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「高等教育機能開発総合センター」には,E棟1階の学務部事務室前とE棟2階・3階に投書箱「学生の声」を設置し,併せて「記入用紙」も備えています。
 みなさんが疑問に思う事や改善して欲しい事など,この投書箱に寄せられた意見・要望は,回答(対応)を添えて,同センターE棟1階の「学生の声(回答)専用掲示板」に掲示しています。
 以下,前回(第120号)以降に掲示したすべての「学生の声」を紹介します。
なお,今回の掲載に当たっては,読む際に分かり易くするため,掲示の「学生の声」(オリジナル)に,正確な表現への修正をしています。

【掲示日:平成18年6月14日】
理学部1年からの投書


Q 情報教育館のピアノの使用申込みを,1週間前に済ませなければ使用できないのではあまりに融通が効かない。空いていればOKにすべき。

(学務部学生支援課からの回答)

A 現在,ピアノのある部屋を含め講義室等の使用については,利用者から使用したい日の前週までに申し込み願い,学務部学生支援課厚生係(高等教育機能開発総合センター3番窓口)から金曜日に翌週の講義室等使用予定表により情報教育館警備員に通知し,鍵の開閉をさせておりました。
 今後,利用者の便宜を図るため,平成18年6月19日より,当日若しくは当該週の利用についても申し込みを受け付けることとしましたので,ご理解とご協力をお願いします。
 なお,使用方法等については,担当係に問い合わせ願います。

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【掲示日:平成18年6月20日】
無記名者からの投書


Q 通学途中で鍵やアクセサリー類を落としてしまうことが多々あります。しかしあきらかに北大構内で落としたとわかる場合でも正門から教養までなど1年生にとっては探す範囲はとても広いですし,道路だけではなく各学部も回らなければなりません。しかも文系棟のように一つの建物内でも何カ所も回らなければいけない場所もありますし,落とし物入れが乱雑であったり貴重品は窓口に問い合わせなければならないなどとても大変です。しかし鍵はないと家に帰れませんし防犯上も心配ですし,アクセサリーは高価であったり思い入れが強いものです。そこで北大内に統一した管理システムを作ってほしいのです。具体的にはHP上にできれば写真付きで詳細を書いてほしいです。そうすればたくさんたまっている落とし物も持ち主に戻るだろうし,探すのに手間取っている時間を他のことに割けるのでありがたいのですが。良い返事がいただけることを期待しています。

(学務部学生支援課からの回答)

A 鍵等の落とし物の管理について,落とし物扱い窓口を一本化,落とし物をHP上で保管状況を公開してほしいとのご意見,要望がありましたが,現段階では,予算面,人員的に不可能な状況です。落とし物,忘れ物は,自分の過失によるものが殆どですから,自分の持ち物に日頃から気を付けることが大切であると思います。お手数でも,各部局落とし物扱い窓口にお問い合わせ願います。



【掲示日:平成18年7月4日】
歯学部1年からの投書

Q 先日,学生の声の回答専用掲示板で「効率的な授業や分かりやすい授業を目指している」という回答を読んで投書します。
 歯学部1年の物理の授業を担当している●●氏の授業についてですが,受験で生物選択の者が多いのに,教え方が大変わかりにくく,物理選択の者でも理解しにくい状態です。黒板の書き方(文字や濃さ)が悪く,説明が不十分で教科書ともズレがあり,また,宿題を提出しても解答などが一切なく,自分が出した解答さえ確認できません。みんな理解できず出席率が悪くなっていく一方です。今のままでテストをすると,とてもやばい状況になるのが目に見えてわかります。何とかしてもらえないでしょうか?

