フレッシュマン実習 〜定置網見学〜

文責:堀田

学会から帰ってきたら臼尻はすっかり寒くなっていて、毎日くしゃみ鼻水が止まらず困っております堀田です。季節の変わり目、読者の皆様も体調にはお気をつけくださいませ。

さて、今年も今月半ばにフレッシュな大学1年生たちが臼尻にフィールドを感じに来てくれました。この実習は北大の1年生の選択授業のひとつで、おしょろ丸と臼尻実験所に1泊ずつできるお得な授業です。是非是非!他学部の学生さんたちにお勧めしたい堀田一押し授業であります。

この臼尻実験所では、定置網見学と定置網で取れた魚の種査定をやります。みなさん自分たちが普段スーパーで買っている魚が、どんな人たちによって、どんな風に捕まえられて、切り身になる前はどんな姿をしているか、ちゃんと知っていますか?毎年来てくれる1年生たちも、普段食卓に上るサケやブリが、見た目では分からない人が多いんです(そういう私も埼玉にいたときは全然分からなかったけど)。だからこの授業を取った人はきっとすごくラッキーだよ!というわけで、今年も迫力有る定置網見学の様子を中心にお伝えしたいと思いますー。

    


定置網漁は朝の4時から始まります。真っ暗で綺麗な星空の下を、二隻の漁船で沖に設置してある網に向かいます。二隻ではさむようにして、機械と漁師さんたちの手で網をたくしあげて行きます。漁師さんたちは真剣なお仕事なので私たちは邪魔者です。網にはサケ、ブリ、マグロといった大きな魚や、スルメイカ、イワシ類、サバ、アジ、カレイ類、フグ類など様々な魚がかかります。網上げしているうちに朝日が昇ってきます。


   

左の写真はサケの山。右はマンボウです。函館は暖流も流れ込んでくるので、こういった南方系の魚もかかります。マンボウのような悪くなりやすい魚は船上でざっくざっくと解体されます。マンボウって私まだ食べたことないんですが、函館のスーパーでは普通に売ってます。ぷるぷるしてそうだけど美味しいのかな・・・?カーソルを合わせるとマンボウのお肉と肝臓が・・・

   

こちらは可愛いお魚さんたちです。左はイシガキフグという普段臼尻付近では採れることのない種です。今年は例年より水温が高かったからでしょうか・・・おそらく北限初記録だそうです。右は臼尻定置ではおなじみですが、食用でないので捨てられちゃうエゾクサウオ。かわいい。かわいいですよね・・・?このような食用にならない種類や大きさの魚を頂いて、魚類査定実習に使わせていただきました。

今日の漁も無事終了!仕事を終えた漁師さんたちの背中はかっこいいですねぇ。私もこんなところで親の脛かじりしてないで早くお嫁に行きなさいと諭されてしまいました。ははは。

あっという間の一日だっただろうけど、実習生が少しでも海の生き物について興味をもってくれたら良いなぁと思います。大学でフィールド実習を取れる機会があったら是非履修してみることをお勧めします!きっと他ではできないような体験ができること、間違いなしです!!




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