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「高等教育機能開発総合センター」には,E棟1階の学務部事務室前とE棟2階・3階に投書箱「学生の声」を設置し,併せて「記入用紙」も備えています。
 みなさんが疑問に思う事や改善して欲しい事など,この投書箱に寄せられた意見・要望は,回答(対応)を添えて,同センターE棟1階の「学生の声(回答)専用掲示板」に掲示しています。
 以下,前回(第118号)以降に掲示したすべての「学生の声」を紹介します。
なお,今回の掲載に当たっては,読む際に分かり易くするため,掲示の「学生の声」(オリジナル)に,正確な表現への修正をしています。

【掲示日:平成17年12月26日】
文学部3年からの投書


Q たまたま教養(高等教育機能開発総合センター)に来る機会があったので,書かせて頂きます。私は文学部の学部3年生ですが,「北大の学生,特に文学部の学生は就職活動に対する意識が低すぎる」と感じます。地理的要因もあるとは思いますが,自分の進路を安易に道内に限定したり,明確な目的意識も希薄なままに大学院へ進もうとする学生が大半に思います。これは自戒の念を込めた意見ですが,もっと自分の能力(論理的思考力,コミュニケーション力,語学力など)を高める努力をすれば,社会の中で大きな貢献をできるだろうに,本当にもったいないことだと思います。文学部の学生には,大学を単なるモラトリアムとしてしか考えていないのではないかと,自分自身への反省を含めて感じています。
 学生数の一覧を見ると分りますが,文学研究科の博士後期課程の学生数はなんと160人超(!)に達しており,これは他研究科と比較しても突出して高い数字で,まさに異常としか言いようがありません。そのうちどれほどの学生が,果たしてわざわざ博士課程に在籍するに値する学問・研究をしているのでしょうか?
 これほどまでに文学研究科の学生数が膨張しているのは,もはや単なる教育・研究費の無駄遣いとしか思えません。社会に出ようとしないモラトリアム人間の巣窟にしか過ぎないのではないでしょうか?(少し,言い過ぎました)
 このように異常に膨張した文学研究科の実態は,ひとえに学生自身のしっかりしたキャリアプランの欠如,ひいては大学側のキャリア教育の不足に起因していると私は考えるのですが,どうでしょうか?文学研究科・文学部および大学事務局の見解をうかがいたいです。
 私の個人的な意見としては,1・2年次段階(教養メインの段階)でのキャリア教育の強化・語学教育の強化を要望したいと思います。大学院に進むのも一つの選択かつ個人の価値観の問題だとは思いますが,もっと実社会に積極的に出て,日本ひいては世界に通用する人材の育成に大学としても本腰を入れるべきだと考えます。学部を限定せずに,これからの後輩学生のためにも,ぜひ前向きに検討して頂きたいと思います。また,これを今読んでいる,特に文学部の学生には,自分の将来について,早い段階から積極的に,本気で考えることをすすめます。 長文失礼致しました。

(文学部教務委員会委員長からの回答)

A 文学部の学生が就職活動に対してあまり問題意識をもっていない,ということは一概に言えないと思います。受験勉強から解放されて大学に合格すると,一応の目標を達した安堵感から,先ずは大学生活を楽しもうという気持ちになるのは今も昔も変わらない学生気質ではないでしょうか。それ自体は批判すべきことでもないと思います。
 しかし,4年後あるいは大学院に進学しても,いずれは必ず大学を去らなければならないわけですし,社会に出てからの生活は一生の問題ですから,就職活動はむしろ大学入試以上に時間をかけて真剣に取り組む必要があります。今年の新入生ガイダンスの際にも,わたしは教務委員会委員長としてそのような話しをしました。
 文学部としても,就職情報室を拡充し,年2回の就職ガイダンスを開催するなど,学生の就職対策には努めてきました。また文学部同窓会と連携を図って就職情報の提供をいっそう促進しようと考えております。
 言うまでもなく,大学は就職のための専門学校ではありませんから,どのような分野に就職し,どのような人生を歩むのか,という問題は,学生ひりひとりが自分の将来を見据えて自ら考え,決断しなければなりません。大学の教育・研究は,そのための基盤を提供しているのです。
 もしあなたの周囲に「社会に出ようとしないモラトリアム人間」がいるのなら,若者同士,大いに互いの将来を語り合ってください。そのような語り合いの時間と余裕をもてるのが学生時代の特権だろうと思いますし,「モラトリアム」を有効に活かす学生生活ではないかと思います。

