日本放送協会からの依頼~温泉掘ってみない?~

                                                    文責:入江

真剣にくだらないことをやる

そういったことが大好きであるが、修士2年の自分にとって、もうそんなことを実行する機会はほとんど訪れないものである

そんな24歳の夏

過去に佐藤長明さんの取材で臼尻へ訪れていた日本放送協会(NHK)の佐藤寿康さんが再び実験所に訪れて、僕等に言った一言が

佐藤さん「温泉、掘ってみない?」

入江「やります。」

即答した自分がそこにはいた。

ということで、その場にいた入江、大吉、三宅の3人でNHKデビューが決定した

この企画を簡単に言うと

南茅部町で、昭和の終わり頃まで営業していたが、現在は廃業している磯谷温泉

源泉は現在も存在しており、秘湯マニアが現在も訪れている

その地で現役大学生が自らの手で温泉を作成する

というもの。実にくだらなくて楽しそうである

「話し合いの場から撮影していきたい」ということで後日から撮影開始

この時、3人はかなり緊張していて普段のゼミとかとはかなり違っていた

話し合いの結果、5日後に行くことが決定。温泉は源泉の近くを堀り、ビニールシートを使用して作成することになった

しかし、ここで問題発生。三宅が当日に用事ができた。

そのため補充要員を呼ぶことに

入江と大吉が求めた人物象それは、

「共通の知り合いでバカなやつ」

そこで呼び出されたのが宮下研の修士1年白曼大翔だった。

電話したら即答でOK

やはり、読み通りバカである。(いい意味で)

そして当日

車で現場へむかう一同。

NHKの方々は「なにも教えない。」と言っていて、ほんとになにも教えてくれなく

カーナビと勘だけで車を走らせ、なんとか目的地に到着

穴掘り作業開始である

しかし、開始5分で問題発生

 

地面が硬くて掘れない・・・

ここで考えた結果、埋め立てて作成することに

しかし、真夏の土木作業は大変である

 

3+NHK2人は後半、かなりへばっていた

それでも3人は暑さとアブに闘いながら1時間ほどの作業でなんとか浴槽を完成させた

ここで新たな問題が発生

お湯をどうやって浴槽までもっていくのか?

浴槽と源泉の位置関係など特に考えずに作成してきた一同

自分はなにも思いつかなかったが、後輩2人組が過去に訪れた人が残していったパイプを繋げていくことを提案してきた

 

ほんとに頭良すぎである(笑)

こうして、僕等の温泉は完成!

しかし、いざ入浴とはいかなかった・・・

そう、熱過ぎて入れないのだ。(源泉温度は60℃らしい)

冷やす手段を考えていなかった僕等は自然に冷えるのを待つしかなかった・・・

この間に、温泉卵というものを作成

30分ほどでできるらしいので、待った後に試食

そこには、ただの暖かい生卵が作成されていた

ほんとにぐだぐだである。

そして生卵を食した後に重大なミスに気が付いた

3人とも飲料を持ってきていなかったのである

暑さと生卵によって喉の渇きは最高潮である。

ほんとに死を覚悟したとき

佐藤さん「これ飲んでいいよ。」

神がそこにはいた。

これがなかったらNHKでは学生3人の脱水症状による死亡ニュースが報道されていたかもしれない(笑)

こうして待つこと1時間。ようやく入浴できた。

自分にとっては学生最後の夏。

今回のことはほんとにいい思い出になったと感じる。

残り半年、大変忙しいとは思うが、機会があればまたバカなことをしたいと思う。




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