卒論発表・修論発表報告
集大成というスタートライン
軌跡
4年生とM2に正月はない。毎年1月2日に先生のご自宅に招待して頂いて新年会を行うが、一説には実家に帰ることが出来ない彼らを慰める意味もこめられていると言う。それもそのはず、暗黙の了解で修論の初稿提出期限は12月31日、となっているが、うん、それはちょっとムリ。ちなみに私は年が明けて12日ぐらいに提出したと思う(これは極めて遅い部類に入る。皆さん真似しないで頂きたい)。1年しか研究期間がない4年生にとっては、この時期まだデータが出揃っていない事が多い。切片を切っていたら年が明けた、というような話は数え切れない。そして初稿というのはたいていの場合、単なるたたき台にしか過ぎない。大幅に路線変更をすることになる。修論は直接の指導教官の他に2人の先生に見てもらうことになっている。早くその先生方にも原稿をお渡ししなければならない。たくさんのコメントがついて原稿が戻ってくる。提出まで、あと○日・・・。
昼の12時まで、という提出期限に、滑り込みセーフで提出したと思ったら、待っているのは今度は口頭発表だ。今年は提出から発表までの期間が4日しかなく、まさに息つく間も無い、といった感じ。佐藤君はそれに加えて、タスマニア島で開催される国際頭足類学会でも発表することになっていた。しかも修論発表の日に日本を出発というハードスケジュール。さらに彼にはもうひとつ大きな仕事があった。「あー、ホームページも更新しなければ・・・」。
重圧の行き付く先
密閉容器に空気をどんどん入れてゆけばいつかは爆発する。人間は本能的に重圧を開放する穴を持っているようだ。臼尻の外食事情は極めて劣悪で、手間をかけてご飯を作る余裕が無い私たちに、「たまにはおいしいものを食べて」という逃げ道は用意されていない。特に夜中はなすすべがない。そんな我々に救世主が。昨年4月、近くにコンビニエンスストアーがオープンしたのだ。夜中、誰からともなく「ねぇ、ロー○ン行こーよぅ」と言う話がもちあがる。佐藤君はどういうわけかこの頃、尋常ではなくジャンケンが弱く、みんなによくデザートをご馳走してくれていた。夜中のコンビニが、彼にはかえって重圧になっていたと言う噂もある。あまりに毎晩同じ面子で通いつづけていたので、店長さんが時々おでんをご馳走してくれたりした。談話室で狂ったように「うめぇー」「うめぇー」と叫んでいたのを思い出す。
・・・そうか、彼にのしかかっていた重圧は、こうして開放されたのか。あぁ、良かった。
伝えたいこと > 伝わること

田中君による卒論発表の様子
(観客からの質問にも堂々と答えられていた。立派、立派!)
北洋研でも卒論発表の後、お疲れ様会をやった
(桜井先生じきじきにお好み焼きを焼いてくれた。うーん、おいしかったなぁ。ちなみに手前の2人も卒論発表を終えたばかりの4年生。 左:田原くん 右:遊三君 )