冬山のシーズンが到来しました。今年度も「冬山登山講習会」を開催します。
 今回の講演講師の樋口 和生さんは,本学農学部畜産学科卒で本学山岳部のOBです。
主な海外登山歴として,インドヒマラヤのスダルシャンパルバート峰,ネパールヒマラヤのヒムルンヒマール峰,アイランドピークを登頂され,特にアイランドピーク登頂の際には隊長をつとめられました。また,北海道雪崩事故防止研究会の創設(1992年)や,北海道山岳ガイド協会の設立(1992年)に関わり,2002年度から開始された同協会内の「山岳ガイドの資格制度」の立案に携わるなど,道内のアウトドア活動における事故防止技術の普及や啓発活動等に広く貢献されています。
 冬山だけではなく,登山,屋外での活動に興味のある方は是非ご参加ください。

日 時 : 平成17年11月22日(火)18:15 〜 20:15
会 場 : 情報教育館 スタジオ型多目的中講義室(3階)
           (北区北17条西8丁目,高等教育機能開発総合センター南側)
講演名 : 「冬山遭難と雪崩事故対策」
講 師 : 樋 口 和 生  氏(NPO法人北海道山岳活動サポート 理事長)
対 象 : 本学学生・教職員,一般市民                   

(学務部学生支援課)

 

 
 北海道では,11月下旬から積雪が始まり,早いときは12月に根雪になります。また,気温が低いため本州などの雪と違って,車道ではアイスバーン状態に,歩道でも固く締まって滑りやすい状態になり大変危険です。

歩行の際は,ふだんの何倍も気を遣って歩きましょう。路面によって圧雪の場所やアイスバーン状態など様々な状況になっており,一瞬たりとも気を抜けません。また,歩道の脇の雪山などで乗用車の運転手からも見えづらくなっています。
乗用車を運転するときは,降雪や吹雪による視界不良,雪山の陰からの歩行者・車などの突然の飛び出しなど常に危険が伴います。用心に用心を重ね,車間距離を十分にとり,スピードの出し過ぎや急発進・急ハンドルなど,無理な運転は絶対にやめましょう。
自転車の運転は,少しの積雪でも大変危険です。冬に自転車に乗ることは命がけの行為に等しいのです。“冬の期間は自転車には乗れないもの”とあきらめて,公共の交通機関などを利用しましょう。
なお,冬期間には大学生協や自転車屋等で自転車預かりサービス(有料)を行っています。

(学務部学生支援課)

 



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