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《元素分析 もくじ》
◆分析の概要
◆使用機器
◆申込方法
◆注意事項
◆CHN同時定量法
◆ハロゲン・イオウの定量 |

当センターで使用している、CHN同時分析装置 ( Yanaco)CHN corderMT-6及び(ジェイ・サイエンス)MICRO CORDER JM10では気体の熱伝導度を利用した、差動熱伝導度法により、C,H,Nを検出しています。
精秤した試料を、キャリヤーガス(He)と酸素ガスの中900度 -1000度 C(電気炉)にて、加熱分解し、水,二酸化炭素,窒素とし内容量150mlの混合管に集めて静置します。この混合成分濃度は、試料中のH,C,Nに正確に対応しています。
検出器は、3対の熱伝導度セルからなっていて、検出成分を順次吸収除去していきます。
それぞれのセルのガス成分は、次のようになります。
| 第一対 |
入口側 |
He+H2O+CO2+N2 |
H2O成分を除去 |
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出口側 |
He+CO2+N2 |
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| 第二対 |
入口側 |
He+CO2+N2 |
CO2成分を除去 |
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出口側 |
He+N2 |
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| 第三対 |
入口側 |
He+N2 |
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出口側 |
He |
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上記混合成分を検出器に送ると、第一対では水、第二対では二酸化炭素、 3対のセルの入り口と出口での熱伝導度差を、最終的に、電圧差として検出しています。この電圧が、それぞれH,C,Nの含有量に対応します。
お願い
本装置の経路に使用されている配管、Oリングを損傷し、データに変動を与える可能性のある元素(特に、F,Hg, Osその他)を含有すると予想される場合は、必ず明記願います。
残留物の測定依頼をされる方へ
CHN測定の際、残留した無機物の重量を量るもので、単体で残る元素もありますが、多くの場合、酸化物や、炭酸塩の状態で残り、また、キャリヤーガスに運ばれ、減量されることもあります。定量性はなく、おおよそのものであることを、ご理解のうえご利用ください。
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