編集メモ

▼地元プロ野球球団の誕生とプレーオフ進出,全国高校野球選手権大会の制覇など,北海道の野球界にとって今年は,新しい時代の幕開けとなりました。海外では,アメリカメジャーリーグでの大記録達成を始め,日本人選手が世界のトップレベルで活躍する姿は勇気と感動を与えてくれました。

▼今から約90年前,三神吾朗という一人の青年が本場アメリカのプロ野球で活躍していました。大学在学中,野球の本場アメリカにあこがれた三神は,アメリカイリノイ州の大学に入学,野球部にも在籍し,華麗な守備力と人間性を認められ,キャプテンにもなっています。そこでの活躍が,独立プロ球団のオーナーに見いだされ,大学の夏休みの間だけ2年間プロでプレーしています。その堅実な守備で人気を集めたと言われています。
 三神は山梨県生まれ,甲府中(当時)で野球を始めましたが,その時に校長先生だったのが,札幌農学校第1期生の大島正健です。クラーク博士が伝えたフロンティア精神を代々受け継ぎ,彼の心を海外に向かわせたものと確信します。
 野球で成功した三神ですが,野球は大学で終え,アメリカの大学院を出て,就職後は得意の英語を生かして海外でも活躍しています。クラーク博士の教えは,野球のみならず,彼の生涯にまで伝わっていたと言えます。



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