研究紹介(兼 学生紹介) 文責:羽田野
もうすぐ3年生の研究室決めですね。
そこで今回は実験所にいる学生が一体どんな研究をしているのか(どんな人がいるのか)を、紹介したいと思います!
まずはチームアイナメ!
アイナメ科魚類(アイナメ・クジメ・スジアイナメ・雑種)の研究をしている学生は5人います。

入江(M1)
環境(水温・海況)がアイナメの産卵・排卵の誘発とどのように関わっているかを研究されています。10月以降は毎日のように潜ったり、釣りに行ったりして、とても忙しそうです。そんな中でもヤカン杯のため試合の日には函館に戻ってくれています。北洋研の試合が全て午後なのは、元高校球児の入江さんに出てもらうためという裏事情も・・・。
風間(M1)
スジアイナメの人為交雑から、雑種生殖の遺伝様式について研究されています。歴代の先輩方が研究されてきた雑種生殖ですが、複雑で上手く説明できないので詳しく聞きたい方は是非直接聞いてみてください。みんなで喋っているときに、ほぼどんなテーマの話でもついていけるほど話題が豊富です。
斎藤(M1)
アイナメのなわばり密度と、スニーキングの受けやすさ、繁殖成功率の関係を研究されています。本来なら他のアイナメ組同様この時期は忙しいはずでしたが、夏前に予定が狂ってしまいました。アイナメ調査に参加するべく、最近潜水士試験のリベンジに行かれたそうです。手ごたえはあったとのことですが結果は・・・!?
鈴木(M1)
アイナメ属雑種における雑種生殖様式を解明するため、染色体を染め分ける方法を研究されています。最近は入江さんのバディとして毎日一緒に潜っています。料理が得意で、定置でもらった魚や、釣り・籠で採集した魚を鮮やかにさばいてくれます。
清水(U4)
アイナメ科魚類精子の凍結保存技術を研究しています。先輩に似た研究をしている人がいないため、聞ける人がいなくて大変だとか。生きたクジメを捕まえるため釣りに行くうちに上達し、さらに頻繁に調子が悪くなる愛車にも対応できるようになるなど、臼尻に来て様々なスキルが身に付いたようです。
続いてはチームカジカ+α!
カジカとその他の仲間を研究している学生です。
李(D2)
オニカジカとコオリカジカの交尾の進化と、カジカ類が現在の分布に至るまでの進化について研究されています。遺伝子実験で困ったときに聞くと、とても丁寧に教えてくださいます。英語がペラペラですが、みんなが日本語で話しかけるので普段は日本語+簡単な英語です。実は船に乗ったり釣りに行ったりしてみたい、と言っていました。
山ア(M2)
同所的に存在するツマグロカジカとアイカジカの稚魚のうち、なぜツマグロカジカだけが深場へ移動するのかを研究されています。夏には毎月2回ソリネットで稚魚採集に行かれていました。山アさんが潜っている間、船上待機組は技官の宮島さんとヒトデで水切りをして遊んだり・・・。千切れたヒトデの足が上から落ちてくる光景はなかなかシュールだったそうです。
大島(M1)
チーム名の「カジカ」ではなく「α」の方で、遺伝子を用いた不明仔稚魚の同定を研究されています。卒業研究でも仔稚魚を対象にしていただけあり、小さく透明な仔稚魚をいとも簡単に発見してしまうのは流石!といった感じです。ペットの金魚は愛情を受けて日々大きくなり、餌をねだる様子には少し怖いほどの迫力があります。
大吉(U4)
キマダラヤセカジカの精子競争を調べるため、一つの卵塊にどれほど父親がいるのかを研究しています。産卵期のキマダラヤセカジカとヤセカジカを捕まえるため、臼尻に配属後早いうちから潜っていました。最近自分の車に「尻」マークをつけたのは、それほどまでに臼尻が好きという証でしょうか・・・?
羽田野(U4)
カジカの仲間のダンゴウオ科3種(コブフウセンウオ・ナメフウセンウオ・コンペイトウ)が実は一種ではないかをDNAで確かめる研究をしています。研究はおしょろ丸の阿部さんと共同で行っています。車がないため、誰かに乗せてもらう以外に車校の送迎バス・自転車・徒歩・・・とあらゆる手段で臼尻‐函館間を通学しています。
簡単な説明でしたが、研究室の雰囲気がなんとなーく伝わったでしょうか?
こうして見ると、対象種は主にアイナメ科・カジカ科ですが研究内容は様々です。遺伝子実験、野外観察、飼育実験・・・とやりたいことがあれば何でもできる気がします。
実はこんなことがやりたくて・・・という人は宗原先生に相談してみれば何とかなるかもしれません。
少しでも興味がある方は、ぜひ一度臼尻実験所まで見学に来てください!