フレッシュマン実習

文責:山崎

臼尻実験所,夏,最後の実習がやっと終わり,平穏な日々が訪れました。慌ただしかった日々ともおさらばです。
最後の実習は,学部1年生(たまに2年生やそれ以上も)を対象とした“フレッシュマン実習”。フレッシュマンなだけあって,若い子ばっかりが集まります。TA側の人間としては,いつの間にか年をとってしまった自分に落胆する実習でもあります。

実習の内容を大まかに挙げると,

(1日目)
バスで札幌→室蘭
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室蘭からおしょろ丸に乗船
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2泊3日日の船内生活。夜はイカ釣り!&イカ解剖。
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(3日目)
朝函館入り。キャンパス内見学。
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お昼過ぎ臼尻到着。和田先生のベントス生物講義と観察実験。
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ベントス実験終了後,翌日の定置網見学抽選会(希望者が多かった場合)
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(4日目)
朝4時ごろ定置網見学。
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定置網で獲れた魚の査定。

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お昼前に臼尻出発。七飯実験所へ移動。
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札幌に帰る
                                        ※配布資料 海のフィールドに出ようT&Uより

とても濃密な4日間です。練習船に乗ってイカ釣りをしたり,定置網を見学したり,いつも食べている魚を種同定したり,普段ではほとんどの人が体験することのない内容ばかりです。
今回は定置網見学の様子をお伝えしようと思います。

 
朝4時15分集合。みんな眠そうでとても静かでした。1回目の実習ではなんと1人起きてきませんでした。

  右:先生撮影
定置網では2艘の船を使って出漁します。大型魚類(マンボウ,サケ,ブリ等)を揚げるための船(左)と,その他の漁獲物を水揚げする船(右)です。大型担当の先生は堀田先生と鈴木先生。みんな仲良く記念撮影。ほほえましい光景です。

   
定置網に到着すると,ロープをひっぱり,網を引き揚げます。引き上げにはドラムを使用しますが,その両脇では人力による引き揚げが行われます(左写真)。これを手伝うと全身筋肉痛になり,腰痛が悪化します。
網の引き揚げが終わると,巨大な手網を使って漁獲物を左の船に一気に水揚げします(写真他2枚)。2mくらいの大きなマンボウがいると,これより前に棒を使って,右側の大型魚用の船に水揚げします。

水揚げする定置網は1日に2つ,日によって4つ回ったりします。

 

1時間ほどで漁港に戻ってきます。今回はブリが漁獲物の大半を占めていました。

この後,朝ごはんを食べ,査定実習を1時間ほど行います。
やはり,魚とあまり触れあわない人が多く,普段食べている魚でも,丸ごと出されると分らないようです。昨年はサケを見てカツオ!との発言を頂きましたが,今年はサバをアジという人が多かったです。昨年よりはましかな?


 
漁の終わり。朝日を浴びて帰るのは清々しいですね。やみつきになりそうです。




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