「特色ある大学教育支援プログラム」は,個性輝く大学づくり,国際競争力の強化,教養教育の充実など,大学教育の改善に資する種々の取り組みのうち,特色ある優れたものを選定する文部科学省の取り組みです。北海道大学の教養教育は「進化するコア・カリキュラム」として,平成15年度に認定されました。 |
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主題別科目:最良の専門家による最良の非専門教育 |
| (1) 思索と言語 |
| 人生の基本的な概念である幸福,自由,正義,愛,真,善,美,信などとそれを表現する言葉に対する関心から生まれる哲学・倫理学・宗教学・言語学・論理学などの授業を通して,自己自身そして人間の理解を深めます。 |
| (2) 歴史の視座 |
| 歴史における偶然と必然をどう説明するか。人間あるいは人間集団の過去の行動(事績)を知り,それがなぜ生じたのか,因果関係を究明します。異文化を的確に理解することももう一つのねらいです。 |
| (3) 芸術と文学 |
| 芸術作品や文学作品のもつ「美しさ」をまず主観的に楽しむ。作品と作者の関係から作者の意図を探り,時には作者の潜在意識にも触れ,作者が意図しなかった意図を探し出す。作者の生まれた社会や文化にまで言及し,現実を写し出す鏡または批判する道具として作品を取り上げる。これらを通じて人としての感性,大学人にふさわしい分析能力,そして社会を観る目を養います。 |
| (4) 社会の認識 |
| 法学・政治学・経済学・教育学・人類学・社会学・社会心理学・地域科学等,社会科学の主要な理論,視座によりながら,複雑な現代社会を解きほぐしていきます。特定の学問分野・方法論を学ぶというより,人々の行為と社会のさまざまな諸問題を分析するためにどのようなアプローチが可能であるのか,諸学問の応用的側面を学びながら,それぞれの学問領域のエッセンスを理解します。 |
| (5) 科学・技術の世界 |
| 科学または技術,あるいはその両方の発達の過程と現状を概括的に取り扱います。これらと哲学・倫理あるいは歴史・経済との密接な関係を知ります。また,科学上あるいは技術上の特定の問題をとりあげて,それを深く分析し,今後の科学・技術の在り方を探ります。 |
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総合科目:生き生きとした学際的な学問の発展 |
| 特定のテーマのもとに複数の学問分野が融合するトピックスを扱い,現在めざましく進歩している生き生きとした学問研究の現状を把握します。 |
| (1) 環境と人間 |
| これからは,人間も地球の生物の一員であるという立場から,環境をモニターしながら人間の活動を制御する必要に迫られています。地球環境の保全,維持のための基本的な考え方,自然に関する知識,技術,法律,経済などを総合的に学びます。 |
| (2) 健康と社会 |
| 健康な人生と社会の形成に主体的に取り組むことができる「健康主体」の育成に必要な基礎的及び実践的知識の修得を目指します。 |
| (3) 人間と文化 |
| 人間の営みの総体であり,人間集団の生活様式全体を意味する文化を多様な学問的視点から分析し,かつ統合することによって,人間とは何かを問い直します。 |
| (4) 特別講義 |
| 総合的な主題にもとづいて,総長,副学長,学部長,北大OB,学外の学識経験者などが担当する特別企画授業です。「北海道大学の人と学問」「大学と社会」など。 |
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一般教育講習:大学での学び方を学び,コミュニケーション力を磨く |
| (1) 学生参加型授業(ゼミナール形式) |
| クラスあたりの受講者数を20人程度に限定し,大学での学び方を学ぶゼミナール式の授業です。学問を通して教員と学生,学生と学生が触れあうことが特徴です。意見交換,討論などの双方向的な授業によって,それぞれの関心,学修レベル,個性に応じた問題解決能力を育成し,自ら主体的に学ぶという大学にふさわしい学修態度への転換をはかります。 |
| (2) フィールド学習型授業(合宿形式) |
| 一般教育演習の特別編として,大学附属の研究林,牧場,練習船,火山観測所などを利用した合宿形式の演習も行われています。これは「自然に学べ」という札幌農学校以来の伝統が生かされています。21世紀の「開拓者精神」を理解し,グローバルな視点という「新しい国際性」を身につけるところでもあります。 |