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パネル展示「台湾に渡った北大卒業生たち Ⅱ.生産・技術と植物学・農学」

附属図書館北図書館・大学文書館共催パネル展示

「台湾に渡った北大卒業生たち Ⅱ.生産・技術と植物学・農学」を開催

 

 5月1日(火)から、北図書館1階において、附属図書館北図書館・大学文書館共催パネル展示「台湾に渡った北大卒業生たち Ⅱ.生産・技術と植物学・農学」を開催しています。

この展示は、昨年、附属図書館本館4階において開催した同展示(資料陳列展示)を、初年次学生の皆様にもご覧いただけるよう、会場を北図書館1階に移動して、パネル展示として再構成したものです。今回は第Ⅱ期として「生産・技術と植物学・農学」をテーマに、台湾に渡った北大卒業生たちの人物と活動を紹介し、彼らの担った歴史的役割の多面性を考えます。

 1900年代に入ると,台湾総督府は,農事試験場・糖業試験場・園芸試験場・種畜場など農業振興に関わる調査・研究を行なう研究施設を設置し,それぞれの分野の技師に北大出身者を重用しました。例えば,甘蔗(サトウキビ)品種改良の金子昌太郎(札幌農学校第21期生),イネ品種改良の磯永吉(1911年東北帝国大学農科大学卒業),果樹栽培の芳賀鍬五郎(札幌農学校第20期生),畜産の長嶺林三郎(同第18期生)です。彼らは,北大で学んだ専門知識を活かし,それぞれの農産物に関する外国種移入や品種の交配・改良・開発などの研究・調査を進め,生産性の向上を図りました。

一方,生産性向上を阻害する農産物の虫害・病害対策として,台湾総督府は昆虫学や植物病理学を専門とする技手・技師を配置しました。昆虫学の石田昌人(1897年農芸伝習科卒業)・素木得一(札幌農学校第23期生)、植物病理学の川上瀧彌・(同第18期生)・三宅勉(同第21期生)らです。

国立台湾博物館の基礎を築いた川上瀧彌や,「蓬莱米」開発の磯永吉,台湾の国蝶「フトオアゲハ」を発見した素木得一は,現在も台湾の人々にその業績を高く評価されています。ただし,これらの業績も,日本の台湾植民地統治の文脈の中で行なわれたものです。本企画展示を通じ,北海道大学と台湾の歴史的関係の多面性,その複雑さを読み取っていただければと思います。

 

 展 示 名:  「台湾に渡った北大卒業生たち Ⅱ.生産・技術と植物学・農学」

 期   間: 2012年5月1日(火) ~ 2012年8月31日(金)

 場   所: 北海道大学附属図書館北図書館1階(札幌市北区北17条西8丁目)

 共   催: 北海道大学附属図書館・北海道大学大学文書館

 

   展示チラシはこちら(PDF様式) 

 

【お問い合わせ先】 

北海道大学附属図書館 北図書館
<住所>〒060-0817 札幌市北区北17条西8丁目
<電話>   011-706-5575
<メールアドレス>  kitasv@lib.hokudai.ac.jp
<URL>   http://www.lib.hokudai.ac.jp/

北海道大学大学文書館
<住所>〒060-0808 札幌市北区北8条西5丁目
<電話・ファックス>  011-706-2395
<メールアドレス>archives@general.hokudai.ac.jp
<URL>  http://www.hokudai.ac.jp/bunsyo/

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