ここで寮歌について簡単に話そう。初めて作られたのが明治40年,そして今現在も北大生の手によって作られている。歌詞の中には北大の自然,壮大な北海道の自然,その当時の北大生の考えが詰まっている。
なぜこの寮歌が歌い継がれているかというと魅力があるからである。
一つ目は,寮歌を歌うことでより愛校心を持つということだ。なぜそのように感じるかというと寮歌が北大の歌だからである。たとえば秋,北大の木々の紅葉のきれいな時期に,秋のことを歌われた寮歌を歌うことでその紅葉をより意識し,その景色が好きになることがある。このように寮歌にも北大の景色にも飲み込まれて,より北大に愛着持つようになる。
二つ目は多くの北大生と歌うことで一体感が得れ,気持ちが良く,また歌っている仲間が同じ北大生なんだと感じ,より北大生という仲間意識が強くなる。
人にとって感じ方があるので一概にこれだけが魅力とは言えないが,このような魅力が寮歌にはある。そんな寮歌を我々北大生は大いに大いに歌おうではないか。そして寮歌に溢れた北大にしよう。 |