(文学部学生委員会委員長からの回答)

A なお,少し具体的な数値を示しますと,文学部の1学年の定員は185人で,編入生を加えて200人ほどです。このうち大学院修士課程(定員118人)に進学するのは50人前後に過ぎません。
 例えば平成17年度の修士課程合格者130人中,北大文学部生は,45人です。文学部の学生を指して「明確な目的意識も希薄なままに大学院へ進もうとする学生が大半に思います」というのは誤解ではないでしょうか。
 また,大学院文学研究科の博士課程の定員は1学年59人ですから,3学年で160人を超えるのは当然です。北大は大学院大学であり,他研究科のなかには,博士課程への進学者があまりに少なく,悩みの種になっているところもあります。研究者たらんとして日夜努力している大学院生の多い博士課程をさして「社会に出ようとしないモラトリアム人間の巣窟にしか過ぎない」と決めつけるのは,いかがなものでしょうか。
 文学部は,医学部のように特定の専門職業人を養成する学部ではありません。官僚・法律家として成功を目指す人,銀行マン・商社マンとしての成功を目指す人には,文系でも別の学部があります。
 しかし文学部出身者は,例えば,国語・漢文・英語・歴史・公民・地理などの教師として,理学部出身者(数学・物理・化学・生物・地学等の教師)とともに,日本の高校教育を支える両輪です。学問も哲学・史学・文学・言語学・社会学・心理学・人類学・地理学とさまざまであり,すぐには役にたたないかもしれませんが,その学問が好きだ,という学生が多数参集しています。そういう性格の学部だということを理解してください。
 なお,文学部は,もっとも語学を重視している学部です。例えば,「外国語C」を独・仏・露も含めて卒業に必要な専門科目の単位に加算できるのは文学部だけです。また,教職単位を8単位までも卒業に必要な単位に加算できるのも文学部だけです。その他,英語で講義される「国際交流科目」も卒業に必要な単位に加算できます。
 自己の将来を開こうとする学生諸君には,さまざまな制度が工夫されていることを認識してください。検討を祈ります。

(学務部教務課,キャリアセンターからの回答)

A ご指摘のとおり,キャリア教育及び語学教育の重要性については大学としても十分認識しております。例えば,キャリア教育に関しては,昨年度から正課科目として「インターンシップ」を導入し,企業・団体等において自らの専攻や将来のキャリアデザインに関連した就業体験を行うことを学生に推奨しております。今年度のインターンシップには文学部・文学研究科から6名の学生が参加しております。また,平成17年度からは全学の1年生を対象とするキャリア教育科目「キャリアデザイン」を開講し,学生に「学ぶこと」と同時に「働くこと」の意義を十分考えさせ,入学後のできるだけ早期から職業意識を持つことによって,今後の自らのキャリアデザインを考えさせるきっかけとしています。なお,この授業には全体の約13%に相当する文学部学生が受講しています。
 最後に,就職支援については,キャリアセンターにおいて様々なガイダンス・セミナーあるいは企業等の説明会などが開催され,就職相談にも応じていることを付記しておきます。文学部あるいは文学研究科の学生皆さんも奮ってご利用下さい。

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【掲示日:平成17年12月26日】
無記名者からの投書


Q 高等教育機能開発総合センター・E202講義室の黒板に関してですが,チョークののりがすごいわるいです。予算の問題もあると思いますが,必要経費だと思うのでよろしくお願いします。

(学務部教務課からの回答)

A 講義室(E202)の黒板の不備について,ご指摘いただきありがとうございます。
 ご指摘の黒板については,更新を含め検討しているところですが,予算の都合もあることから「塗り替え」あるいは「張り替え」等の修復となる可能性もあります。今後,早い時期(春休み等の休業期間を利用)に更新あるいは修復を行いたいと考えております。