歯学部1年のクラス一同からの投書

Q 水曜2限の「基礎物理T」を担当している●●先生の授業なのですが,物理の現象の説明や目的を言わずに突然微積の式を羅列しています。また授業の内容も最悪なのですが,いつも私たちに向かって「君たちでもこれぐらいはわかるよね」とか「わかるかな〜わかんないよな〜」などと小バカにした悪口を言い,不快にしています。さらに教机を蹴ったり,ダンダンたたいたりして態度も悪いです。
 態度が悪いのは何とかガマンしてきましたが,授業があまりにひどいのは何とかしてほしいです。


(物理学科目責任者からの回答)

A 「学生の声」の投書内容を指摘のあった先生にお伝えし,授業内容の改善をお願いしました。「投書内容を考慮して善処する」との先生のお話ですので,今後の授業にご期待頂きたいと思います。

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【掲示日:平成18年7月10日】
経済学部1年からの投書


Q 今回,履修要望科目に指定されていた数学の授業の教師の質が非常に低く大変困っています。外国語等の必修科目や履修要望科目で教師が“ハズレ”だった場合,生徒は選択権が無いため八方ふさがりです大学の教師は高校等と違い「教える力」は実質問われない上,大学での講義で「不可」がついてしまった場合,その後に大きな影響があります。誤解を招く表現ですがどんな教師でも付き合わなければならないということです。せっかく同じ教科の講義を複数開講するなら,生徒が自由に選べるようにするべきです。そうすれば,教師も生徒の数で自分の講義の質がわかるでしょう。
 旧帝国大学という肩書きのある大学でも講義選択のシステムはこの程度か,と正直落胆しています。二年次以降も基本的なシステムは変わらないのでしょうか?ともかく現状のシステムで全ての生徒が満足のできる講義を受けられるほど教師陣のレベルは高くないです。早期の改善を望みます。
 追記・急ぎの為,見苦しい乱筆をご容赦下さい。

(学務部教務課からの回答)

A
 指摘ありがとうございます。該当する数学の授業は,「高校の数学」と「大学の数学」の橋渡しを行うという,今年度から始まったばかりの新しい授業科目であり,担当者がいろいろ工夫して講義を行っています。引き続き授業内容を改善して参ります。
 次に,講義の選択についてですが,投書にあるとおり,外国語科目,理系基礎科目の履修クラスはあらかじめ決められており,学生に選択権はありません。これは,基礎科目の一クラスの受講者が40人〜60人程度が適当であるとの考えからです。仮に,クラスを自由に選択するシステムを取り入れた場合,英語の授業を200人や300人の規模で大講堂で行うということも考えられます。この状況が教育的に良い環境であるとは思えません。なお,それに伴い,講義室の調整が困難になるのも事実です。
 また,講義内容等の充実については,この場でもお知らせしているとおり,教員向けの研修(FD研修),科目責任者会議等において機会があるごとに,教員に喚起を促しておりますので,ご理解の程よろしくお願いします。




【掲示日:平成18年7月10日】
文学部1年からの投書

Q 高等教育機能開発総合センターの教室のイスが高すぎて足がつきません!もっと小さいイスがほしいです。2号とか3号とか,女子学生のことも考えて下さい。

(学務部学生支援課・教務課からの回答)

A 小さい椅子の設置を希望するということですが,講義室の特定が難しく,投書された方が,どの講義室を利用しているか分りかねます。椅子が高すぎるということで,小さめの椅子を配備する,あるいは他の方策を検討するためにも,もう少し詳細な事情をお伺いできたらと思います。
 ご希望のものを配備しても,授業中の机の移動,清掃時の移動が頻繁に行われ,また,椅子・机の教室外への持ち出しも行われることもあります。今後の検討のためにも,ご事情をお伺いしたく,できましたら学務部教務課全学教育第二係(高等教育機能開発総合センター7番窓口)に直接おいでください。同年代の皆さんの体型の大型化に伴って,標準規格を含め,標準規格を超える椅子,机も配備しておりますが,小さい規格のものは用意していないのが実態です。ご理解の程よろしくお願いします。

