自転車競技と聞いて,まず何を思い浮かべるだろうか?ケイリン?曲乗り?色々とあるだろうが,ほとんどの人はケイリンだと思うだろう。しかし私たち自転車競技部は,ロードレースというものをやっている。ヨーロッパ等ではみんなが熱狂するメジャースポーツだ。ロードレースは,一般公道を使って行われる。レースの見所となる地点には国中から自分のひいきの選手を応援しに人々がやってくる。ツール・ド・フランスなんて聞いたことがあるだろう。
 ここ日本には,ツール・ド・フランスにならって,毎年北海道で開催されているツール・ド・北海道というものがある。日本で最大のステージレースだ。我々北大自転車競技部は,このツール・ド・北海道に出場するために創部されたのだ。第1回大会から今に至るまで毎年出場し続けている。
  今の我々の目標は,このツール・ド・北海道で完走することだ。そのために日々,トレーニングをしている。ウチの部は,大学に入ってから自転車競技を始めたという人がほとんど(というか全員)だ。スタートが遅い分,いかに日本のトップレベルに喰らいつけるようになるのか,各自考えて練習に励んでいる。もちろんインカレやその他のレースにも積極的に出場している。練習は土日に行っている。平日は個人で思い思いの練習をしている。
 自転車競技の魅力は,やはり人間臭い所だろう。レースでは,様々なかけひきが展開される。このかけひきが奥が深く,勝敗を大きく左右する。そして,勝ったときの喜びは,何事にも代えられないものだ。ゴールラインを一番に走り抜け,体全体で喜びを表す。レースでただ一人にのみ与えられる特別な瞬間。勝者のみが味わうことのできる,至福の時だ。
  少しでも興味のある人は,ぜひ部室をのぞいてみて下さい。自転車競技を描いた最も熱いマンガ,『シャカリキ』も全巻揃っています。
  ぜひ我々と共に風を切って走ろうではないか!入部は誰であろうといつであろうと大歓迎だ。


 シュマの会って何でしょう。「シュマ」とは,アイヌ語で「石ころ」という意味です。断じて「酒魔」ではありません。シュマの会では,石は石でも化石を目当てにしています。つまりシュマの会とは,三度の飯より化石が好き,化石のためなら断食荒行も苦とせず…というのは嘘ですが,化石が好きな人間の集まるサークルなのは間違いありません。
  では何故,北大で化石サークルなのでしょう?いえいえ,むしろ北大だからこそ化石なのです。宗谷岬から襟裳岬にかけて南北に広がる地層の各所はアンモナイトやイノセラムスの世界的な一大産地です。アンモナイトとは,おそらく教科書や図鑑で見たことがある方もいるでしょう,渦を巻いた殻を持つイカやタコの仲間ですし,イノセラムスとは二枚貝の仲間です。その他にも,恐竜をはじめとする大型脊椎動物も発掘されており,化石や古生物好きなら絶対に見逃せないフィールドなのです。シュマの会では特に三笠から夕張を中心としています。
  化石の発掘は,雪どけに始まり初雪に終わるシーズンの週末,ハンマー片手に沢に入り,これはと思う石を見つけ出すというのが基本的なスタイルです。でも化石探しばかりが目当てではありません。山に分け入り,沢のせせらぎを聴きつつ食べる弁当は格別です。移動中の眺めすらも北海道にいることを実感させてくれます。ちょっとしたハイキング気分も味わいつつ,自らの手で自然の造形美を掘り出しているのです。
  活動は化石発掘だけではありません。クリーニングや同定といった掘り出した化石に関する作業はもちろんのこと,毎週木曜にクラーク会館で行われる例会では勉強会から世間話まで硬軟緩急織り交ぜつつ,その他,化石が絡めば東へ西へ,何でもありの気ままな活動を行っています。
化石に関する知識や理系文系の別は問わず,ちょっとでも化石に興味があるという方,ぜひシュマの会に顔を出してみてください。


 こんにちは,北大体操部です。僕達は現在男子8人,女子1人で活動しています。ここで一つ皆さんが誤解しがちな事についてお話したいと思います。皆さん(体操はテレビでは見たことがあるけども,詳しくは知らない方々)は,体操部に入っていると聞くと大体「体操部なんだぁ。で,何の種目やってるの?」と言いますよね?答えは簡単,「全部」なのです。
  「全部」とは言っても「一体何があるんだ??」という人もいるかと思いますので,体操というスポーツについて説明をしていきましょう。
  まず体操は男子と女子で行う種目が異なっています。男子は,床,あん馬,つり輪,跳馬,平行棒,鉄棒で,女子は跳馬,段違い平行棒,平均台,床となっています。
 
では北大体操部の具体的な説明を。練習は週5回第1体育館で行っています。部員全員でアップをした後,筋トレや柔軟,宙返りで遊んだりもします。その後,班ごとに分かれて器具練習という形になっています。飲み会ももちろんあります。体育会系ながら飲みの緩さには定評(?)があります。酒に弱い部員が多いのもあり,常にまったりとした雰囲気の中,少人数でわいわいがやがやという感じです。普段の飲みの他にも新歓,忘年会,追いコン等各種コンパがあって,とても楽しいです。
  体操に興味はあるけど,「自分は体が硬いし…」とか,宙返りとか「あんなこと自分に絶対出来る訳ない」と,最後の一歩を踏み出せないでいるそこのキミ!全然心配いりません。最初から出来る人なんて誰もいないのですから。現役部員も大学から始めた人がほとんどで,日々の練習の積み重ねによって現在の姿があるのです。1年ほど練習を積めば床の上でバク転や宙返り,鉄棒で大車輪が出来るようになりますよ!
  練習の見学は自由ですので,興味を持ってくれた人は気軽に体育館まで足を運んでみてください。HPもありますので,そちらもぜひ見てください。