私たちは「北海道大学大学祭全学実行委員会」という名称が示すとおり、北大祭の準備・運営を行う団体です。
北大祭は毎年6月上旬開催のため、その時期が過ぎてしまえば何もすることがないだろう、と思われがちです。しかし、実際はそうではありません。7月からは後期の活動が始まり、来年の北大祭に向けてさまざまな取り組みを行います。今年度の反省、問題点の改善、実現に向けての交渉… 北大祭全体の土台を自分たちで創っていくのです。
けれども、私たちが北大祭を創りあげるわけではありません。各学部祭の実行委員や模擬店を出店する北大生、私たちの活動に協力してくださる人たち、そしてなにより、北大祭に来場してくださる一般の方々。多くの人が北大祭を創りあげているのです。
大学祭を準備・運営していくということは、楽しいことばかりではありません。4月から6月の間は休みを返上して作業をしたり、夜遅くまで仕事をしたりすることが多くなります。北大祭期間中も自由な時間がほとんどなく、模擬店をゆっくり見て回ることもできません。
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しかし、自分たちで土台を築いてきたものが「かたち」となり、北大祭に参加してくださった人々が楽しんでいる姿を見たときの喜びは、何物にも代えることができません。だからこそ、私たちはより多くの人が楽しめる大学祭を目指しているのです。
これを実現することはそう簡単なことではありません。祭の楽しみ方は人それぞれに違いがあります。お祭り騒ぎが好きだという方もいれば、教育・研究の場として大学を垣間見たいという方もいるでしょう。全ての人が楽しめる北大祭を創ることは不可能かもしれません。でも、それに向かって努力することがこの大きな目標を実現に近づける唯一の方法だと思います。
より多くの人に北大祭を楽しんでもらいたい。そんな大きな目標に向けて、私たちはこれからも活動していきます。
興味をもった方はぜひ一度見に来てください。 |