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41年前、寮歌「都ぞ弥生」の歌い上げる大自然に憧れ、北大に入学してきた。広い緑のキャンパス、牛の草はむ牧歌的な雰囲気、当時はまだ北大の一部に手付かずの自然が残され、周辺の土地とも境界がはっきりしない荒涼とした原野を思わせる場所もあった。これこそが北大の魅力であった。2001年、私の副学長の任期がスタートした直後に、創成科学研究棟、電子研、触媒研、次世代ポストゲノム研究棟等が北キャンパスに建築されることが一気に決まった。直ちに北キャンパスの利用計画を検討しなければならない。この素晴らしい緑を犠牲に新たな研究パークを構想するのであれば、それは、今の緑の農場以上に魅力ある、夢と希望を与えてくれる構想で無ければならない。以下はこのことを念頭に、2年間の私の副学長任期中に検討された、北キャンパス構想を中心とした産学官連携の整備を巡る一連の動きである。 |