総長室炉辺談話2002 |
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札幌農学校教員・新渡戸稲造博士と学生たちが,義務教育をおえることなく就業していた,あるいは中等教育を希望しながら就学が困難であった少年少女を「遠友夜学校」に迎えて,勉学にいそしんだことをご存じでしょうか。遠友夜学校は1894(明治27)年に発足し,1944(昭和19)年に閉校を余儀なくされるまで50年間存続しました。このような歴史を踏まえて「総長室炉辺談話」を催すこととしましたので,ご案内いたします。 この催しは,「遠友学舎」(次ページ≪キャンパスツアー≫で紹介)で,北大の総長・副学長・総長補佐らが,普段研究していることを,市民や高校生・学生のみなさんに聞いていただくものです。 日程と講師・テーマは下表のとおりです。 |
日 程 | 講 師 | 話 題 | 専 門 領 域 |
| 1月11日 |
中 村 睦 男 総 長 | 裁判による憲法の保障 | 憲法学 |
| 1月25日 |
逸 見 勝 亮 教育学研究科 | 皇后のビスケット | 学童疎開史,少年兵史 |
| 2月8日 |
徳 永 正 晴 ☆理学研究科 | 温度を下げるとなぜ無秩序状態は秩序化するか? ―相転移の統計力学― | 強誘電体の相転移 |
| 2月22日 |
平 井 卓 郎 農学研究科 | 釘やボルトを使って木材をつなぐ ―木材接合のメカニズム― | 木質構造学 |
| 3月8日 |
吉 田 重 光 歯学研究科 | リンパ管系 ―もう1つの循環系― | 口腔解剖学 |
| 3月22日 |
植 木 迪 子 文学研究科 | ことばとコミュニケーション | ドイツ語学 |
| 4月12日 |
常 本 照 樹 法学研究科 | アイヌ民族と憲法 | 憲法学 |
| 4月26日 |
中 山 恒 義 工学研究科 | 自然とフラクタル ―自己相似性の科学― | 物理学 |
| 5月10日 |
高 橋 保 触媒化学研究センター | ジャンケンポンの科学 | 有機化学 |
| 5月24日 |
小 島 廣 光 経済学研究科 | NPO法の立法過程 | 非営利組織論 |
| 6月7日 |
井 上 芳 郎 ☆医学研究科 | 解剖学と医学 ―昔と今― | 解剖学 |
| 6月21日 |
山 内 浩 平 水産科学研究科 | ウナギとサケの回遊 | 魚類の配偶子形成の分子機構 |
| 7日12日 |
松 田 彰 薬学研究科 | 抗がん薬はなぜ副作用がでるのか? ―新しい抗がん薬の開発に向けて― | 核酸化学,医薬化学 |
| 7月26日 |
橋 本 尚 江 言語文化部 | 多民族社会としてのイギリス ―異文化接触の十字路― | 現代イギリス文化論 |
| 8月9日 |
田 中 譲 工学研究科 | 知識の再編集,再流通を促進するメディア技術 ―ミームメディア― | 情報学 |
| 8月23日 |
藤 田 正 一 ☆獣医学研究科 | 野生動物の環境ホルモン汚染 | 毒性学 |