基礎有機化学1(講義)
薬学研究院・南川 典昭
| 【授業の目標】 | 有機化学は我々の生活と密接な関わりを持っています。まずヒトをはじめとする生命体は有機物質によって構成されています。また生体内で起こるほとんどすべての現象は有機物質によって引き起こされており、少なくとも自然科学的知見からいえば有機化学を知らずに生命を理解することは不可能です。本講義では「基礎有機化学II」と連動し、1)生命現象を有機化学的に理解する、2)さらに高度な有機化学の知識を理解するための第一歩として有機化学の基礎知識と概念を習得できるように解説します。 |
| 【到達目標】 | 有機化合物のなかで、アルカン、アルケン、アルキンならびに芳香族化合物の命名、化学的性質および代表的変換法について基礎的理解を得ることを目標とする。また有機化合物の不斉を含む立体化学についても理解できる。 |
| 【授業計画】 | 1)イントロダクション:有機化学を学習するにあたっての基礎知識の再確認 2)アルカンとシクロアルカン:アルカンの命名法を学習した後、アルカンとシクロアルカンの構造と性質について学習する。 3)アルケン・アルキン:アルケン・アルキン化合物の命名法、合成法ならびに付加反応とその反応機構について学習する。 4)芳香族化合物:ベンゼンを代表とした芳香族化合物の命名法、化学的性質ならびに求電子置換反応の配向性やその反応機構について学習する。 5)立体異性:鏡像異性体とキラリティー、立体配置表示法、シアステレオマー、メソ化合物、ラセミ体など有機化合物の立体化学を学習する。 |
| 【評価の基準と方法】 | 履修状況,授業への参加態度および試験の成績を総合的に評価する |
学生の自由意見