陸奥湾調査(冬)

文責:鈴木


 こんにちは。ホームページの更新四苦八苦している管理人の鈴木です。
3月12日~15日に行った陸奥湾調査について記事にしました。
メンバーは、実験所から我らが宗原先生、山崎さん、鈴木、グラントスカルピン長明さん、なみさんの5人でした。

 今回の陸奥湾調査、私にとっては、初めてのことも多く、とても勉強になりました。
まず、発の遠征。初めて泊りこみの調査に同行です。
もともと、泊まり込みでどこかへ行くことが少なかったので、あれもいるんじゃないか、これもいるんじゃないか?おっと、荷物が増えすぎた・・・
などとやってるうちに夜の12時に・・・明日は早いから寝なければと思うも、テンションが上がって眠れない眠れない・・・
なぜかって?
心が少年だからです!

違います・・・

初めて、臼尻以外でダイビングするからです。

これが二つ目の『初』です。
そう、わたくし鈴木はライセンス習得から約100本、臼尻でしか潜ったことがありませんでした。
そんなこともあり、誘ってもらえたときは嬉しかったです。

そういうわけで、睡眠もほどほどに当日の朝を迎え、お弁当を買い、フェリーに乗っていざ本州へ。
3年ぶりに北海道からでました。
予定通りに大間に到着し、いきなり道を間違えながらも(すいません・・・)、車2台で宿泊場所である『シェルホール』へ。

シェルホールは川内町のビーチのそばにある施設でとてもきれいなところです。
クロダイのチビやナベカなどを見やすく展示、飼育していて可愛かったです。


そこの職員である、五十嵐さん、皆上さんに挨拶をし、お茶を御馳走になったら早速準備開始。

雪に足を取られながらもエントリーポイントへ行き、ついに、初臼尻以外でのダイビングです。
水温は臼尻と変わらない!つまり冷たい。
当たり前です。三月ですから・・・
そして生き物は・・・?

結構違う!とりあえずナマコがなんか違う。なんかこう・・・色とかつぶつぶ具合とかが違う。
魚は?


・・
・・・
いない?あれ?
まぁ、三月ですから!なかなか見つけるのが難しい時期だと思います。
見つけたら捕まえるよう言われていましたが・・・結局0・・・
隠れているカニだけ見つけました。
こんなもんかなぁと思いあがってくると・・・
!!!
なぜかみなさん魚の話をしてらっしゃる!
そうです。見つけていなかったのは私だけです。みなさん、カジカやギンポを捕まえています。
正直焦りましたが、この日は種同定をして終了。

夜になり、買い出しをし、飲み会開始。
明日も早いからということで12時でお開き。次の日に備えます。

二日目。やや風があるものの潜るには問題なし。
午前のダイビングでようやく魚とご対面。しかしながら浮遊稚魚である。でも魚には違いない。
そして、この日の午後、三つ目の「初」である、ナイトダイブに挑戦。

・・
・・・
まーっくら!!!
ライトが無いと何も、ホントに何も見えません。
しかし、ライトを当てたところを集中して観察する+餌生物がライトによってくる+教えてもらう=魚が見える!
となり、ようやく成魚が見れました。
 サラサカジカ  トラパニアトットイ

魚が見えるようになり、嬉し買ったのもつかの間、本命のお仕事であるサンプリングをおこなわなければ。
そう思い、網を構えるも、

!!??

一瞬でライトの外へと姿を消していきました。
なので、次なる獲物を、探し見つけましたよフサカジカ。
写真は有りません。見失いたくなかったからです。
何度か逃亡を図るも、ライトで追い続けようやくキャッチ!
しかしここで問題が、右手に網、左手にライト・・・
さぁ・・・どうしましょう?

そこでなみさん登場!手伝っていただき、何とか袋へ。ありがとうございます。
このほかにも、二匹捕まえナイト終了。
寒いし暗いしで、終始緊張していましたが、何事もなく終えることができました。

そして、この日の夜に問題発生。
それは、買い出しを終えて飲み会が始まった直後、

あれ?これノンアルコールじゃないか!!

先生の一声に、買い出しで買ったドリンク類を確認してみると、ほぼノンアルコールカクテル。

だまされた・・・と落胆する先生。
どうやら、全員疲れていて、ゼロカロリーとゼロアルコールを見間違えたようだ。

最終的にはウイスキーを足して消費しました。

三日目は、二日目に発見した、「ホヤの中の卵」を探しに行きました。
このホヤが意外ともろく、採集しようとしても崩れて中身が出てしまう。
なかなか苦労しました。
結構な数のホヤを集め、一つ一つ中身を確認すると、孵化直前ないしは孵化した稚魚が出てきました。
それを固定する傍ら、またしても先生の一声、

食べれるかなぁ?

食べました。先生に引き続き全員食べました。
結論は、えぐい、酸っぱい、苦いつまり食べれないということです。
びっくりする味がしました。例えようのない味というか・・・

それはさておき、ホヤの中にいた卵たち、私が先日捕まえた稚魚とどうやら同じようだとのこと。
かなりの数の稚魚がいたが、ひとつのホヤの中にある卵はそんなに多くはなかったので、多くのホヤの中にあるのではないだろうか?
と言いながら、固定し、計5本のダイビングが終了しました。

その後、温泉にはいり、晩ご飯を食べ、飲み会用の飲み物を間違いなく買い、飲み会。
最終日を終えました。

そして、帰る日の午前7時。私の電話が鳴り響き、出てみると。

本日の大間~函館便は欠航となりました。

???え?

一度電話を切り、起きてきた人にその旨を伝え、再度電話。
青森~函館間で帰ることになりました。

なので、青森まで車で行き、途中、ナマコアイスなるものを見つけるも売っていなく残念・・・
青森からフェリーに乗り、3時間40分。懐かしの函館につきました。予定より2時間遅れの帰宅となりました。


 今回の調査は、3泊4日という短いものでしたが、とても貴重な体験になったと思います。
要領の悪さや、迷惑をかけた点などがあると思います。すいません。
しかし、臼尻以外の海はどんなものなのかや、新しい人との出会いなど新鮮で充実した4日間だったと思います。
今回の調査に関わったみなさん。ありがとうございます。

鈴木


表紙に戻る