「高等教育機能開発総合センタ−」には,E棟1階の学務部事務室前とE棟2階・3階に投書箱「学生の声」を設置し,記入用紙も置いています。みなさんが疑問に思う事や改善してほしいと思う事など,寄せられた意見・要望は,回答(対応)を添えてセンタ−E棟1階の学生の声(回答)専用掲示板に掲示しています。ここにその一部を紹介します。

経済?からの投書
 私は技術に関しての英語の文章がとても好きです。自分が勉強している分野は,今どういうふうに発展しているかということに関心を持っています。そのため,図書館には「NATURE」「American Scientific」といった雑誌が大好きです。古くなって今棚の中に置かれていない雑誌はどのように管理されていますか?
 もし,使われていなければ安く買いたいのですが。
(附属図書館からの回答)
 本学が購入している雑誌類につきましては,基本的取り扱いとして,新刊雑誌についてはほぼ1年分を新着雑誌コーナー等閲覧室内に配架し,ご利用いただいております。
 1年を経過した雑誌につきましては,長期間の利用に耐えられるよう製本し,書庫等保存スペースに移しご利用いただいております。
 例えば,当初にありました「NATURE」ですが,附属図書館本館の所蔵状況を見ますと,Vol.18(1878)−Vol.428(2003)は書庫内に所蔵し,Vol.429(2004)以降は新着雑誌コーナー(本館開架閲覧室)に配架されております。
 これら所蔵データは図書館ホームページの蔵書検索(OPAC)で検索いただきますとわかるようになっております。どうぞご利用ください。

文1からの投書
 高等教育機能開発総合センターS2の教室で授業を受けていると,暖房器具のせいか,どこからともなくガチャガチャ聞こえて授業になかなか集中できません。特に5限目がひどく,教官の声がとぎれとぎれになることもあります。何とかなりませんか。
(学生支援課からの回答)
 S講義棟は蒸気で暖房しておりますが,1日中蒸気を通すと室内温度が上昇し過ぎること,また,省エネルギーの面からも蒸気の通気時間をその日の温度によって調整し,通気しております。
 ご存知のとおり蒸気は冷えると水となり,蒸気配管に残っております。これが蒸気を通気されると,蒸気圧に押され配管を逃げ回る際に,まず水の流れる音が続いて細い配管を無理に通るため叩くような音が出てきます。
 S講義棟以外の講義室は,改修工事により全て温水で暖房しているためこのような音が出ませんが,S講義棟だけは改修されていないため,このような音がでます。
 時間の調整等についても,その日の温度等により長い配管を経由するため,蒸気の到達時間が一定でありませんので,休憩時間に到達させることは非常に難しいことです。
 S講義棟の蒸気暖房を温水暖房に改修出来るよう,要求を続けていきたいと考えておりますので,ご理解くださるようお願いいたします。