構造力学T(講義)
公共政策学連携研究部 蟹江俊仁
| 【授業の目標】 | 複雑な構造物の挙動評価も、基本構造の理解の上に成り立っていることを学び、力や変形の定量的な把握の重要性を理解する。これにより、土木工学を学ぶ上において必要な構造力学の基礎知識を習得し、力学的センスと計算・解析能力を身につける。 |
| 【到達目標】 | 確かな力学の基礎理論を身につけ,二次元の静定構造物に作用する反力、断面力等が評価できるようになること。 |
| 【授業計画】 | 1.構造力学の導入(2回)
一般力学から構造力学への移行を具体的に学ぶ。剛体の運動、ニュートンの運動法則、つりあいの力学、力に関する経験則、力のモーメントと偶力、力の合成と分解、構造物のはたらきについて考える。 2.静定構造物の支持と支点反力(3回) 構造系の支持の基本的な概念を理解し,構造物の支点条件に応じた支点反力が適切に求められるようにする。 3.静定ばりの断面力(4回) 基本的な構造であり、つりあい条件のみで解くことのできる静定ばりについて、その力学的な基本を理解した上で、仮想的な切断面に作用する力(断面力)の求め方を学ぶ。 4.はりの影響線(2回) はりの設計を念頭において、単位の荷重が載荷された時の位置と、その結果生じる反力や断面力の関係を、影響線に基づいて理解する。 5.断面の諸量(3回) 力によって生じるはりの変形とはりの断面形状の関係を結びつける断面諸量について学ぶ。断面1次、2次モーメント、図心、主軸などの概念を理解する。 6.技術者倫理とまとめ(1回) 学習した内容について整理しまとめるとともに、過去の建設事故等を通して、土木技術者の社会的役割について考える。 |
| 【評価の基準と方法】 | 出席率により受験資格を絞り、期末試験により評価する。出席率が70%を下回る者は受験資格を持たない。試験は、構造力学Iについての基本的な知識・理解をもっているかを基準に評価を行い、60点以上を合格とする。また、授業中に行う小テストの成績も、必要に応じて考慮する。
評価基準は以下の通り。 90点以上:秀,80点以上:優,70点以上:良,60点以上:可。 |
学生の自由意見