文系部局

○ ドイツ語2 言語文化部・教授・吉田 徹也

1 授業の目的・内容

ドイツ語IIでは、当然のことながら第1学期での基礎づくりを踏まえて、「コミュニケーションのための手段」としてのドイツ語能力を「聞く・話す・読む・書く」の4技能の全体にわたって高めることを目指している。

第1学期において習得した基礎能力をいかに高めていくかが、担当教師のもっとも腐心するところであるが、ドイツ社会の様々な分野における実情を背景としてできる限り生きたドイツ語を身につけるために多くの努力を重ねた。

2 授業実施上の取り組み・工夫など

学生たちにたいするモチベーション喚起のために、今までの長い教師生活に収集した様々な資料を活用した。とりわけ映像資料は学生たちをたちどころにドイツやヨーロッパの世界に誘う効果が高かった。NHKを中心とした質の高い映像を授業の要所要所に挿入することによって、ドイツ語圏にたいする関心が目に見えて増幅していった。学生たちは受験時代にほとんどヨーロッパをはじめとする外国の政治・文化を具体的な形で学んでいないために、こうした方法での異文化への接近はきわめて効果的だった。また映像を具体的に授業のその都度のテーマに結びつけ、授業の展開に利用することで相乗効果が得られた。教師の側も、学生たちの反応によってどのようなテーマを中心的に取り上げるべきかがかなり的確に判断できた。

3 その他

やはり文系学部と理系学部とでは興味の持ち方が大きく違う。また同じ理系でも例えば生物系と工学系ではやはり反応が異なる。このためにドイツの科学技術に関するトピックスを授業に取り入れる場合にもその選択には細心の注意が必要である。同時に全学生に共通した文化的トピックスも存在し、それを基礎としてそのうえで細分化を図ることが肝要だと痛感する。


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