CULTURE SQUARE


北大所蔵品探訪

やちだもの木立
有島武郎筆 1914年
農学研究科所蔵
キャンバス 油彩
33.0×24.0p

 白樺派の作家として著名な有島武郎(1878〜1923)が、洋画の分野でも活躍していたことは、あまり知られていないかもしれません。1907年、母校である札幌農学校に英語教師として赴任した有島は、北大美術部黒百合会に参加し、西欧や東京の最新の美術情報をもたらしました。揺籃期にあった北海道の美術界を指導した功績は非常に大きなものがあります。本作品は、額の裏に貼られた説明書きによれば、北15条西5丁目のあたりから西をのぞんだ風景ということです。現在は医学部付属病院があり、残念ながら当時の面影は残っていません。モネを思わせる印象派風のタッチは、当時の人々の目にとても新鮮なものに映ったことと思われます。
(田島達也/文学部助教授/日本美術史)


リテラ・ポプリおすすめの本

21世紀の北海道をひらく
今あらためて「自立」を考える

雪の文様
大場良次・小林甫・木村純編著
北大図書刊行会 1999年 1,800円

高橋喜平著
北大図書刊行会 1989年 2,472円
 20世紀も終わりに近づき、北海道を取り巻く状況は決して明るいとは言えません。本書では本学9名の研究者が、政治・経済・農業・漁業・情報・医療・先端産業・文学・教育の各分野から北海道の未来への提言を行っています。
 本書は1998年7月に実施された同題の第23回北海道大学公開講座をもとに執筆されました。講座には定員を上回る応募があり好評でしたので、今回はより多くの方々にお楽しみいただけるよう本になりました。(瀬名波)

 雪は、日本では月・花と並ぶ季節の風物として、歌に詠まれ絵に描かれてきました。しかし雪をかたどった文様が、いつどのようにして生まれ、広まっていったのかは、あまりよくわかっていません。雪輪と呼ばれる円の周囲がギザギザになった文様は、通説では雪の結晶を表しているとされていますが、本当でしょうか。これに答えるには、人は雪をどう見てきたのか、ということをたどる作業が必要です。長年雪の文化誌を研究してきた著者の答えは、本書でご確認下さい。(田島)




北大で売れている本 ベスト10
            北大生協・クラーク店調べ
'99.8月・9月編
文芸・
一般書 部門

1位『危機と克服
  −ローマ人の物語8 −』
      塩野七生 新潮社2800 円
    2位『北大の四季』
      高嶋英雄 北大図書刊行会 2000 円

      3位『分数ができない大学生』
        岡部・戸瀬 東洋経済新報社1600 円

        4位『あの金で何が買えたか』
          村上龍 絵はまのゆか 小学館1500 円

          5位『塩野七生「ローマ人の物語」の旅』
            新潮45 編集部 新潮社 2000 円

            6位『札幌・市電の走る街』
              トンボ出版 2800 円

            7位『日の丸・君が代の成り立ち』
              暉峻康隆 岩波ブックレット 440 円

          8位『スーパーマップル北海道道路地図』
            昭文社 3143 円

        9位『葉っぱのフレディ』
          バスカーリア 童話屋 1500 円

      10位『北大歴史散歩』
        岩沢健蔵 北大図書刊行会 1400 円


『分数のできない大学生』『葉っぱのフレディ』と硬軟両面、また塩野七生氏のローマ人の物語関連書も人気です。一方、北大、札幌市電、北海道関係書が4 種もランクイン。北大生の関心の高さを示しています。




