「平成23年東北地方太平洋沖地震」
文責:宗原
去る3月11日午後2時46分に三陸沖で発生したマグニチュード9.0の巨大地震では、15mを越える津波などにより東北地方をはじめとして太平洋沿岸部で甚大な被害が発生しました。亡くなれた方々に哀悼の意を表するとともに、被災された方々には一刻も普段の日常生活に戻ることができますよう心よりお見舞い申し上げます。
地震発生とともに当実験所も大きな揺れを受け、発生後数時間した後に、隣接する臼尻漁港には2.5m近い津波が襲来しました。一部家屋で床上浸水がありましたが、人的被害はなく、実験所の設備も冠水した船巻き機が故障したのみで済みました。震源地からの距離が当地よりも遠い噴火湾奥の鹿部町、森町、八雲町が養殖施設などに数百億円の被害を被ったことを考えると、立地による「幸運」の一言に尽きます。当実験所は噴火湾の南側の入り口の小さな岬にあって、南から押し寄せてくる津波の単なる通過店であったために大きな被害を受けなかったのだと思います。
実験所の対岸の日高地方沖も地震の巣です。そこで起きる地震による津波は、ダイレクトで臼尻に向かってきます。いつ、巨大地震が起きるかわかりません。町が津波にのみ込まれていく映像を見ると、自然の脅威に対する人間の無力感を覚えてしまします。しかし、今回の災厄を臨海地区で過ごす私たちが自分たちの教訓として今後の災害対策に生かさなければ、犠牲になられた方々への追悼にならないと考えています。
大津波到達の直前の引き潮で出現した陸橋。(遠景は避難する漁船)
On EARTHQUAKE and TSUNAMI that happened at March 11.
We have encountered serious earthquake and tsunami at 14:46 March 11. However, our laboratory and staff are safe. Most regions from north Honshu near Hokkaido received serious damage. Fortunately, our laboratory built on stiff bedrock in a small headland escaped from these disasters. We thank many friends sending consolatory.
I condole with all victim and thank our luck.