みなさんこんにちは!大島です!
今日はこの度臼尻にてオープンされました
ダイビングサービス グラントスカルピン
に突撃潜入取材を行いたいと思います!
それではよろしくおねがいします!
突撃!グラントスカルピン!

文責:大島

よろしく〜
はい!
本日はグラントスカルピンの看板娘ムギちゃんに代打出演していただき、進行していきたいと思います
ムギちゃんよろしくお願いします!
はい。
ムギで〜す よろしく〜
ではまず、グラントスカルピンの簡単な説明からしたいと思います。
グラントスカルピンは
2000年宮城県でオープンし、ダイビングスポットとしてはまだ無名であった南三陸の海を広く世に知らしめました
そんなグラントスカルピンがこの度、臼尻でのオープンに至ったのです
南三陸の海はクチバシカジカや、ダンゴウオといった可愛らしい魚などが多くいて、
ダイビングをしたらとても面白い海だと思うのですが、
この「臼尻の海は人を集められる海」といえるのでしょうか?
日本は流氷からサンゴまであって、地域ごとに特有の魅力があるんだ
その中でこの海の魅力をきちんと伝えられれば人には集まってきてもらえるはず
それだけのポテンシャルが十分ある海だと思うよ
なるほど!
自分たちの見知っている海が、世に広く知れ渡り得るっていうのは本当にワクワクしてきますネ!
では、この海が人を惹きつける「魅力」っていうものは何でしょうか?
そうだねぇ。
季節的にみられる生き物も面白いものがたくさんいるんだけど、やっぱり1年中通して見られる生き物が主になるかな

海藻もたくさんあって、それを利用する生き物がここにはたくさんいる。
だから北の生き物の多様性
を知ってもらえるのも魅力だよね
そして親潮の本場としての面白さがあるよね
確かに、アカモクやコンブ、ワカメとかアオサ、カギノリ…とたくさんの海藻がすごい量で繁茂していて、僕の卒論の時も様々な仔稚魚がそれぞれの環境で出てきましたし
地味と思われている北の海にもよくみればたくさん生き物がいるんですもんね!
では、その中でコレが「イチオシ!」っていうのはありますか?
この海のスターフィッシュ(ヒトデじゃないよ)として考えうるのはダンゴウオかな
何種類かいるような感じがあるから、生活史も含めて調べていきたいね
後は北の海の代表としてのカジカ
かな
生活史が面白い種はそれが魅力となり得るから
なるほど!
ダンゴウオ可愛いですよね!メッチャみたいです!カジカも種類がたくさんいるんで、それぞれの面白い生態や生活史みてもらえると興味が深まってもらえる気がしますね!
ところで、お客さんが毎週のようにいらっしゃってますが、
「お客さんの反応」はどうなんですか?
この海は四季のはっきりしている海だから、ある季節をみただけで、それでこの海を全てみたとは言えないんだ。それに、年によって多い生き物の種類も変わってくる
だから、この季節を見たら、次の季節もみたい!今年はこうだったけど来年は?と思ってもらえるようなガイドをしているよ
その上でお客さんには次も来たい!続きを見たい!といってもらえてるかな
おお!それは良いですね!リピートしてもらえることで、臼尻や南茅部、函館が活気づいていくと良いですね!
そういえば、さっきのお話の中で、生態とか、生活史とか学術的なお話が出てきたんですが、そういった「学術的な知識をお客さんに伝えているんですか?」
それは伝えているよ。
例えば、ホテイウオの稚魚が海藻を隠れ家や、餌場を兼ねる成育場として使っていることなどを伝えると、お客さんは海藻も一緒に写真に写そうとするんだ。それがまた、お客さんの楽しみに繋がると思うしね。
そうして得た知識は、ここをホームとしている人にとっては旅先の海で、ここに旅としてやってきた人にとってはホームに帰ってから、ここでみたこと、聞いた事をそれぞれの海に当てはめることでより楽しみを増やすことに繋がると思うんだ

けど、そういった伝える知識は、論文として証明されていることが重要だと思う
お客さんに説明する時も、こうした裏付けがあるといえれば、説得力が増すからね
そして、このためには学者とこちらの持ちつ持たれつの関係が必須だと思っている
こっちが海の中から正確な情報をもってきて、それについて学者が学術的に研究するっていうね
そうすれば、こちらは正確な知識が得られるし、学者の方も研究の実績として利がある
できれば同等の立場でいたいかな
臼尻水産実験所とはそういった関係が得られていると思うよ
佐渡に行った時、確かにおっしゃることを感じました!一つを極めると全部楽しめるんですね!
僕もご助言や、仔稚魚の発見や採集にご協力いただいたり、お世話になっています
良い関係を本当にありがとうございます
では、ちょっと突っ込んだ事をお尋ねしたいのですが、
「お客さんって今結構来られてるんですか?」
そんなでもないよ〜
南三陸と同じ、親潮の海でも共通していないところが多くて、まだ分からないことが多いから、積極的に売り出しにはいけていないかな。
関東、関西のお客さんに来てもらおうと思ったら、飛行機で来てもらわなくちゃいけないわけだけど、その時に潜れないということは避けたいからね
だから、どんな天気図でどう海が荒れるのか、どんな生物が1年を通してどのようにみられるか分かるようになって、判断がつくようになったら、もっとお客さんに来てもらえると思うよ
なるほど
お客さんのことをまず考えて、その上で積極的に推せるようにということですね!
勉強になります!
勉強といえば、よく僕たちはお二人にインストラクターとしてご指導いただいているのですが、そうした「インストラクターとしての仕事」って多いんですか?
お店としてはそういったこともしているよ。
けれど、うちに来るのは自分の撮影機材を持っている人がほぼ100%だからね、完全に手とり足とりといった講習は多くないかな
それとは別で、水中での撮影方法とか器材の使用方法等細かな技術の指導はしたりしているよ
おぉ〜じゃあ僕たちは結構貴重な経験をさせていただいているのですね!
実験所の学生の多くもカメラの技術など多くの事を学ばせて頂いています
そういえば今こうしてお店でお話を伺ってるんですが、
「お客さんのいない時や、海の荒れて潜れない時は何をされているんですか?」
海に潜れるときはフィールドに出ているよ。フィールドを知っておかないとガイドできないからね
その中で自分が楽しいと思ったものはお客さんにも楽しく伝えられるしね楽しさは感染するからね
海が荒れてしまって潜れないときは原稿を書いたり、HPの編集、写真の整理などのデスクワークをしているかな
後は海がどうしてもクローズせざるを得ない時に観光をしてもらえるように函館にある観光地のリサーチをしているよ
じゅん菜沼でのワカサギ釣りは絶対しようと思ってるよ
ワカサギ良いですネ!
釣るのも食べるのも大好きです!
む!良く考えたら今はお仕事の合間にお話ししていただいてますが、大丈夫ですか?
今日に限らず、いろいろとお世話になっていますが、
「ご迷惑ではないですか?」
そんなことないよ
こちらからお願いすることもあるだろうし、そちらからおねがいされることもあるだろうしね
だから迷惑とかじゃないよ
実験所とはもうお隣さんなんだし、お隣さんに迷惑とかないでしょ?
ありがとうございます!
じゃあこれからもドンドンお邪魔…お邪魔にならないようにお邪魔します!
では、最後に
「月刊臼尻読者の皆様に一言」お願いします
実験所に来たらついでに遊びに来てね!
潜らなくても、遊びに来てね!
ありがとうございました!

本頁は筆者によるグラントスカルピン代表 佐藤長明氏へのインタビューより編集の上作成されています
佐藤ご夫妻ご協力ありがとうございました



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