カサゴ目 カジカ科
ラウスカジカIcelus sekii Tsuruoka et al., 2006

(撮影:阿部, 051月)

 
知床は羅臼で始めて発見されたことからこの名がつきました。
学名は発見者(関さん)の名にちなんでいます。
臼尻にも生息していることを確認しています。
写真は雄。雄の第一背鰭には独特のヒラヒラ(フラップ)が伸びます。



(撮影:阿部,0411月)
水槽で飼育中の雄。
第一背鰭のフラップは繁殖期に向けぐんぐん伸びていきます。
尻鰭も赤?赤紫色の卵模様で彩られます。



(撮影:阿部,051月)
こちらは雌。
お腹が大きく、産卵期が近づいていることを教えてくれます。



(撮影:阿部,051月)
水槽内での求愛行動。
雄は全身の鰭をめいっぱい広げて身体を震わせ、雌の産卵を促します。
卵はアミコケムシに産みつけられ、雄がふ化まで世話をします。


雌はもう産卵しそうです。


産卵直後の交尾行動。オレンジ色の卵塊がアミコケムシの隙間からのぞいています。
本種の雄はペニスを持ち、ニジカジカ同様、産卵後に交尾が行なわれます。
しかし、同所的に生息するコオリカジカ属の1種Icelus sp. は交尾を行ないません。
姿形がよく似て、同様の場所で同時期に繁殖する近縁種2種は
どのようにして対照的な繁殖行動を進化させたのでしょうか?。
(調査中)


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