陸奥湾調査(春)
文責:鈴木・富樫
ドーン!
というわけで、函館では桜が満開の5月11日から5月15日の間、再び陸奥湾調査に行ってきました。
今回は、長明さん、なみさんとは予定が合わなかったため、先生と学生4人の調査になりました。
調査地は、いつものマリンビーチのほかに、芦崎の干潟、大畑の三か所で行っています。
ちなみに陸部隊(1人)なるものがあり、そちらの報告は後ほど。
①マリンビーチ(5/11、5/12、5/13×2(一本ナイト))
マリンビーチのいつもの地点。
三月とは違い、なかなかに濁っていて波打ち際はなーんにも見えません。
ある程度泳ぐと次第に透明度も良くなり、底で何かが動く影が見え始めました。
何だろうと思い潜ってみると、着底と同時におびただしい数のカレイ稚魚が逃げて行きました。
テトラの裏や藻場に目を移して見ると、カジカやギンポの稚魚が隠れています。。
3月に比べ、水中生物の動きがかなり活発になっています。
クジメや、クロガシラガレイ、タケノコメバル(ナイト)などの成魚も現れ、だいぶにぎわいを取り戻して来ている感じがします。
そして何より、水中があったかいです。
タケノコメバル
②芦崎干潟調査(5/12)
自衛隊の基地内である為、普段は入ることができませんが、年に4回(だったかな?)だけ、調査で入ることができるそうです。
とても大きな干潟で、海に鎌状にせり出した地形をしており、鎌の切る部分が干潟になります。(この表現でわかりますか?)。
干潟なので、ひざ下程しか水がありません。
そこを、ドライスーツを着てぷかぷか浮きながら、魚を集めます。
こんな感じです。
基本的にいる魚は、カジカ類の稚魚やギンポの稚魚で、砂を掘ればアサリなんかも出てきました。
カジカ稚魚。
また、鎌の刀身の部分(?)にわき水でできた池があり、そこにメダカがいます。
③大畑(5/14)
大畑は、川内から一時間ほどのところにある太平洋側の場所です。
水も綺麗でいい場所でした。
ただ、行った日がたまたまそうだったのか、何なのか、やたらとうねりが強かったです。
ダイビングポイントは、大きな一枚岩がある場所で、その岩を注意して見ると、カジカの稚魚がいるわいるわの大賑わい。
穴をのぞけば各種ギンポが顔をのぞかせ、アイナメやカレイがうようよ(は言い過ぎかも)、います。
魚の層はかなり厚い場所だなと思いました。
岸から若干遠いので、ワームとかでは釣れないかなと・・・
岸に近いの場所にはアカモクが繁茂しており、そこにはアナハゼがかなりの数ついています。
わずかですが、ワカメもあり、メカブには臼尻でおなじみのゴッコちゃんがいました。
先生はボラの大群も見たそうな。(水中が暗くなるほどの大群だったらしい。みたかった・・・。)
探したらこいつもやっぱりいました。
たこー!!たこ・・・たこ・・・
ヤリイカの卵だと思ったんですけどどうでしょう?
ただ、また書きますが、うねりが強くて魚が捕まえにくい・・・。
何匹逃がしたことやら・・・
そんな中、後輩君一名が、何とアイナメとカレイを持っているではないか。
よく捕まえたなと思います。
以上が、水中部隊の報告です。
続きまして陸部隊の富樫です 。
陸部隊の主な仕事は、みんなが潜水している間に機材を洗うための水や、体を洗うための温かいお湯を用意しておくことです。
時にはどうしてもカレーが食べたいという無茶振りにも応えました。
しかし!この数々の雑務をこなすためだけにわざわざ船酔いに苦しみながら陸奥湾まで行ったわけではありません。
富樫の真の目的…それは北海道にはいないベッコウゾイを釣ることだったのです!
そしてベッコウゾイを釣るべくロッドを振り続けること2日、まさかの釣果なし!!
3日目にして釣りをする気力も失せ、潜れないにも関わらず付いてきたこと後悔しました。
さらには仮にもサンプリングという名目で釣りをしているにも関わらず、何の成果も出せない自分が情けなくなってきました。
それでも竿を振り続けていると コンッ と竿先に違和感がありました。
すかさずにフッキングすると ゴンゴンゴン! という強烈な引きが!!
思わず「キターッ」と叫びながらランディングすると34㎝の立派なベッコウゾイでした!
この調査の間に先輩方からDNAサンプルの取り方を教わったり、先生方から貴重なお話を聞くこともできました(ちゃんと勉強もしてるんです!)。
次はライセンスと竿を持ってリベンジですね。サンキュー陸奥!
十分に伝わらないところも多いですが、今回の陸奥調査はこのような感じです。
最後にお世話になったシェルホールの五十嵐さん、どうもありがとうございます。