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【掲示日:平成18年7月21日】
無記名者からの投書

Q 苦情なのですが(構内自動車通行に関してです)私は附属病院にいる研修医(院生)ですが,病院北側でパスカードを使用するゲート(医学部か病院関係者しか使用できない箇所です)で,おそらく出入りする(医材の業者だと思いますが)車で,シルバーのマツダデミオ「ふ 69−64」にパスカード交付されていると思います。その車に先日,いわゆる車の後ろに付いてあおられました。構内は徐行が遵守されるはずですが,このようなマナーの悪い運転手,業者にパスカードは交付しないでもらいたいです。またもし業者であれば,取引はするべきではないと思います。構内安全運転推進のはずであり,マナーの悪い者へは徹底した対応をお願いします。
 まさかと思いますが,該当車が,大学勤務者や学生ではないと信じますが,そうであれば,なおさら問題かと思います。いずれにしても認可しているのは医学部か病院だと思うので厳正に対応し,優しい運転を心がける者だけが,運行可能にしていただきたいと思います。

(医学部からの回答)

A 投書用紙に記載の車両番号から駐車証の交付者を確認し,本人に対し本件についての事実の有無,状況等の説明を求めました。
 本人の説明によれば,「そのような行為と間違えられる事はしていないと思うし,記憶にもありませんが,今後は少なくとも間違えられないようにさらに気を配ることにします。」とのことです。



【掲示日:平成18年7月25日】
他人名義での投書


Q トレーニングセンターについて質問します。
1.「外周コースでのトレーニングを禁止する」という貼り紙が出てますが,少なくとも奥の部分はトレーニング用なのではないですか?ランニング専用だったらなぜ鏡があるのでしょうか。そもそも,あの部分はバーベルをおいても大丈夫なように加工してあるのであって,あそこの使用を禁止したら床に穴があきますよ。第一あのコースは全部で80mしかなく,w-upする程度ならいいですが集団で走ったりするのには全く適していません。措置の再考を望みます。もっといえば,むしろコースでの集団走を禁止してほしいです。
2.置きくつを禁止したのはなぜなのでしょうか。「玄関がくつで一杯になる」という理由は解せません。確かにくつでいっぱいになっていたという状況はありましたが,それはそれでよいのではないですか。むしろいちいちトレーニングのたびに上ぐつをもってくる学生に便宜をはかるという点で,おきぐつを認めて いただけないでしょうか。おきぐつを禁止してから土足で利用している人がふえた気がします。
3.なぜ無駄なものばかり購入されるのでしょうか。買っているのかどこからか配置転換されているのかは分りませんが,明らかに効率の悪い備品購入に思えてなりません。私の見た限り,あの「アイソメトリック用」とかかれたマシンを使っている人を見たことはありませんし,私も全く使い方が分りません。また, 最近大量にダンベルを購入されましたが,前の状態でもほとんど使われていなかったのに,なぜさらに購入なさったのでしょうか,それも非常に軽量のものがほとんどで,老人のリハビリなどに使うようなもので,学生の使用頻度は低いと思います。そのような備品を買われるのであれば,バーとベンチプレス台を購入していただきたいです。バーにはサイズが2つあって,小さい方は足りてるのですが,太い方がこわれてしまい足らない状況です。80キロくらいまでは細い方で対応できるのですが,100キロくらいになると太いバーを用いないと危険なため,皆大変に困っています。また,ベンチプレス台も,いま3台あるのですが,100キロ程度で行うと2台はきしんで危険なため,実質1台しかないようなものです。そのため学生が十分なトレーニングを行えず大変困っています。
4.無記名が多いです。明らかに集団で来ているのに名前を書いていない部(バドミントンとか)があります。
5.マナーの悪い部が多いです。大勢でやってきて殆ど専有状態になることもしばしばです。純粋にトレーニングしているのならまだいいのですが,半ば遊びにきているような学生も多く,トレーニングを行う他の学生にたいへんな迷惑を及ぼしています。
6.せっかくのトレーニングセンターが十分に活用されていない感があります。さらなる施設の充実を臨みます。
 予算の関係で無理だとは思いますが,トレーナーの配置などがあればさらに充実し,運動部の成績等も向上すると思います。青山学院や法大ではそうした運営がなされているそうです。

