先輩達からのメッセージ
 越えられた壁
教育学部教育学科
 ・帯広南商業高等学校(北海道)卒業
 ・平成14年度AO 入試合格
  永 守 祐 子
 私は,「センター試験を受けずに北大に入学した」ということが引っ掛かり,自分に対して劣等感を抱いていました。しかし,毎週行われる専門ゼミに参加することでそれを乗り越えることができました。ゼミ(私は教育史比較教育学)では自分の興味のある主題について調べて発表し,先生方やゼミ生から質問や意見が出されます。それを踏まえてさらに調べていくことで自分なりの考えが明らかになったように思います。様々な刺激を受けることができる環境が教育学部には整っています。
 
 「自ら学ぶ」ということ
経済学部経営学科
 ・大谷高等学校(京都府)卒業
 ・平成14年度AO入試合格
  濱 田 恵 輔
 すすんで「学びたい」という気持ちがないと,大学生活の4年間は無意味に時間ばかりが過ぎていきます。しかし,「自ら学ぶ」積極的な努力をすれば,学問的にも人間的にも非常に多くを得ることができます。皆さんにとってAO入試は,「学びたい!」という前向きな気持ちを正しく評価してもらえる大きなチャンスだと思います。のびのびと夢を育める素晴らしい北大のキャンパスを目指して,ぜひこのチャンスをつかみ取ってください。
「指導教員からのひと言」
 濱田君は,陸上ホッケー(部長)と勉強とを両立させ,同期生や後輩からも慕われている文武両道のナイス・ガイです。経済学部で経営戦略を学んだ経験をいかして,卒業後は全日空に就職し,グローバルな業務に従事することになっています。
 
 高校生よ,大志を抱け!
大学院理学研究科  化学専攻修士課程
 ・札幌東高等学校(北海道)卒業
 ・平成13年度AO入試合格
 ・理学部化学科卒業
  伊 藤 慎 一 郎
 私は現在,有機化学を専門にしています。中でも触媒反応に用いられる配位子というものを対象に研究をしています。アルバイトや友人との旅行に明け暮れた学生生活から一転,忙しいけれどもやり甲斐のある研究生活を過ごしています。大学入学後はAO入試と一般受験の学生の間に差はありません。特に理学部化学科は化学を学ぶ意欲を人一倍持っている学生が求められています。是非,化学を愛し研究をしたい人はAO入試にチャレンジしてください。
「指導教員からのひと言」
 伊藤君は化学科の初代AO入試合格者として化学科を卒業し,現在,大学院の修士1年として研究を続けています。毎日忙しい生活の中,修士論文に向け研究に励んでいます。
 
 みなさんへ
大学院理学研究科  地球惑星科学専攻修士課程
 ・旭川東高等学校(北海道)卒業
 ・平成13年度AO入試合格
 ・理学部地球科学科卒業
  大 久 保 智
 AO入試は,紙面上の成績のみですべてが決まる入試ではなく,面接等を行うことによって,みなさんがどれほどの資質を持った人物であるかを重視した入試です。そして,この入試には筆記試験のような「こうすればよい」といったコツはありません。ですが,「自分」がどういう人間であるかを,「自分自身」でアピールすることが要求される特異な入試です。
 みなさん一人一人が持つ唯一の能力を,AO入試で,思う存分アピールしてください。
「指導教員からのひと言」
 大久保君は学部4年次から本研究室に所属し日々研究に励んでいます。彼は学部学生のときに学会発表をおこなうなど、研究に対する姿勢が非常に積極的で感心しています。またその明るい性格は研究室を明るくし、ムードメーカー的な存在として研究室になくてはならない存在です。
 
 大学院生の生活
大学院薬学研究科 創薬化学専攻修士課程
 ・銚子市立銚子高等学校(千葉県)卒業
 ・平成13年度AO入試合格
 ・薬学部総合薬学科卒業
  関 怜 子
 現在,ほぼ一日中研究室にいる生活をしています。論文を読み実験をする日々ですが,今改めて必要性を実感しているのは英語です。論文はたいてい英語で書かれていますし,時には「外国の先生の前で英語で発表する」という機会を与えられることもあります。研究はうまくいかないことの方が圧倒的に多いですが,その分,いい結果が出ると非常に嬉しいです。最先端の知識に触れられるこの環境は,素晴らしいものだと感じています。
「指導教員からのひと言」
 医薬品の合成に必要な化学反応において,重要な役割を担っているのが触媒です。関さんは,この働きを制御する配位子に関する研究を行っています。積極的かつ情熱を持って彼女は研究に取り組んでおり,このような研究に対する真摯な態度は後輩のよき手本となっています。
 
 材料工学科に入学して
大学院工学研究科 材料科学専攻修士課程
 ・札幌旭丘高等学校(北海道)卒業
 ・平成14年度AO入試合格
 ・工学部材料工学科卒業
  宗 形 彩 加
 私は今,鉄鋼材料の耐食性を向上させるために,それにAl合金めっきを施すという研究をしています。これらの実用化によって,材料の寿命を延ばし,新しく材料を作るためのエネルギーを減らすことができます。材料という観点から環境問題について考えていきたいと思っていた私にとって,今,とても興味を持って勉強し,充実した毎日を送っています。また,周囲の人たちとの交流は,私の価値観や考え方によい刺激を与えてくれ,地球にやさしい材料づくりに携わりたいという気持ちがいっそう強くなりました。
「指導教員からのひと言」
 AO入試で合格した宗形さんは材料の表面電気化学に興味をもって取り組んでいます。表面を創る『化学』から,表面を測る『物理』まで,幅広く知識を吸収して大きく育ってもらいたいと,期待しています。
 
 AO入試を受験して
農学部農業工学科
 ・春日丘高等学校(愛知県)卒業
 ・平成14年度AO入試合格
  手 嶋 真 澄
 私はAO入試を受験するかどうか決めるに際し,農業工学科では何を研究しているのかホームページなどでかなり調べました。そのことは,大学で学ぶことへの意欲や,自分が何に興味があり大学で何を学びたいかを高校生のときにしっかりと考えるきっかけとなりました。私は「自然に優しい持続可能な農業」に興味があり,その点を様々な角度から研究しているのが農業工学科であることが分かりましたので,迷うことなくAO入試を受験して合格することができ,有意義な大学生活を送ることが出来ました。
 
 私のAO入試とこれから
大学院水産科学院 海洋生物資源科学専攻修士課程
 ・滋賀県立安曇川高等学校卒業
 ・平成13年度AO入試合格
 ・水産学部水産海洋科学科卒業
  横 井 裕
 水圏環境,特に水圏の生物に興味があり,それらについて学ぶためにまず海洋を対象フィールドとする必要があると感じ水産学部を受験しました。入試では自然科学や水圏環境に対する関心の強さと,大学でより専門的に学びたいことをアピールしました。入学後,亜寒帯域の水圏環境,生物について学んだことで,海洋に限らず陸水域も含め水圏生物に対する興味がより強くなりました。将来は大学で得た知識・経験,また研究を通して身に着けた科学的思考を活かして,教員として生徒に自然の面白さ,大切さを伝えたいと考えています。
「指導教員からのひと言」
 横井君は現在,最新機器Optical Plankton Counter(光学プランクトン計測器)を駆使して北太平洋の動物プランクトンの群集構造とバイオマスを体サイズの面から解析を行っています。この研究は魚類の餌料環境を把握する上で極めて重要で,その成果を大いに期待しています。