10月3日深夜:石狩市内で大学生の運転する普通乗用車が中央分離帯を乗り越え,反対車線
          に飛び出す。対向してきた車両と正面衝突,乗車していた大学生2名死亡,スピ
          −ドの出し過ぎが原因と思われる。


 15歳から24歳の若者の死因のトップは「交通事故」で約40%を占めているとのことです。昨年の北海道内の交通事故死者数は548人,そのうち24歳以下の若者は140人,大学生の死亡は20人となっています。若年層の交通死亡事故の主な原因は,次のとおりです。

●スピ−ドの出し過ぎ,無理な追越し
   スピ−ドの出し過ぎによる死者は4割

●週末は要注意
   土曜・日曜の死亡事故が圧倒的に多い。

●ドライブは慎重に
   夜間のドライブ,友人宅訪問時など遊び目的での死亡事故が多い。

●シ−トベルトの非着用
   シ−トベルト未着用で死亡した者のうち,事故の状況からシ−トベルトを着用していれば生存
   していたと思われる場合が約35%ある。

いまや交通事故は若者が命を落とす最大の脅威となっています。
北海道はこれから雪と氷の季節を迎えます。冬道ではより慎重な運転を心がけてください。


冬道安全運転のポイント


★スピ−ドは夏道の10キロダウン
    冬道安全運転の決め手はスピ−ド

★車間距離は夏道の3倍以上
    冬道は制動距離が大きく伸びる

★発進時はゆっくりと
    アクセルの踏み込みはゆっくりと

★急ブレ−キは禁物
    車輪がロック,スピン

★加速・減速はゆるやかに
    急な操作はスリップしやすい
                                             (学務部学生課)








 本学では1973年(昭和48年)から,構内の環境維持・交通事故防止のため,構内交通規制を実施しました。
 社会情勢の変化から,車両が増加し,1980年(昭和55年)から,学生の自動車・オ−トバイ等による通学を禁止しています。この措置は,本学が市の中心部に位置し,公共交通機関での通学が可能との認識によるものです。しかしその後も構内の車両が増え続け,本学の教育・研究に支障をきたす状況となってしまいました。1985年(昭和60年)からは構内への不正入構個所に対する規制を強化しています。
 入構規制個所を避け,歩道上を無理矢理走行する車やガ−ドマンの制止を振り切り構内を走行するオ−トバイがあとを立ちません。不正入構車両などの走行により本学の静穏な環境がたもてない状態となっています。また,これから雪の季節を迎えますが,構内の違法駐車が除雪業務の大きな障害となります。
 本学の環境維持のため,また,社会の一員として大学の取っている措置に協力してください。

                                               (学務部学生課)







―無灯火自転車は危険です―


 薄暮や夜間にも無灯火で走行する自転車が数多く見受けられます。薄暗くなると無灯火自転車は車や歩行者からは姿が見えず大変危険です。特に,夜間無灯火で走行すると車のミラ−にはまったく姿が写りません,車道横断時に事故を誘発することになります。夕暮れ以降は必ず点灯してください。また,北海道のきびしい冬には,路面が凍結し自転車での走行には不向きです。ご注意を!

                                               (学務部学生課)





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