【掲示日:平成17年12月26日】
無記名者からの投書


Q カンニング等の不正行為をした(かつ,見つかった)学生に対する処分がなぜ「退学」ではなく「停学」なのかという理由が知りたいです。カンニングをした学生は,入学試験のときにもカンニングをしたものと断定し,退学にするべきだと思います。
 また,不正行為をした学生の所属,氏名,顔写真を公表するべきだと思います。それくらいの制裁が必要だと思います。

(学務部学生支援課からの回答)

A 定期試験等においてカンニングを行った学生に対し,懲戒処分を科すことはいうまでもありません。大学では教育的指導の観点から,学生が本学の規則に違反し,又はその本文に反する行為を行った場合,内容の軽重により,本人及び他の学生におよぼす訓戒的効果等の諸般の要素を斟酌して懲戒処分を決定しています。
 カンニングの場合,教育的指導を行い,学生本人が反省をし,本分の学業に立ち戻る機会を与えることにより,学生の人間的な成長や社会の一員としての自覚を促すことができるものと考えられることから,停学として懲戒しております。なお,懲戒は個人に関することから,教育的配慮等により公開しておりません。

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【掲示日:平成18年1月12日】
理学部(学年未記入)からの投書


Q 図書についてです。貸出中の図書で返却期限が数ヶ月,あるいは,1年,2年と過ぎているのをよく目にします。この様な悪質な利用者については,貸し出し禁止あるいは,入館禁止といったことをしてもらいたいと思います。ルールを守れない人には図書館を利用する資格は無いと思います。

(附属図書館情報サービス課からの回答)

A
 ご指摘のとおり,返却期限を守られない方は少なからずおります。図書館では頻繁に督促をしておりますが,一部の方には効果がない状況です。現状では,期限切れの本がある方には,新たな貸し出しをしない措置をとっておりますが,悪質な利用者にはもっと厳しい罰則を検討しなければならないと考えています。ご指摘ありがとうございました。




【掲示日:平成18年1月12日】
工学部2年からの投書


Q 工学部には女子トイレが少なくて不便です。A棟は新しいので,男子トイレとともにありますが,D棟,R棟,Q棟・・・などは男子トイレしかない階もあり,とても不便です。
 女子が少ないとはいえ,各階に設置してほしいものです。

(工学部からの回答)

A 「D・R・Q棟・・・で女子トイレが少ない」とのご指摘について,校舎建設当初は男女の在籍予想状況や教室等の配置状況等を踏まえ設置されたものと考えられます。このたびのご指摘を検証等した結果,次の理由により直ちに改善することは無理な状況にあります。
(1)トイレの新設,改修工事には,構造上莫大な経費を要する。
(2)D・R・Q棟等については,老朽化に伴い建物改修工事を行うべく概算要求をしている状況下にある(認められれば不便の解消を図りたい)。
 ご不便をお掛けしますが,男子トイレの設置箇所の上階あるいは階下に女子トイレを設置しておりますので,そちらをご利用下さいますよう,ご協力の程よろしくお願いいたします。

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【掲示日:平成18年1月12日】
無記名者からの投書

Q 1.図書館北分館閉鎖期間中のプリンターについて
学生が利用できるプリンターが南館にしかないため,教養(高等教育機能開発総合センター)からだと往復20分もかかってしまい,大変苦労している。学校でレポート等を印刷するのにプリンターを利用している人は多い。短期間とはいえ何らかの代替手段を用意してほしい。(情報処理教室のプリンターを一時的に開放する,プリント機材を北分館から情報処理基盤センターに移すなど)
2.高等教育機能開発総合センター・N2教室の暖房について
 3限目の授業で暖房がほとんど入っていないことが多く,寒すぎて授業に全く集中できない。早急に改善してほしい。

(附属図書館北分館からの回答)

