ここ数年、自己啓発セミナーの勧誘を受けた学生が被害を被る事例が増えています。
 「学生の意識調査です」などと声をかけられたり、「今ちょっといいですか、簡単なアンケート調査です。ご協力を」などと呼びかけ、「今やりたいことがありますか?、……自分に疑問を感じることはないですか?……本当の自分を見つけてみませんか」などと声をかけられたことはありませんか。
 このような調査回答依頼には、セミナーへの参加勧誘が目的の場合がかなり多くなっています。このような調査で、電話番号を教えると後日電話での呼び出し、勧誘が行われることが多いことから、電話番号を簡単に教えることはしないようにして下さい。
 最初の無料セミナーでは、2〜3人の関係者が1人の参加者を取り囲み、次の段階のセミナーへの参加契約を勧める場合もあります。学生が未成年でも、親の同意なしに契約が済まされてしまったこともあり、セミナーへ参加したことは、誰にも口外しないよう云われることもあるようです。
 最初は無料でも、その後のコースでは8万円、30万円を超える参加費用となり、友人や金融機関から借金して支払った学生もいました。
 参加勧誘には、セミナーの受講生(学生)を使い、新規の顧客を開拓しています。ちょっと面白そうだから、話を聞いてみようとか、一回だけ参加してみようとか、軽い気持ちで誘いに乗らないよう注意して下さい。
 また、自己啓発セミナーと気付かず無料セミナーに参加した場合も、絶対次のセミナーへの参加を承諾しないで下さい。
 なお、学外、学内で勧誘されたり、そのような場を目撃した方は、高等教育機能開発総合センター1階1番窓口へお知らせ願います。
(関連記事 えるむ第96号掲載)
  http//www.hokudai.ac.jp./bureau/gakumu/erumu/erumu-no96/seminar.htm
(学務部学生課)

 本学では,昭和55年から自動車,オートバイ等による通学を禁止しています。
 これは,本学が市の中心部に位置しており,地下鉄等の公共の交通機関による通学が可能との認識に立っての措置であります。
 構内への入構規制の強化により,新たに構外の歩道に駐車するオートバイ等が増加し,付近の住民,歩行者等に迷惑をかける状態となっており,住民から種々の苦情が寄せられているとともに,警察からも学生を指導するよう要請されています。
 この解決には,学生諸君が社会的な視野に立ち,大学のとっているオートバイ等による通学禁止の措置を充分に理解し,協力してくれることが必要ですので,よろしく願います。
(学務部学生課)




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