人間と文化:観光創造と文化デザイン(講義)
観光学高等研究センター 石森 秀三
| 【授業の目標】 | 21世紀型経済の花形分野である「観光」について、文化人類学、生活文化デザイン論、マーケティング、文化経済学など、超学的・領域越境的なアプローチを試み、その全体像を体系的に理解する。 |
| 【到達目標】 | 1.「観光創造」という新しい研究領域の全体像を把握する
2.「新しい観光」の全体理解には、領域越境型の新しい分析方法の理解が必要で、その基礎を学ぶ (新しい科学への挑戦) 3.クリティカルシンキング(論理的思考)やリーズニングスキルなど、アカデミックスキルの基本練習 (思考、推論、構想する力の養成) 4.文化科学としての「観光創造」を議論し、場所・空間・地域、文化などの基本概念を理解する (文化理解、文化構想の「奥」を探る) 5.具体的な「新しい観光」の事例研究を通じて、国際観光開発、観光マーケティング、地域プロデュースなど、アップ・ツゥー・デイトな実際を知る (理論ではなく、つねに「実学」を目ざす) 6.21世紀型経済の課題を発見し、そのイノベーションモデルとしての「観光」を理解する (学生諸君のキャリアデザインに向けて) |
| 【授業計画】 | 1.イントロダクション 北大における「観光創造」とは (第1回)
2.「観光創造」「生活文化デザイン」というキーコンセプトを理解する(第2回) 3.文化科学(超学的アプローチ)のためのアカデミックスキルの学習 (第3回) クリティカルシンキング、問題発見能力、リーズニングスキルなど(知的生産の方法を学習) 4.「観光創造」と「文化デザイン」 ― 理論と実際 (第5回〜第13回) 毎回、講義形式と議論のパートで構成し、現代の観光現象を様々な視座からか解明し、同時に関連する理論枠組みも学習する 5.論述テスト (第14回) 6.総括講義 (第15回) それまでの講義や議論を総括的に復習し、それぞれのキャリアデザインのおける「観光」の意味を再確認する。 |
| 【評価の基準と方法】 | 出席状況を含む学習態度(40%)、毎回の積極的な発言や議論への参加(20%)、論述テスト(40%)。これらの基準を総合して評価する。世界的にも「大学」での勉学は、教官と学生、あるいは学生同士の授業中の創造的対話が基本である。したがって、この授業では、毎回、発言や討論で、学生諸君が積極的に授業に参画すること(自己表現能力、対人コミュニケーション能力)が本講義を履修する前提条件である。 |
学生の自由意見