(高等教育機能開発総合センター生涯学習計画研究部生涯スポーツ科学研究部門からの回答)

A トレーニングセンター(トレセン)は本学に関係する誰もが体力・健康とスポーツのためにトレーニングし,またその専門的な事業を行うための施設です。利用者には体力の強い人がいます。体育系課外活動団体の多数は強い人達で,利用状況は質・量とも優勢です。クラブの規律性にもよって一般的に整然としたトレーニング状況が観察されています。体力の弱い人の利用もあります。トレセンでは,玄関,更衣室,体育館フロアが手狭です。これらの利用者がフロアでは隅に押しやられたりしないように用具の確保やその配置に配慮しています。観点を変えて,我がままや身勝手な人の利用もあります。名簿に記名しないもぐり利用や,共有空間を占有したり,授業や講習会の時に退館の指示に従わなかったり,土足を強行したり,ミラーなど器具・用具の破損を届け出なかったり,と,その態様は雑多です。トレセンでは,これらの多様な利用状況を利用心得や管理・運営の秩序性によって整え,トレーニング環境の保全に努めています。
 では,「声」に対して以下に個別的に説明します。
1.「外周コースでのトレーニングを禁止する」との貼り紙が出ているとして質問が書かれてあります。貼り紙には,逆に「外周走路でのトレーニングを認める」と書き出してあります。その上で,走者がある時は走路を解放し,妨害になる用具を移動するよう指示しています。このことは壁固定用スポーツミラーの周りで行われているウエイトトレーニングによく該当するのでその脇に貼り出してあります。
 外周コースは明々確々として走行路(ランニングトラック)です。路面素材はタータンです。1968年のメキシコ五輪の陸上競技用に開発され,トレセンのタータントラックは1972年札幌五輪の選手強化体育館走路として我が国で初めて設置された由緒の設備です。スパイク走用で強靱です。もとよりトレーニングでは重量挙げ競技とは異なってバーベルを落としません。が,重量物の落下が起こってもタータンは相当に耐えられます。上記のように「認める」所以です。後に,ミラーを多目的スペースの壁に設置しました。このスペースではミラーを前にしてエアロ・Ex,ステップ・Ex,スポーツフォーム練習などが合宿トレーニング,授業や講習会で行われています。ウエイトトレーニングが優勢なのでミラー前に持ち場がよくせり出されますが,このトレーニングを念頭にして特に移動式ミラーを2台整備しています。それでも,走路が空いていればこの場の利用を認めています。
 この走行路はウォーミングアップ走全般に,また授業・講習会・公開講座などのランニングに多用され,各様のウォーキングにも活用されています。積雪を迎えると,屋外種目の人達に掛け替えのない走行路になります。さらに,生涯スポーツ科学研究で高齢者の運動能力計測でも学内横断的に利用があります。その今夏の利用予定も早くから書き出されています。利用者が相互に理解・協力しあって使いあう必要があります。
2.靴棚の「置き靴」はこれを新しく禁止したのではなく,従来からの指導項目として掲示を出しました。靴箱の占有は他者の利用を阻みます。この「声」は放置靴整理のために平成18年4月5日掲示の「お知らせ」と同月24日掲示の「靴棚への置き靴について」(別紙)の通知にリスポンスしていると思われます。 禁止事項の書き並べは美しくはないので通知の掲示を約1ヶ月で外しましたがその内容は心得として維持されるよう期待します。授業を受ける学生にも来客にも玄関が溢れ,また外靴の置き場が塞がっているのは好ましくありません。
