シラカンバ(Betula platyphylla var. japonica)は、カバノキ科の落葉高木で、高さ25m、直径70cmぐらいになります。樹皮は白色で、横に長い皮目(樹皮の模様)がはっきりしており、薄くはがれるのが特徴です。この皮はよく燃えるので、たいまつや薪スト−ブの点火に使われました。雌雄同株ですが、別々の花序をつくり、5月ごろに花が咲きます。材は軟らかくパルプ材やフロ−リングに利用されます。
シラカンバを含むカンバ類は、典型的な「陽樹」で、特に若木の生長には日光が必要不可欠です。そのため山火事跡地や、天災によってできた荒れ地や裸地などの、日当りのよいところに種子が風で運ばれ、一斉に林を形成します。生長が早いかわりに、寿命は約80年と短命です。本州では中部以北の標高の高いところに分布しますが、北海道内では、至るところで見かける最もポピュラ−な樹種の1つとなっています。そのため、白い樹皮、新緑のさわやかさ、秋の黄葉は、すんなりとした女性的な樹形とあいまって、北国のイメ−ジアップに一役かっています。
北大キャンパス内のあちこちで見かけることができますが、図書館東側の斜面や低温科学研究所前、植物園南側などで、まとまった林として見ることができます。
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シラカンバ
(Betula platyphylla var. japonica)
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