編集メモ
 
▼前月号でお知らせした,「平成ポプラ並木」記念植樹が10月18日予定どおりに行われた。当日の模様は本号(1頁)に掲載されているが,現在のポプラ並木の植樹の詳細について市民からの問い合わせが頻繁にあることから,重複する部分もあるが,記録のために当日の新聞報道と併せて書き記しておきたい。
 
▼早朝からの強い風と小雪がちらつく中(12月初旬の気候と報道された。),開始予定の午後12時30分には,約500人の教職員,学生そして市民がサークル会館南側の植樹会場に集合した。(参加記念カードと軍手が配られた。)
 植樹に先立ち,堂垣内創基125周年記念事業後援会会長,丹保総長の挨拶,井上施設・環境委員会キャンパス環境専門委員会委員長の概要報告が行われた。引き続き,堂垣内会長,丹保総長,学生代表(経済学部4年諏訪みどりさん,工学研究科修士課程2年宮下将典さん,理学部2年横関政洋さん(125周年のロゴマーク考案者))の5人により,最初の一本が植樹された後,参加者全員で植樹が行われた。
 多くの市民の方に参加いただいたが,とりわけ,大学近くにある「幌北ゆりかご保育園」の園児24人が寒風の中,夢中で植樹する姿は,これから育つポプラと園児の姿が重なり,印象深い情景であった。
 
▼植栽されたポプラ(正式名セイヨウハコヤナギ,高さ4m,直径5p程度)は,現在のポプラ並木から平成9年2月に採取した枝を雪中に埋蔵保存し,5月に演習林の苗圃で挿し木育成(当時は60p程度,親木と同じ遺伝子を持っている。)されたもので,20年後は樹高20メートル程に生長し,平均して60年から70年生き続けるという。
 並木は幅16mで,延長約300mの中に6m間隔で南側に52本,北側に18本植えられ,北側の既存樹木が淘汰されしだい補植していくことにしている。
 現在のポプラは,昭和の戦時期を経て梢を伸ばすに至ったが,平成ポプラ並木には,歴史に翻弄される人々の姿を見ることなく,並木から手稲の山々を望める美しい風景となることを,願って止まない。