形態機能学I(講義)
理学研究院・藤田 知道
| 【授業の目標】 | 地上には複雑な形態をした様々な真核多細胞生物が存在するが,どの生物も元を正せばすべて1個の受精卵に端を発している。1個の受精卵が正しく細胞増殖,細胞分化を繰り返し,胚発生段階をへてさらに,機能的に統合された1個体が形づくられていく。これら一連の過程について,最新の話題を取り上げながら,既に明らかになっている点,今後に残された課題点を分子,細胞レベルで学んでいく。真核多細胞生物のなかで植物を題材に取り上げ授業を進める。コケ植物から被子植物までの陸上植物間や後生動物との比較を通じて,多細胞生物の進化的側面や多様性についても学ぶ。 |
| 【到達目標】 | 授業でとりあげる各項目について,正確な知識,概念あるいは残された課題を理解する。 |
| 【授業計画】 | 1.植物のゲノム,エピジェネティクス; 2.植物のシグナル伝達 3.植物細胞骨格による細胞の形態,分裂の制御; 4.植物の胚発生 5.植物の分裂組織; 6.細胞極性; 7.不等分裂; 8.葉,側根形成 9.花器官の形成: 10.植物ホルモンと形態進化,多様性 |
| 【評価の基準と方法】 | 受講状況,レポートおよび試験の成績により,下記の点から総合的に評価する。1)基礎的知識を正確に理解しているかどうか。2)積極的に参加して問題意識を深めたかどうか,3)問題発見能力・問題解決能力を身につけたかどうか。評価は相対評価を取っており,秀・優・良・可の比率は,15%:30%:40%:15%程度を目安としている。 |
学生の自由意見