撮影:安房田(08年8月)


脊索動物門 脊椎動物亜門 条鰭綱 カサゴ目 ケムシカジカ科
イソバテング(幼魚) Blepsias cirrhosus


臼尻出現頻度:春○ 夏○ 秋○ 冬×


生態・概要
作業をしているとガラモ場からひょっこり顔出すことがあります。まだまだ小さいですがこのサイズになると、ほとんど親の形態と変わりありません。イソバテングやケムシカジカは、成長する過程で表皮がはげおちるため、まるでヘビやカニみたいに脱皮して成長しているようにみえます。この個体は手のひらに乗せても逃げないかわいい奴でした。




撮影:坂井(09年4月)


イソバテングの卵です。卵径は約3mm。カイメンに産み落とされてから孵化するまで約250日間と魚類の中でも長い部類に入ります。




撮影:坂井(09年4月)


こちらは孵化直後の仔魚で体長は約10.5mm。一般的に浮遊仔魚は無色透明なのですが、イソバテングは産まれた時からメラニン色素がかなり発達していて、全身こげ茶色です。かなり成長して産まれてくるため、遊泳力も高く、すぐに餌を食べ始めました。

野外では、ホンダワラ類の葉を引っ張ると、仔魚やもう少し成長した稚魚が飛び出してきます。ホンダワラはイソバテングのゆりかごなのでしょう。

撮影:山崎(12年6月)



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