A 図書館北分館閉鎖期間中のプリンターについて,北分館改修にともない様々なサービスについて,ご不便をおかけしていますこと申し訳ありません。
 ご指摘のプリンターは「マルチメディア公開利用室」に設置しておりますが,2階閲覧室改修のために平成17年12月15日から平成18年1月6日まで閉室といたしました。ご要望のプリンター移動はネットワークの関係で出来ませんでしたのでご了承下さい。1月7日からプリンターは使用出来ますが,その間大変ご苦労をおかけしますが南館プリンターをご利用下さい。

(学務部学生支援課からの回答)

A 平成17年12月13日に,高等教育機能開発総合センター・N2講義室の暖房が入っていないと連絡があり,調査の結果,同センター・N1講義室の地下にある蒸気の通気バルブの開閉が不十分であり,蒸気の通気が悪く,講義室全体が暖まるのに時間を要していたものです。バルブを十分開けたところ回復しました。今後は毎朝調査を行い,通気の確認をして寒い事のないよう万全を期します。



【掲示日:平成18年1月12日】
無記名者からの投書


Q 来年頃から,履修登録のシステムの中から「★」がなくなるという話を聞きました。詳しく知りたいので,教えてください。

(学務部教務課からの回答)

A お問い合わせの「★」についてですが,想定するに「学修簿」に記載の「★」(評価せず)と思われます。
 現在の学修簿の「★」についての説明は,『「★」は,評価対象外(授業を欠席したり,試験を受験しなかったことなどにより,授業担当教員が履修しなかったと判断し成績評価を行わない)の科目を示す。』という取扱いになっております。お問い合わせの「★」(評価せず)については,平成18年度以降の入学生からのGPA制度及び履修登録上限設定の導入に合わせて,履修取消制度を設けるなど,履修登録上のシステムの変更に伴い,「★」(評価せず)が無くなることとなります。
 平成17年度以前入学の学生については,「★」(評価せず)が無くなることはありません。

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【掲示日:平成18年1月12日】
理学部(学年未記入)からの投書

Q 図書館や一部の学部の建物において,出入口の横のところに喫煙所が設けられていますが,これは非喫煙者にとって大変迷惑なので,すぐにやめてほしいと思います。また,学内で歩きたばこをしている人をしばしば見かけるほか,自転車に乗りながら喫煙する人も見かけます。これらの行為を禁止する等の対処を望みます。
 「各人のモラルに頼る」ということで結局何もされないということも予想されますが,もしそうならばそれは怠慢であると思います。

(附属図書館情報サービス課からの回答)

A
 図書館では,平成16年8月16日より館内を全面禁煙としました。しかしながら,正面玄関にはタバコの吸い殻が散乱している状況で,やむなく正面玄関の外に灰皿を置いています。ご指摘の建物の外での喫煙について,図書館としては,今後も吸い殻の散乱を防ぐためにも灰皿を置いたままにしておきたいと思います。ただ,歩きタバコや自転車に乗りながらの喫煙につきましては,危険なこともありますので何らかの対処が必要と考えています。

(経済学部からの回答)

A
 平成17年12月中旬に学部内を全面禁煙とし,喫煙所は撤去しました。

(理学部からの回答)

A
 ご指摘の件について,理学部2号館正面玄関ポーチ(屋外端奥)に喫煙設備があり,ご迷惑をおかけしておりました。
 検討の結果,健康増進法(略称)における受動喫煙防止の趣旨に則り,完全分煙の「喫煙室」として整備を図ることとしましたので,ご了承願います。なお,予算計画上の都合もありますので,整備完了までには,多少の時間的猶予をいただきますようご理解願います。

(医学部からの回答)

A
 本学部では,建物出入口付近に喫煙所を設けていませんが,玄関付近にあって喫煙者がバケツ・空き缶等を吸い殻入れにして,喫煙しているのが現状です。これに対して,平成17年内に喫煙所を設置し,それ以外について,平成18年1月から建物・敷地内,全て禁煙することとしています。

(歯学部からの回答)

A
 2階講堂横に喫煙所(排煙設備あり)を設けていますが,学部玄関および病院職員玄関の外で灰皿の代用となる物を置いて喫煙しています。

(薬学部からの回答)

