拝啓、山崎さん

五十嵐より

とうとうこの日がやってきてしまいました。

61日、今日は出港式。

我らが臼尻のオアシス山崎さんの船出です。

北大の誇る巨大調査船おしょろ丸での調査の旅。

その期間はなんと2ヶ月!

長い長すぎる…

グアムなんかにも行っちゃうらしい。

いいなぁ

グアム人。



さて、そんな大規模な航海ともなれば、見送りにもみなさん熱が入るんではないでしょうか?

集合場所の中央埠頭に行ってみると、予想通り人だかりが!

北洋研や応援団、関係者の方々が集まっています。



さて、ぼくたち臼尻組もただただ山崎さんに「いってらっしゃーい」

と言うためにここに来たわけではありません。

ぼくたちの本気を

いってらっしゃいの中のいってらっしゃいを

見せるために来たんです。



じゃそろそろやりますか。

同期のU氏と車の中に入る。

「変身!」

もぞもぞ。

うわ、きっついな!

あ、でも裏が起毛になってて着やすいかも。

そして



ウオレンジャー!!

ババーン!

そこにはウエットスーツを着た二人の勇者が!



見たか、ぼくたちの本気を。

はりきっているぼくたちを尻目に出港の儀式は進んでいきます。

それでも、こんなぼくたちを見て山崎さんは笑ってくれました。

スマイルオブ・ヤマザキ。もうそれだけで充分です。

儀式の間、ウエットスーツのフィット感が良すぎて締め付けがすごいのとやたら暑いのとでぼくは若干テンションが下がってきました。

さらに周りからひしひしと感じる冷ややかな視線もあってか、いろんなことがもうどうでもよくなってきました。

あ、山崎さんつなぎ似合ってんなぁ。それも今日で見納めですか。

明日からぼくはどこに心の癒しを求めればいいのやら。ああああ

でもさよならは言いません。また会えるって信じてるから!



そしていよいよ出港のとき。

船が動き出します。

船が遠ざかっていきます。

ああああ

飛び込んで追いかけたい…

と、そこへ

「あれ。お前ら飛び込むんじゃないの?」

というお声が。

おぉ、なんと良いタイミングで声をかけてくださる。これはもう人として飛び込まないわけにはいきません。思わぬ助け舟に後押しされ、飛び込みの体勢へ。

「スクリューに気をつけろよ」

え?

まあ、細かいことは気にせず

ダイブ!

右がU氏。いい跳躍見せてます。

芸術的

着水。山崎さん。今から追いかけます!

だめでした

ふぅ

「「いってらっしゃーい」」

外がいきなり暗くなっていることは気にしてはいけません。



なにはともあれ、今日から山崎さんのいない2ヶ月が始まるわけか。

山崎さんの机はぼくとU氏の間にあるんですが、山崎さんがいないとなれば、

ぼくが論文を読んでたりなんかするとU氏がそれはもうすごい勢いでぼくの邪魔をしに来ます。

あぁめんどくせえ



拝啓山崎さん

早く帰ってきて。




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