森林圏ステーション
雨龍研究林

〒074-0741
北海道雨竜郡幌加内町字母子里
TEL:01653-8-2125
FAX:01653-3-7522
uryu@fsc.hokudai.ac.jp
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<目的・特色>
 雨龍研究林は、石狩川水系の一大支流である雨竜川沿い、豊かな水をたたえる朱鞠内湖を中心に東西30km、南北50kmの範囲で広がっています。この地域は日本を代表する寒冷地帯で、冬の気温は頻繁に-30℃以下まで低下します(最低気温は-41.2℃:1978年)。さらに雪の量も多く、毎年2m以上の積雪となります。(図-1)


図-1

 朱鞠内湖を囲む北部地域は新第三紀安山岩地帯で、天然の針広混交林が広がり、大陸を思わせるような景観を持っています(写真-1)。混交林で見られる樹木としては、アカエゾマツ、トドマツ、ミズナラ、カンバ類、ハルニレ、シナ、ヤチダモ等があり、特にミズナラの純林に近い林がいたるところに見られます(写真-2)。また、南部の雨竜川沿いは蛇紋岩地帯であり、アカエゾマツの純林となっています。


写真-1



写真-2

<研究・教育>
 現在、朱鞠内湖を中心とする広範囲な森林流域を使い、森林−耕地−湖の複合生態系の保全、あるいはさらに進んで北方自然景観の創造を目指し、長期モニタリングを中心に様々なフィールド研究を展開しています。それを具体的に示したのが「朱鞠内湖とその流域を中心とした環境変化と生物多様性の保全の長期総合研究」の概念図です(図-2)。周囲の写真は、フィールドでおこなわれている教育・研究の一部を紹介したものです。


図2
(拡大図 129KB 1309×923)