳碑建
立記念会を設けて建立し,寄贈されました。


6.「瓔珞みがく」作詞記念塔(昭和45.10.23設置)

材質:石(御影石)
 農学部附属植物園内に設置
 銘板は,杉野目晴貞元学長の筆。
 大正9年作,予科の校友会として校章にちなんで桜星会歌を7つ作ったが,そのうちのひとつ。
 作詩・佐藤一雄,作曲・置塩奇。
 昭和45年は「瓔珞みがく」ができて50周年にあたることから,北大東京同窓会が歌碑建設を発議し,
記念事業会(委員長・久郷昌夫工学部教授)が建立し,寄贈されました。
 恵迪寮々歌「都ぞ弥生」と並び北大を代表する歌として広く全国に普及しました。


7.顕 彰 碑(昭和50.6.16設置)            

材質:石(日高紫)
 文学部附属北方文化研究室二風谷分室前庭に設置
 碑の英文は,元外国人教師のジェームス・ロードリー・ハーバード・ジョーンズの草案,碑の和文は,
元文学部教務掛長の富岡彰一の筆。
 明治24年に英国人医師として来日し,アイヌ文化の研究に従事し併せてアイヌ系住民の医療に生涯を
捧げたニール・ゴードン・マンロー博士を顕彰するため,二風谷アイヌ文化保存会が建立し,寄贈され
ました。


8.植樹記念碑(昭和51.6.16設置)           

材質:石(御影石)
 工学部精密工学科,電子工学科の学科事務室前の中庭に設置
 工学部創立50周年に際して昭和49年9月25日に植樹が行われたことを記念し,工学部創立50周年記念
事業会が建立し,寄贈されました。


9.小麦研究記念碑(昭和51.9.14設置)       

材質:石(御影石)
 農学部本館北側裏手(北10西9)に設置
 題字は,木原均博士の筆。
 我が国の小麦研究の発祥の地(小麦の遺伝で名高い木原均博士が研究を始めた地点)を記念するため小
麦研究事業会(委員長・長尾正人)が建立し,寄贈されました。


10.人工雪誕生の地記念碑(昭和54.7.4設置)    

材質:石(茨城県産の白御影石)
 ファカルティハウス「エンレイソウ」の玄関前東側に設置
 題字は,中谷宇吉郎が人工雪第1号の創出に成功した時の共同研究者だった関戸弥太郎名古屋大学名
誉教授の筆。
 碑文は,元低温科学研究所事務長の高橋静男の筆蹟。常時低温研究室で,理学部中谷宇吉郎教授が初
めて雪の結晶を人工的に成長させることに成功した(昭和11年3月12日)このゆかりの地に碑を建て,
北海道大学が世界に誇る雪氷研究の原点を永久に記念するため記念碑建設期成会(代表・孫野長治北大
名誉教授)が結成され,物理学科卒業生を中心とする関係者の寄附により建立し,寄贈されました。


11.工業教員養成所記念碑(昭和58.8.−設置)   

材質:石
 工学部金属工学科棟前(旧工業教員養成所の東側)に設置
 昭和58年に工業教員養成所同窓会の20周年記念行事が札幌でもたれた際,教員養成所設置の歴史を永
く記念しようということが決議され,卒業生の寄附により建立し,寄贈されました。


12.寄宿舎跡の碑(昭和58.9.16設置)        

材質:石(日高産の輝緑凝灰岩)
 高等教育機能開発総合センター裏の原生林内に設置
 題字は,佐藤昌介が昭和8年恵迪寮史のために揮毫した筆蹟で,碑文は,有江幹男元学長の筆。
 碑文は,建立後はがされて散逸したため,平成12年7月に新たに作製し,その際「有江幹男元学長筆,
水野一元教授撰文」を追加しました。
 昭和58年3月末で閉寮となった恵迪寮をはじめとする7つの旧学生寮の跡を残すためのもので,閉寮に
際して組織された「学生寮の新設に伴う記念事業後援会」の事業の一つとして設置されました。


13.おしょろ丸V世の予備大錨の碑(昭和59.8.−設置)

材質:鉄
 水産学部水産資料館横に設置
 台座には,「おしょろ丸V世1962〜1983」とあります。
 水産学部附属練習船「おしょろ丸V世」の廃船に当たり,乗組員が何か記念になるものを残したい
と考え,その結果,同船を象徴し,多くの人目に触れやすく保管が容易なことを考慮し,同船の主甲
板上に設備されていた予備大錨が選ばれました。総重量は,約1.4トンです。
 ※おしょろ丸V世は,昭和37年9月建造以来21年間航海,また,この間,藤井武治氏が一人で船長
を勤められました。


14.動物慰霊碑(昭和59.9.11設置)         

材質:石(花崗岩)
 医学部附属動物実験施設南横に設置
 題字は,相沢幹元医学部長の筆。
 教育・研究のため,毎年多数犠牲となっている実験動物に対し,功績を讃え霊を篤く弔うため設
置されたものです。


15.学舎跡記念碑(昭和61.11.5設置)        

材質:石
 大学院地球環境科学研究科前庭(西5丁目通りの門のそば)に設置
 本学附属土木専門部の学舎があったことの記念と,その前身の札幌農学校土木工学科開設100年
を迎えるに当って,同窓生諸氏の業績を顕彰するため,土木専門部の同窓会である「札幌工学同窓
会」が建立し,寄贈されたものです。


16.桑園学寮記念碑(平成11.12.2設置)        

材質:札幌硬石
 農学部南側敷地に設置
 昭和58年3月末で閉寮となった桑園学寮を記念するため,同寮の同窓生による桑園学寮記念碑設
実行委員会が建立し,寄贈されたものです。


17.植樹記念碑(平成11.6設置)           

材質:石(御影石)
 教育学部前庭に設置
 教育学部創立50周年に際して教育学部同窓会が植樹したことを記念して建立し,寄贈されたもの
です。


18.楡影寮碑(平成15.9.5設置)           

材質:石(日高石)
 図書館北分館裏福利厚生会館そばに設置
 昭和58年に閉寮した楡影寮を記念して元寮生有志によって建立されました。題字の「楡影寮」
は中村睦男総長が揮毫したものです。


19.予科記念碑(平成16.6.4設置)         

材質:石(かんらん岩)
 事務局前庭に設置
 明治40年に大学予科として発足し,昭和25年に新制大学の発足に伴い閉校した北海道大学予科を
記念して予科生と有志による予科記念碑建立期成会が建立し,寄贈されたものです。題字の「大志
を抱いて」は,有江幹男 第12代学長が揮毫したものです。