●北大創基125周年記念関係のお知らせ

 北海道大学は21世紀の幕開けとなる2001年に創基125周年を迎えることとなりました。この節目の年を迎えるにあたり、次のような象徴となる意義ある記念事業を計画しています。
    1. 同窓生、教職員、学生、市民等が大学と交流を図る場としての記念施設「遠友学舎」の建設
    2. 教育研究等の充実を図るための「教育研究支援事業基金」の創設及び「国際交流事業基金(既設)」への支援
    3. 記念刊行物「北大百二十五年史」等の刊行
    4. 教育研究環境の整備・向上を図るための「構内の自然の創生」
    5. 総合博物館及び附属図書館における学内の歴史的資料の特別公開等
    6. 各種記念行事の開催
 この事業計画に対し、同窓生などのご賛同を得て「北海道大学創基125周年記念事業後援会」を組織していただき、その設立総会が去る9月10日に開催されました。会長には工学部同窓の堂垣内尚弘氏が選出されました。今後、5億円を目標とした募金活動を学内は本年12月から、学外は12年1月から順次行い、その募金をもとに記念事業を支援していただくことになります。
 つきましては、本学教職員はもとより、各同窓会をはじめとする学外の関係者、地域の方々にも記念事業の趣旨をご理解いただき、格段のお力添えを賜りますようお願いいたします。

    お問い合わせ先
    北海道大学創基125周年記念事業推進室(011-706-2056)
    「北海道大学ホームページ」にも掲載しております。(http://www.hokudai.ac.jp/)





ロゴマークが決まりました
 125周年のロゴマークを公募していましたが、最優秀賞となった横関政洋さん(理学部一年)のデザインが採用されました。




北大のエコーはがき発売
 創基125周年を記念して、エコーはがき(45円)が発売されます。第1弾「エンレイソウ」が11月1日に発売されました。来年1月17日には第2弾「第二農場」が出ます。道内限定5万枚です。道内の郵便局でお求めください。
 平成13年には、80円記念切手の発売を予定しています。



●大学院で学ぼうとする方へ 〜社会人特別選抜のお知らせ〜
下記の研究科では、社会人のための特別選抜を実施しています。
特別選抜実施研究科
(お問い合わせ先)
区  分
出 願 期 間
選抜実施日
文学研究科
(教務掛 011-706-3004)
修士
博士
12月6日〜12月15日
2月1日〜2月7日
2月7日
3月1日
教育学研究科
(教務掛 011-706-3494)
修士
博士
今年度は終了
1月28日〜2月4日
9月11日
2月21日
法学研究科
(学事掛 011-706-3124)
修士
修士(2次)
博士
今年度は終了
12月13日〜12月20日
12月13日〜12月20日
8月30日〜8月31日
2月1日〜2月2日
2月8日〜2月10日
経済学研究科
(教務掛 011-706-3163)
修士
修士(2次)
今年度は終了
1月7日〜1月13日
8月26日
2月1日〜2月2日
理学研究科
(教務掛 011-706-3265)
博士

博士(2次)
今年度は終了

12月20日〜12月27日
@8月19日〜8月20日
A9月6日〜9月8日
2月15日〜2月16日
工学研究科
(大学院担当 011-706-6121)
博士(10月入学)
博士(4月入学)
今年度は終了
1月5日〜1月11日
8月25日〜8月31日
2月21日〜2月24日
農学研究科
(教務掛 011-706-2422)
博士(10月入学)
博士(4月入学)
今年度は終了
1月17日〜1月21日
8月25日
2月9日
獣医学研究科
(教務掛 011-706-5175)
博士
博士(2次)
今年度は終了
1月6日〜1月13日
7月29日〜7月30日
2月3日〜2月4日
水産学研究科
(教務掛 0138-40-5506)
博士1月5日〜1月11日2月8日〜2月9日
地球環境科学研究科
(学術助成掛 011-706-2204)
修士
修士(10月入学)
修士(2次)
博士(10月入学)
博士
今年度は終了
今年度は終了
1月13日〜1月28日
今年度は終了
1月13日〜1月28日
9月1日〜9月2日
7月7日〜7月8日
2月29日〜3月1日
7月7日〜7月8日
2月29日

    *研究科(区分)により、資格予備審査を行うところがありますので、事前にお問い合わせ願います