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大学文書館第1回企画展示 第3シーズン「台湾に渡った北大卒業生たち �V.産業化と農芸化学、そして台北帝国大学」

大学文書館第1回企画展示の第3シーズン
「台湾に渡った北大卒業生たち �V.産業化と農芸化学、そして台北帝国大学」を開催中

5月24日から、附属図書館4階 (北方資料室前のテラス)において,大学文書館第1回企画展示の第3シーズン「台湾に渡った北大卒業生たち �V.産業化と農芸化学、そして台北帝国大学」を開催しています。
 台湾における農業生産の増強と、農産物の商品化に農芸化学研究は大きな役割を果たしました。 生産面においては各農作物あるいは気候・地形に適合する土壌・肥料・農薬の改良・開発、商品化過程においては成分分析・醗酵・醸造・加工などの研究です。 札幌農学校教授から台湾総督府技師に転じた大島金太郎の存在は大きく、試験場・研究所から民間会社に至るまで、土壌・肥料・製糖・製茶・煙草・罐詰加工といった農芸化学分野の技術者は北大卒業生が占めました。
また、台湾総督府は1919年に農林専門学校(後に高等農林学校)、1928年に台北帝国大学を設置し、農業高等教育と農学研究に力を入れました。両校の開設に関わった大島金太郎は高等農林学校長・台北帝国大学理農学部長に就任し、多くの北大卒業生が両校の教員となりました。
特に、台北帝国大学理農学部では強固な北大閥を形成し、山根甚信(畜産学)、素木得一(昆虫学)、三宅捷(農芸化学)が学部長を歴任しました。。
 1945年の終戦に伴い、中華民国が台北帝国大学を接収しました。接収には北大に留学経験のある羅 宗洛が当たりました。
 戦後、多くの北大出身教員が帰国する中にあって、素木得一、磯永吉(作物学)、松本巍(植物病理学)は、戦後も国立台湾大学教授として教育・研究を続けました。

本企画展示を通じ、北海道大学と台湾の歴史的関係の多面性,その複雑さを読み取っていただければと思います。

    展 示 名 :  「台湾に渡った北大卒業生たち�V.産業化と農芸化学、
            そして台北帝国大学」
    期    間 :2011年5月24日(火) 〜 2011年6月10日(金)
            平日 9:00〜17:00 (無料)
    場    所 : 北海道大学附属図書館4階 北方資料室前のテラス
            (札幌市北区北8条西5丁目)
    主    催 : 北海道大学大学文書館


    展示チラシはこちら(PDF様式)


【お問い合わせ】
 北海道大学大学文書館
 TEL:011−706−2395
 E-mail:archives@general.hokudai.ac.jp
 URL:http://www.hokudai.ac.jp/bunsyo/

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