アドバンスドオープンウォーター講習日誌
文責:大島
現在私たちは研究のためタンクをかついで潜水調査を行っています。元々ダイビングに興味があり、配属前からCカードを取得してファンダイビングを行ってきたものや、研究に必要という大義名分を得て取得したものもいます。また各々が潜水士という海猿にでもなるのかというような資格を得、研究行為の一環として潜水を行っております。
潜水数が20、30…と増加していくにつれ、私たちは潜水の魅力にどんどん引き込まれていき、そして更なるスキルの修得とレベルアップを望むようになりました。
そこで日ごろよりお世話になっておりますGrant Scalpinの佐藤長明さん凡子さんご夫妻がいらっしゃった際に我々のランクアップ講習をお願いしました。
講習に必要なのは5本の潜水。佐藤さんご夫妻もお忙しい身であられるので可能なのは臼尻にいらっしゃる立て続けの開催となったスノーケリング教室の空き時間。その中で行われたアドバンスドオープンウォーター講習。その一本一本はとても有意義なものとなったのでした。
1本目 ピーク・パフォーマンス・ボイヤンシー
中性浮力をとる技術を向上させるアドバンス記念すべき一本目。必須項目の一。ウェイトを調節して流線型をとって…。これは今後ダイビングを行っていく上で本当に役立つ講習でした。中性浮力をうまく取れるようなコツを掴めたような気がします。
2本目 アンダーウォーター・ナビゲーション
水中でコンパスを用いた進路決定や位置の把握。フィンキックで自分がどれだけ進めるのか、自分の水中における速度の確認もできました。その中で得た最も大きな事は何かといえば、今までコンパスがあさっての方向を指し示していたと分かったことでしょうか。
3本目 サーチ&リカバリー・ダイブ
水中での探索に、探索物の回収、回収後の運搬について学びました。水中でのロープワークや探索の難しさやコツも得ていくことができたと思います。これからの調査に活かしていきたいです。
4本目 ディープ・ダイブ
必須項目の二。宗原先生御自ら駆られるなぎさ丸にて沖へ。ボートから直接のディープダイビングを行いました。エントリー前にはマンボウも跳ね、深場ということで冒険気分で潜行。水中での計算にて窒素の影響、光の減衰等深場での注意事項を学びました。
5本目 ダイバー・プロバプション・ビークル (DPV)
アイナメの産卵床へ行く時等臼尻で使用頻度の高い水中スクーター。今回を良い機会として正しい使い方、上手な使い方を教えていただきました。プロペラ大回転という高等技術も教わることができ、これからの活動に大きな利を得ました。
6本目! ナイト・ダイブ
講習生たっての希望で追加の一本として実現したナイトダイビング。宗原先生や拓三博士を含め総勢7名でのダイビング。もぅ。もぅ。もぅホントに感動に次ぐ感動。暗黒の世界における美しさと危険性、注意事項や安全確認などを教わりました。
合計6本と、とても多くの数ご指導いただきました佐藤ご夫妻に心より感謝申し上げます。
また講習を臼尻にてさせていただき、宗原先生に心より感謝申し上げます。
他にもまだまだアツモリウオの稚魚をみせていただいたり講習の合間に稚魚のいるポイントに案内していただいたり他にも数多くのことをしていただけました。
今回学んだことを駆使し、アドバンスドオープンウォーターダイバーとしてこれからも全力で潜水、研究してきます!