日本学術振興会特別研究員制度は,優れた研究能力を有し,大学その他の研究機関で研究に専念することを希望する若手研究者に,研究奨励金が支給される制度です。

  特別研究員に採用されると,DC(大学院博士課程在学者)には月額20万円,PD(大学院博士課程修了者等)には月額36万4千円,SPD(大学院博士課程修了者等)には月額44万6千円(それぞれ平成16年度支給額)の研究奨励金が給付されるほか,科学研究費補助金(特別研究員奨励費)の申請資格が与えられ,所定の手続を経て毎年度150万円以内(特別研究員(SPD)については300万円以内)の研究費が交付されます。

  応募資格,申請書類等は次のとおりとなる予定ですので,積極的に応募してください。
応募資格
 平成18年4月1日現在,年齢34歳未満(医学,歯学又は獣医学を履修する課程に在学する者及び当該課程を修了した者については年齢36歳未満)で,次の採用区分ごとにそのいずれかに該当する者。

(1)特別研究員−DC
  平成18年4月1日現在,次のいずれかに該当する大学院博士課程在学者
   @ 区分制の博士課程後期第1年次以上の年次に在学する者
   A 一貫制の博士課程第3年次以上の年次に在学する者
   B 後期3年の課程のみの博士課程第1年次以上の年次に在学する者
    ※@〜Bについては,申請時点において修士課程に在学する者等で,
     平成18年4月に博士課程後期等に進学する予定の者は申請することができる。
   C医学,歯学又は獣医学系の博士課程第2年次以上の年次に在学する者

(2)特別研究員−PD及び特別研究員−SPD(大学院博士課程修了者等)
   @ 博士の学位を取得した者(人文・社会科学の分野にあっては,平成18年3月31
    日までに博士課程に標準修業年限以上在学し,所定の単位を修得の上退学した
    者で,博士の学位を取得した者に相当する能力を有すると認められる者を含む。)
   A 平成18年3月31日までに博士の学位を取得する見込みの者
   B平成18年4月1日において博士課程に標準修業年限を超えて在学することに
    なる者

申請書類
申請書,最も主要な研究論文の要旨,現在の受入研究者の推薦書等
(詳細は各部局の特別研究員事務担当係にご相談ください。)

提出締切
平成17年5月31日(火)(予定)
(注)各部局の締切はこれより早くなっています。

(学術国際部研究協力課)