調査研究報告23

文責:佐藤成祥に擬態した宗原

 

「みなさん,イカタコイカタコしてますか?俺は佐藤だよ。夏は佐藤の季節だぜ,イエーイ!!

「なに,汗っかきのデブは暑い夏が好きなはずはねえだろって」

「誰だ,俺のこともよく知りもしない奴が勝手なことを言いやがって」

「俺は,アイスがうまい夏が好きなんだ」

「そんなことはどうでもいんだよ。今回は『臼尻の頭足類相』をまとめた俺の論文の紹介だぜ」

「普段は忙しい俺だが,8月末までは調査船の上で,ちょっとばかり空き時間ができたんだ」

「それにしても船はイイねえ。どこがイイかってかい?」

「なんてった,調査船に乗るのには,飛行機と違ってeチケットがいらねえところだな」

「eチケット持たずにアメリカに行ってひどい目にあったのは,2年前だが,2か月前には,羽田→函館→羽田の往復切符を買うところ,反対の函館→羽田→函館を買っちまったのさ。」

「笑うしかないってかい?その通りだよ。ハッハッハハ」

「だけどね,船がなんぼイイったって,トイレがついてない小さな船はダメだね」

「えっ,それは,なんでなのかいってかい?」

「一回だけだけどよ。アイスを食いすぎたってわけじゃねんだけどよお。お腹を壊して,忍路臨海実験所のふなっぺり(船縁)からケツ出して,,やっちまったことがあるんだ。あの下には,ヒメイカがたくさんいたアマモ場だったのによ。」

「ヒメイカで思い出した。こんな馬鹿なことをコクるために書いてんじゃねえんだよ」

 

 

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北海道南部臼尻周辺に出現する頭足類

著者:佐藤成祥・宗原弘幸

ちりぼたん40(3-4)138-144(2010)

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臼尻実験所では,これまで魚類相,海藻相と言ったメジャーな生物群の出現種を記録した論文はありますが,マイナー生物たちの記録は10年前にここでワレカラの修理論文を書いた細野隆史が著した「細野隆史・宗原弘幸:臼尻沿岸に出現するワレカラ類.北大水産科学研究彙報,52:11-37.(2001)」があるだけです。そこでイカタコ研究したのも何かの縁,ということで当実験所前浜の頭足類相を佐藤成祥がまとめたのが上記の論文です。本ホームページの『月刊うすじり 大10号』の表紙を飾ったクラゲイカやマダコ属の未記載種と見られる1種を含む全部で22種が記録されました。

 論文は電子化されてませんので,ご入用の方は,佐藤成祥氏又はhm(at)fsc.hokudai.ac.jpにご連絡ください。






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