(高等教育機能開発総合センター・川初清典教授からの回答)
A 指摘のとおり,周回スポーツの原則は反時計回りです。早朝から夜にさしかかるトレーニングセンター開放の状況下,同センターでは諸事項を貼り出し文書によって周知を図っています。同センターの走行路で逆走があったことを同センターでは3月7日正午に確認し,「スポーツルールであることと危険性を説明」して同センターの内部秩序維持を指導する文書複数枚を貼り出しました。また,逆走中の集団は集団プログラム遂行中であり,周囲に走行路への進入希望の様子も見受けられず,また他者の進入が不可能の様子でもあったので,その走行を直ちには制止しませんでした。普段同センターのトレーニング環境維持に特に協力しているクラブの構成員に走行中の集団にその秩序を説明するよう依頼し,説明引き受けの返事も得ました。当方に時間的な制約があったためです。なお,その後も逆走が1度確認され,注意して正されたとの報告がありました。周回走行の方向に関しては体育授業などを通して身についているべき知識です。しかし,同センターでは毎年冬期に入る頃や,春休みの利用などで,グラウンドでの活動を終えて室内トレーニングに新たに取り組み始める学生達が多数あって,逆走をも含む,館内秩序が乱れる経験をしており,その発生の予測もできています。また同センターでは,正に一部の例外以外,利用学生達は真摯かつ一心に励んでトレーニングしている姿を常々観察しているところであり,これによる成果が高まる事を期待しています。
|