A
 本学部では,分煙システムを備えた喫煙専用の部屋を設置しているため,建物出入口の横に喫煙所を設けておりません。

(工学部からの回答)

A
 学部内に喫煙コーナー室3箇所設置しています。また,建物内での歩行中禁煙及び喫煙コーナー室以外の禁煙を表示板で注意喚起しています。

(獣医学部からの回答)

A
 本学部では,教育環境及び施設スペースの観点から建物出入口横ではなく,本館1階西階段下に設けています。

なお歩きタバコ等の禁止措置については安全衛生委員会等で検討しているところです。



【掲示日:平成18年1月16日】
医学部2年からの投書


Q 医学部保健学科が入試の際,第2志望まで書き,他の専攻から,まわし合格という体制がとられていますが,どうしてですか?私の今のクラスには,看護師を目指していたという人は半数もいなく,また,将来看護師になる気のない人もいます。北大だからという理由で入ってくる人よりは,ちゃんと目的を持った人の方が,勉強に対しても熱心に取り組むと思うし,考え方ももっとやさしいと思います。少々成績が良い人より,目標のしっかりとした方をもっと北大で学ばせるべきだと思うし,その方が他の道をあきらめた人も,またその道を目指せると思います。この学科は先は資格取得と決まった方向を向いているし,理学部みたいに違った方からアプローチできるような学部じゃないので,考え直してほしいと思います。

(医学部からの回答)

A 医学部保健学科は専攻名を見ても分るように,医療職の養成が目的の一つとなっています。したがって,他の学部と違い卒業後の職業が大きく関わってきます。入試における複数志願制度は,志望が2つある場合に記入するようになっていますので,その専攻に入学する意志が全くない人は記入しないと考えます。
 また,この複数志願制度により,平成16・17年度の入試において第2志望で入学した学生が何名かおりますが,半数にも及ぶことはなく,たまたまあなたの周りに集中していたのではないでしょうか。保健学科としては,現在のところ特にこの制度による不都合はないものと考え,全体として大きな制度の変更がない限り今後も実施する予定です。

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【掲示日:平成18年2月1日】
工学部2年からの投書

Q TOEFL-ITPを受けに来ました。8時から勉強しようと自習室に行きましたが開いていませんでした。次に「立ち入り禁止」と書いていなかったので教室で勉強していたら,注意されました。早く来て勉強してはいけないのだったら,最初から受験票等にそのことを書いておいて欲しいです。そもそもどうしてTOEFLを受けないでITPを受けるんですか?

(「英語」科目企画責任者からの回答)

A TOEFL-ITPの受験日に自習室が開いていなかったということですが,通常,土日は基本的にすべての教室は閉鎖されており,使用できません。また,朝の8時から普通教室に入って勉強していたら注意されたということですが,おそらく試験室に入ったのだろうと思われます。試験開始より2時間も前に試験室に入ることは,常識的に考えても許されないのではないでしょうか。受験票などで断るまでもないことでしょう。もし土・日曜日に勉強したければ,図書館(9時30分以降)を利用してください。
 TOEFLではなく,TOEFL-ITPを受けるのはなぜかという質問ですが,一つは,TOEFL-ITPの方が受験料が安いということがあります。TOEFLは$140(約16,000円)かかりますが,TOEFL-ITPはその約4分の1の4,000円程度で受験できます。もう一つの理由は,TOEFL(-PBT)は札幌でも受験できますが,試験日が限られており,授業の一環として受験するには都合が悪いということです。TOEFL-ITPは留学時の成績証明には使えませんが,過去のTOEFLで出題された問題を利用しており,本試験のTOEFLを受けるための準備としても利用できます。



【掲示日:平成18年2月1日】
農学部3年からの投書

Q 喫煙室以外での喫煙を非常によく見かける。食堂や,学部の出入口での喫煙,あるいはそれら周辺での歩きたばこなど,明らかな「迷惑行為」である。また,そのような所で喫煙をしている人のポイ捨ても目立つ。「北海道大学」は全国的にも有名な「観光資源」でもあり,たくさんの人々が訪れている。今や札幌中心部では,ポイ捨てで罰金が課せられる時代なのだから,ここ北大でも,マナーを守らない喫煙者に対し,明確な罰則規定を設けるなどの,厳しい態度で臨んでみてはどうだろうか。

