水族生理学1(講義)
水産科学研究院・都木 靖彰
| 【授業の目標】 | 1.鰓呼吸の様式と特徴を理解する。 2.浸透圧調節機構および適応過程を理解する。 3.窒素排出の生理を進化・適応の観点から考察する。 |
| 【到達目標】 | 1.鰓呼吸の様式を説明できる。 2.鰓呼吸と肺呼吸の利点・欠点を具体的に列挙できる。 3.生態との関連で,呼吸の生理の特徴を説明できる。 4.淡水,海水での浸透圧調節機構(水分平衡とイオン平衡機構)を説明できる。 5.広塩性硬骨魚類の浸透圧適応機構とそのホルモンによる制御を説明できる。 6.硬骨魚類の浸透圧調節機構と円口類,軟骨魚類の浸透圧調節機構の違いを列挙できる。 7.なぜ硬骨魚類はアンモニアを窒素代謝の最終産物として排出するかを説明できる。 |
| 【授業計画】 | 1. イントロダクション(1コマ) 2. 呼吸の生理(6コマ) 2-1 呼吸の本質と鰓の構造、換水機構,2-2 酸素運搬・二酸化炭素運搬のメカニズム 2-3 鰓呼吸と肺呼吸の比較,2-4 呼吸に影響をおよぼす要因,2-5 魚の生態と呼吸 3. 浸透圧調節の生理(5コマ) 3-1 浸透圧と細胞のイオン輸送,3-2 硬骨魚類の浸透圧調節機構 3-3 広塩性硬骨魚類の浸透圧調節,3-4 円口類、軟骨魚類の浸透圧調節 4. 窒素排出の生理(2コマ) 4-1 魚類の含窒素性排出物,4-2 各種含窒素性排出物の生成・代謝・排出部位 5. 予備(1コマ) |
| 【評価の基準と方法】 | 出席率により受験資格を絞り,定期試験により評価する。出席率70%に満たない者は受験資格をもたない。定期試験における成績が,90点以上:秀,80点以上:優,70点以上:良,60点以上:可。 |
学生の自由意見