「高等教育機能開発総合センタ−」には、E棟1階の学務部事務室前とE棟2階・3階に投書箱「学生の声」を設置し、記入用紙も置いています。みなさんが疑問に思う事や改善してほしいと思う事など、寄せられた意見・要望は、回答(対応)を添えてセンタ−E棟1階のK告知・学生一般関係掲示板に掲示しています。ここにその一部を紹介します。


 1講目の教室はどこも寒い。我々は大学に授業料を払っているので、よりよい環境で講義を受ける権利を持っているはずです。
 大学としては教室を1講目が始まるまでにあたためる義務があると思います。
 1講目が始まる時間から暖房をつけるのでは未だ学習環境を整えるという大学の作為義務を果たしきれていないということです。(私がただの寒がりってことなんですけどね……)よろしくお願いします。

回答・対応
 当センターの教室に設置されている暖房器は、1講目が開始される時間に極力間に合うように午前7時10分から通気を始めております。しかし、暖房設備の構造上から蒸気の供給源から離れた部屋ほど暖まるまでにより多くの時間を必要とし、教室によっては暖まり方に差があるのが実情です。また、暖房器に付いている調節バルブ(何方でも操作可能)が閉められている場合は暖まらず、開け方が小さい場合も部屋の暖まり方が遅くなります。
 今後、朝の時間帯は、可能な限り各部屋の調節バブルを開けるよう対応しますが、皆様のご協力もよろしくお願いいたします。

 情報処理室のパソコンのことです。部屋が閉まっている時はパソコンの電源を落とされてはいかがでしょうか。休日に来るとちょっと不思議な光景でおもしろいのですが異様です。よろしくお願いします。

回答・対応
 ご意見ありがとうございます。情報処理室のパソコンは、通常誰も利用していない時間帯に、システムの正常な動作を保つための作業を自動的に行っています。従って、部屋に誰もいないからと言って、電源を切ることはできません。利用時間内に起きるトラブルをできる限り回避するための処置ですので、ご理解ください。

情報メディア教育研究総合センター

エレベーターは使いたい。(3階に行く時とか)

回答・対応
 エレベーターについては、従来4階以下の低層階の建物には人を運搬するエレベーターの設置は認められていませんでしたが、最近は、バリアフリー対策として低層階の建物にもエレベーターが設置され始めました。これは車椅子等の使用者のためのものであり、本センターのエレベーターもそのためのものです。
 エレベーターが設置されている施設でも、省エネルギー対策として近い階の使用は自粛するよう貼紙等が貼られていることもあり、健康のためにも3階までは階段を利用していただき、省エネルギーに協力願います。

 北大はいろいろな国からの留学生が来ているが、特に韓国からの人が多い。実際札幌には多くの韓国人(在日を含めて)が生活している。このような地域環境でありながら、北大では韓国語を学ぶには規模も小さく開講も少ない。
 主観が多く入るが、フランス語やロシア語よりも学びたいと思っている人の数は多いのではとも思う。数年前から第2(3?)外国語として何を選択したいかというアンケートが取られているようなので、早く実現に向かえば良いなと思う。
回答・対応
 投書は第2外国語として朝鮮語が入る可能性を問う内容ですが、現在は第3外国語として言語文化部外国語特別講義、朝鮮語初級・入門と前・後期1クラス、計2クラスが開講されています。
 受講希望者が多いのは事実で、従来から増設が検討されておりました。そこで今年4月より前期・後期それぞれ1クラスが増設されることになっています。
 ただ、第2外国語に朝鮮語を加えるためには専任教官の採用が必要となりますが、現在の言語文化部の状況はしばらく定年で辞める教官の補充すら難しい有様です。
 その為、第3外国語として高まる需要に対処する以外ありません。朝鮮語以外にもスペイン語、イタリア語に近年受講希望者が増え、今年4月からクラスが増設されます。

言語文化部教育委員 竹本 幸博
 最近、大学構内で意図的に排気音を大きくした車を見る。工事等の事情で、止むを得ず構内に入る大型車が騒音を出すのはしかたないが、職員・学生等が通勤に用いる車が、騒音を出すのは理解できない。中には自動車部と思われる車もあるが、原野で用いるべきラリー車で街中のキャンパスに通うというのは、非常織極まりない。
 これらの車は静かな研究環境の妨げになるばかりでなく、野蛮な迷惑行為として北大の品位をおとしているように感じる。
 これらの騒音を放置しているようだと、管理者の管理責任を問うことにもなる。通行証の取り消しなど断固とした処置を望む。
回答・対応
 職員が意図的に排気音を大きくしている車で通勤しているとのことは確認できていないが、事実なら注意喚起したい。
 自動車部については、投書の写しを渡し、事実関係を照会したところ下記のとおり回答がありました。
 自動車部では安全運転を目的として活動しています。構内を通行するに当っても制限速度、一時停止等の交通ルールを遵守しエンジンの回転数も三千回転以下に自主規制をしています。
 また、車両については、基本的に部員が使用する車に道路交通法が定める基準に違反した車はありません。しかしながら、投書をいただいたことを期に部員全員で部会において話合いを行い、実際の各自の車両の排気音を互いに確認し、やや音の大きい場合はサイレンサーの装着をする等の対策を行いました。
 自動車部が活動するに当り、このような指摘はとてもありがたいと思っています。今回残念ながら名前も連絡先も記入されていないために直接の意見交換ができませんでしたが、これからもこういった忌憚無きご意見をいただきたいと思います。ありがとうございました。

北海道大学体育会自動車部 主将 桑田 幸典




メインメニューに戻る