(施設部からの回答)

A 平成15年5月に健康増進法が施行されたことから,北海道大学では各部局等の長に対し,受動喫煙(他人のたばこの煙を吸わされること等をいう)を防止するために必要な措置を講ずるよう依頼しており,各部局等においては,建物内での全面禁煙,あるいは喫煙室等の場所以外での喫煙を禁止する等の措置を講じております。
 大学構内(建物外)においては,全面禁煙というルールはありませんが,喫煙する場合は,周りの人の迷惑にならないよう注意すると共に,ポイ捨てをしない等喫煙マナーを守ることは,罰則を設けるまでもなく当然のことと思います。

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【掲示日:平成18年2月1日】
経済学部2年からの投書

Q パソコンに関しての意見です。これは教養(高等教育機能開発総合センター)に限った事じゃないのですが,この大学のパソコンは自分のような左利きの人間にとって大変使いづらいです。マウスが右にあって,しかも防犯のためか束ねてますよね?そのせいでコードが短くて泣く泣く不慣れな右手を使います。右利きの人の方が明らかに多いので「マウスを左側につけろ」とは言いませんが,もう少しコードを長くするとかして頂けないものでしょうか?

(情報基盤センターからの回答)

A
 左手でもマウスを操作できるようにコードを長くするよう準備を進めていきます。


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【掲示日:平成18年2月8日】
水産学部1年からの投書

Q  (水産学部対象の)基礎物理学Tの講義についてですが,使用している教科書についての不満があります。僕は高校時代物理を履修しておらず,この講義の開始の際に使用教科書について,大学で初めて物理学を学ぶ人のための教科書だと講師の方が仰っていました。しかし,予習段階での理解が困難なだけでなく,その後,講義を受けても教科書の内容が理解できません。解らないところは質問にとかいうレベルの話しではなく,全くついていけないのです。それだけやっても解らなかった内容が他の参考書を使うとすんなり理解できたのです。勿論,教科書で1回見たからということもあるかもしれませんが,双方を見比べてみると,途中で計算が省いてあり,それによってその式の理解を苦しめていたり,重要な公式の解説を「下記のURLを参照せよ」とか「○○○著の・・・物理学参照」とかあり,唯一の勉強手段であるはずの,しかも初めてやる人のための教科書がこれでは納得がいきません。しかも,著者が講師自身ということで,本来ならプラスに働くのでしょうが,今回の場合は講師が流れをつかみすぎているために,こちらが求めている説明をスムーズに片付けすぎる傾向もあります。しかも,高校時代に物理を勉強した友人も,この教科書は難しいと言っていました。物理をやってきた人でも難しい教科書が初めて物理をやる人にとって適しているとは思えません。本来なら後期から教科書を変更してほしいのですが,1年の途中でそれは難しいだろうし,こちらとしてもまたお金もかかってしまうので,せめて,来年の教科書参考の際は少し考えていただきたいと思います。
 他にも,試験の際に出したA4のレポート用紙を返してもらえないのにも納得がいきません。というか,何故A4レポートを回収するのですか?学生たちの考えとしてはそれを見ることにより,どれだけ一生懸命勉強したかを判断して成績に考慮するとの噂なのですがそうでないなら,集める意味が理解できません。あと,追試者88人というのは多すぎではないでしょうか?未履修ということも含めてもう少しの考慮がほしい,など,グチばかりになってしまいましたが,まだまだ言いたりないくらいこの授業には不満が爆発しています。

(物理学企画責任者:加藤幾芳教授からの回答)

