本学では,教育の国際化に対応し,よりきめ細かな成績評価によって成績優秀者を励ますため,平成17年度入学の学部1年次学生から,新たに5段階評価とGPA (grade point average) 制度を導入します。
 GPAとは,米国の大学で一般的に行われている成績評価方法で,学生一人ひとりの履修科目の成績の平均を数値により表すものです。学期ごとに,学生が履修した各科目の評価に一定のGPを与え,このGPにその科目の単位数を乗じ,その合計を,履修科目の単位数の合計で除して算出します。
 詳細は,学生便覧や,学生向け「GPA制度 Q&A」等を参照してください。
@ 成績評価とGP 成績は,秀・優・良・可及び不可の5段階で評価され,各評価に対するGP等は,以下のとおりです。
成績評価 判定 GP 100点方式との対応
合 格
(単位認定)
4.0 90点以上
3.0 89〜80点
2.0 79〜70点
1.0 69〜60点
不可 不合格 0 60点未満
A GPA(科目成績平均値) GPAとは,単位当たりの成績の平均値で,以下の計算式によって算出します。
学期GPA(その学期のGPA)
(その学期に評価を受けた科目で得たGP)×(その科目の単位数)の合計
その学期に評価を受けた科目の単位数の合計
通算GPA(在学中の各学期を通算したGPA)
((各学期に評価を受けた科目で得たGP)×(その科目の単位数)の合計)の総和
(各学期に評価を受けた科目の単位数の合計)の総和
※ GPAの計算は,小数点第3位以下を切り捨てとします。
 GPAは各学期末に配付される学修簿に記載されます。全学及び学部ごとのGPAの平均値が付記され,学生が自分の学習状況を数値で客観的に知り,次の学期の履修計画等に役立てることができます。
  米国では,卒業のためには通算GPAが2.0以上であることが必要とされ,3学期連続してGPAが2.0未満の学生に対しては,退学勧告がなされる制度がありますが,本学ではそのようなことはありません。
  あくまでも,自分の学習状況を客観的に知る目安として利用してください。
  なお,この制度は,大学院学生及び平成16年度以前入学の学部学生には適用されません。
(学務部教務課)