北海道大学植物園

Top > 植物園について > 北大植物園の地形・気候

北大植物園の地形・気候

 北大植物園は、北海道日本海側の石狩湾から太平洋側の苫小牧まで広がる石狩低地帯の一角にある、豊平川の扇状地に位置しています。園内は、扇状地特有の緩やかな起伏に富んでいます。札幌中心部は開発が進み、平坦な地形となってしまっていますが、植物園はその面影を残しています。また、扇状地に存在していることから、大正の終わりごろまでは、各所にアイヌ語で"メム″と呼ばれる泉が湧き出ていて現在の湿生園から幽庭湖まで、水が流れる地味豊かな場所でした。現在は地下水をポンプアップして園内の川に流して、景観と水位を維持しています。

 水辺に集まる動物や、魚を求めて、古くからこの地域には人が住んでいて、園内には擦文文化期の竪穴住居跡を見ることができます。これらの遺跡は、明治時代札幌中心部に数百カ所も確認されていましたが、現在は北海道大学キャンパスや知事公館などにしか残されていません。この点からも植物園が「変わらないでいること」の意義を理解していただけるのではないかと思います。

 

 気候は、日本海型気候区に属しているために冬季に雪が多く、積雪が100センチを超えることもあります。気温は、最暖月で平均21.7度、最寒月で−4.6度、年平均気温は8.2度となっています。また年平均降水量は、1,130oになっています。

湧水が豊かだったころの湿生園

 

現在の幽庭湖

冬の植物園

Copyright© 2011- Botanic Garden Hokkaido University. All Rights Reserved.