A 教科書の問題ですが,まず,大学の授業・講義で大事なことは「どのように物事を学び,理解して問題の解決への道筋を見出すか」と言うことであると思います。実際,大学を卒業して社会に出たとき,様々な問題に遭遇すると思いますが,その時に,自分で,その問題について関係することがらを調べたり,勉強したりして,解決の方向を見つけなければなりません。そのようなとき,教科書があるわけでも,どこかに解答が書かれているわけではありません。自分で,適当な教科書や参考書を探し,自分で解答を出し,その解答に自分で責任をとらなければなりません。大学で,そういうことができる力を養い,そういう能力を身につけて卒業していただきたいと思います。
 具体的に,物理の講義について見てみると,大学初年度における物理学は,力学,熱力学あるいは電磁気学で,基本的な分野です。しかし,これまで,物理学を一度も学ぶ機会がなかった学生や,受験科目の一つとしてよく勉強してきた学生など,様々なレベルの学生に対して一つの教科書で済ますことは容易なことではありません。一応,一つの例として,1つの教科書を担当の先生から紹介があるかと思いますが,それにはあまり,捉われず,自分に合った教科書を探して見ることを薦めます。確かに,多少費用がかかるかもしれませんが,勉学の必要経費と考えていただいて,自分に合った教科書・参考書を複数冊手元に用意することも考えていただきたいと思います。実際,上に挙げた力学,熱力学,電磁気学の教科書・参考書は漫画による解説から国際的に標準として使われているものまで,様々なレベルのものがあります。構内の書籍店で,物理の棚を見てください。実にたくさんの本が並んでいます。それらを眺めながら,自分に合ったものを見つける楽しみを味わって見ることも学生の大事な生活の一つではないでしょうか。
 レポートの返却の問題についてですが,返却を担当の先生にお願いしましたか。成績をつけるのに使うのであれば,成績つけが終わったあと,先生のところを尋ねて返却してもらうことをお願いしてみてください。
 ※ 当科目について,なにかご意見がありましたら企画責任者までご連絡下さい。(内線2684)

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【掲示日:平成18年2月8日】
水産学部1年からの投書

Q  水産44.45組の基礎物理学の講義について言いたいことがあります。先日の授業で,講義で使用しているパワーポイントのスライドをWeb上で公開しないと言われました。これについて非常に納得がいきません。その理由は,
 1.後期さいしょの授業を受けもった先生は公開してくれたので,そんなこと全く想像もできなかった。
 2.授業のスライドはペースが早すぎてとても板書しきれない。
 3.予習をしてきても授業中に理解しきれる内容,説明でない
 です。
 そして公開しない理由が,授業をまじめにうけずにテスト前にスライドだけ見てやる人がでるから。ということでしたが,授業を受けた限り,とてもそれだけで理解できる内容ではありません。正直,教科書を熟読しても理解できないし,講義中の説明も(予習をして授業をうけても)理解するのはかなり困難な状況です。その上スライドまで公開しないとなれば更に厳しくなります。少なくとも今までの分はWeb上で公開するのが筋だと思います。もしくはそういう講義にでていない人たちが後から見るのが問題だと言うなら,冬休みなど期間を限定して公開するなど対処法は沢山あるはずです。前期でよく身にしみましたが,この基礎物理学は全部出席してまじめに授業を開いていてもテストができなければ容赦なく不可にするので高校で物理未履修かつ将来的に物理を必要としない人が多い水産学部にとっては地獄のようなものです。Web公開を認めてもらえないというのなら,それに見合った講義でないと納得がいきません。(その点熱力学のはんいをやっていた先生はとてもわかりやすい授業でした。)なので授業改善のアンケートをとるなどして,今の状況を改善して,本当にわかりやすい授業をしてもらえるのならWeb公開をしなくても納得します。わかりやすさを10段階で評価するなら1です。他にもこの授業には数々の不満がありましたが今回の一件で爆発しました。これはそんな中書いているので多々過激な言い方が多いですが真剣に講義を受けているからこそ思うことです。どうか考えてみて下さい。

(物理学企画責任者:加藤幾芳教授からの回答)

A パワーポイントで示された原稿をWeb上で公開して欲しいという要望についてですが,担当の先生にお願いしても駄目だったのでしょうか。また,駄目な理由について説明があったのでしょうか。どうしても駄目な場合,プリントしたものをくれるように頼んでみてください。クラス全員にプリントしたものを配布するのが難しいのであれば,あなたを含めて希望者に配布してくれるようにお願いしてみてください。


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