ヒメイカ佐藤のこれが国際学会だ! 〜CIAC2009レポート〜
文責:佐藤
あーーーーー。記事を書きたくないでござる。書きたくないでござる。書きたくないでござる。ワン!ワン!ワン!
あ、すみません。取り乱しました。ときどき起こる発作なんで気にしないでください。
今回はヒメイカ佐藤による学会報告です。
私は9月8日から11日、スペインはVigoで国際頭足類学会(Cephalopod International Advisory Council
略してCIAC)がありました。
頭足類ということで、発表はイカとタコとときどきオウムガイ。
頭足類の研究者は世界的にみてもあまり多くはありません。
そういうこともあり、参加者同士は非常にフレンドリーで和気藹々といった雰囲気の学会です。
開催はオリンピックとほぼ一緒で3年に一度というのも久しぶり感を演出し、そういう雰囲気に拍車をかけているのかもしれません。
さて、実は私、この学会は2回目の参加です。
前回オーストラリアはタスマニア島、ホバートで開かれた際に、私、ヒメイカ佐藤は国際学会デビューを果たしたのですが(過去記事)、
あの時は正直、力不足で、どうすれば良いかも分からず、ほとんど海外旅行みたいなものに終わってしまいました。
しかし、私もあれから成長しました。
国内の学会でも発表を行い、論文も2つ出しました。海外調査も経験し研究者のコミュニティーもちょっとは広がりました(前と比べて知ってる人が3人くらい増えた)。あと、体重も増えました。
というわけで、ある意味リベンジを誓っていたり、いなかったりしたわけです。
今回はオーラル発表(口頭発表)とポスター発表をそれぞれ一題行うという無駄な気合の入れよう。
これだけで非常に不安な感じがプンプンしますが、結果から言えばポスターはいまいちでしたが、オーラルはそれなりに良い反応があったかな。
ポスター発表の内容はメスの精子貯蔵器官:受精嚢の構造についてのもので、まぁ確かにそんなに面白い話ではなかったのですが、となりがすごい人気があったために人垣が私のポスターを隠すように出来るという中々の状況も影響したかな。
オーラル発表はメスが交接の後に口を伸ばしてオスから渡された精子塊を食べたり、捨てたりするというもの。
メスが精子塊を捨てる動画で、聴衆から笑い声が聞こえたのにはちょっとニヤリとしてしまった。
また、発表後に、イカの行動生態学の大家Hanlonさんから感想をもらえたことも嬉しかったです。
実は今回リベンジを決めるために、学会でこれだけはやってくるという目標を立ててました。
・タイのヒメイカ研究者Nabihitabhataさんと話をする。
・イカの行動生態学の大家Hanlonさんと話をする。
・学会中に質問を最低1回はする。
・フラメンコを見る。
Nabihitabhataさんとはコーヒーブレイクで話しました。なんとこの人見知りの佐藤が自ら声をかけました。お母さん僕は立派に成長しました。
また、Hanlonさんとは最後のレセプションで隣に座るという偶然もありましたが、あちらから声をかけてもらうことも出来ました。
発表内容はほとんど理解していませんが、質問も2回ほどしましたし
達成できなかったのはフラメンコだけですね。なんというか、いま思ったけどどうでもいいボケですね。なんでこんなこと書いたんだろう。
まあ、そんなわけで、一応はリベンジすることができました。発表内容はほとんど理解できなかったけど。
CIACはやっぱり資源屋さんがけっこう多くて、私の興味がある行動生態、特に繁殖生態についての発表はあまり無かったのですが、
それでもイカがどういう道筋で進化してきたかについての発表は中々面白かったです。発表内容はほとんど理解できなかったけど。
日本人の分類さんが言うには、やはり骨のような硬組織が無いイカは系統を把握するのが難しいとのこと。
ヒメイカがどんなイカから進化してきたか非常に興味がある僕としては
DNAでの系統分析の発表を注目して聞いてましたが、いま属しているダンゴイカ目では無いというところが確認された(数年前から言われている)くらいで、
やっぱりはっきりしたことは分からないとのことでした。
DNAでのアプローチも難しいとは、如何ともし難いといった感じでしょうか。イカだけに。
というわけで課題はやはり英語力。
今回はHanlonさんのコメントだけだったが、質問されたときにも華麗に答えたいし、
やっぱり発表だってちゃんと理解したいなーと思った次第でありんす。
だって、こういうレポート書かされることもあるんだから。
俺だって「あの研究がどう」とか「この研究がどう」とかかっこいいこといいたいんじゃよーー!
![]() スペイン最大の漁業の町、ビーゴ。っていっても 場所が分からないと思います。 簡単に言うとポルトガルのちょっと北。 |
![]() 学会会場前の通り ヨーロッパは町並みがいいよね。 でも、残念ながらメインストリートは道路工事中でした。 |
![]() オーラル発表会場 映画館のような作りで、 演者のみなさまには最高の緊張感をプレゼンツ。 |
![]() 中日にはエクスカーションがあり、シエス諸島という島に行きました。 さすがスペイン、トップレス率が脅威の2割(佐藤調べ) |