3.トレセン利用者には体力に劣る人や授業・公開講座の女性もいます。新しいダンベルは全学教育担当部局の教員が授業用に当センターに相談して整備した教材です。他の人の利用も了解されています。他に,正課体育の従来の教員たちが授業に必要で持ち込んで古くなった機器・用具も多くあります。目下,当該部局を通して4月から廃棄手続きを進めている機器が相当あります。床には小物が散逸して環境が良くありません。整理用のプラスチックケースを,館壁面の掲示物整頓及びシャワー室簀の子更新などと共に担当係に文書で要求提出しており手 続きの進むのを待っています。アイソメトリック・ステーションは 昭和60年以前の購入で引き継がれています。筋力測定の国際標準規格を満たす器械です。握力・背筋力のように筋力は今も標準的に張力(Kg)で表されます。この器械ではほぼ全身の部位の筋力の高精度の計測とトレーニングが可能です。平成16年もこの器械で健康スポーツ科学系の卒論実験が組まれました。科学的筋トレーニングは研究も実践もアイソメトリックから始まり今も主流にあります。破損の不安がないのでトレーニングにも供されます。トレーニング誌などによって知識ある人に先ず有効に使って戴くつもりですが,機会を得てトレーニング講習会も実施したいと考えています。
  Wtトレーニング用シャフトの太さはどのタイプも28mmφ(径)で応力に対する強度は共通かつトレーニングの範囲では十分です。「声」に書かれる太いシャフトとはWtプレートを通す部分が回転する仕組みのタイプを指していると思われますが,回転型は重量挙げのように手首を返す動作のための回転機能を有しています。ベンチプレスなど,センターで行われる殆どのトレーニングでは手首返しがなく固定性能に優れる非回転型が有利です。現在,回転型8本(2本,部活に貸出中),非回転型13本,その他数本を有しています。使い終えのシャフトを所定のラックに戻せば利用には不足がないと思われます。また,負荷が約130Kg超でシャフトが撓み始めます。撓む方がパフォーマンスの上でも生体への負荷の上でも有利になります。見るからに重いバーベルをバネで揺さぶってトレーニングする姿はあこがれの的にもなります。
 マシーン組み込み器を除いて,現在フリーWt用のベンチプレスセット6組(1組,貸出中)を置いています。うち,4組が組立式,2組が固定式です。荷重のためにきしむセットは1組もありません。組立式は構造的にぐらつく作りですが,正しい運動方法が前提であり,そうであれば問題はありません。差込みピンをきっちりとして利用して下さい。固定式1台には補強の余地がありますが,安全性の上では問題がありません。これらの機器の安全性や要・不要については利用学生の感想を聞きながら対処しています。体育館裏に最近廃棄したシャフトやマシーンがあるように,更新にも心がけています。
4.記名を促すように腐心しています。利用状況は機器整備の予算配分の根拠にもなるので今後もこれを心がけます。
5.トレセンでは逆の観察をしています。トレーニングでは負荷からの回復が大切であると指導しています。Wtトレーニングはこれに特に該当し,負荷時間を短く回復時間を長くします。休んでいる多くはこの回復過程の姿だと思います。
6.トレセンも施設とその機能の拡充に努力しています。そのデザインなども提出しています。
 では,最後です。トレセンでは,1昨年「総長経費」で体育館が全面改修され,この施設は飛躍的に改善されました。今後とも大学と利用者双方が良いトレーニング環境づくりに努力し,学生・職員の健康度・体力・スポーツ競技力の維持・向上に役立つよう努めます。

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【掲示日:平成18年7月25日】
無記名者からの投書

Q 学生委員会発行の広報誌「えるむ」いつも拝読しています。発行後しばらく経っても残部が山積みになっているのを見かけますが,学生にとっては必要な情報を得るための「消耗品」的な側面もあるので,現状のような紙質・カラー印刷でなくとも十分かと思います。
 札幌市の広報誌が経費節減のため紙質を落としましたが,特に不便は感じません。学生の立場からは,浮いた分のお金で図書館で閲覧できる雑誌・新聞・書籍等が少しでも増える方がありがたいと感じます。ぜひ御検討下さい。

【掲示日:平成18年7月25日】
無記名者からの投書


A
 学生広報誌「えるむ」に対するご意見について,以下のとおり回答します。
 「えるむ」は,学生委員会・広報誌「えるむ」編集部会で検討されており,平成18年6月14日(水)開催の同部会において,平成18年度(第120号〜123号,年4回)の発行・編集方針等が決定されました。同部会では,本年度から,1,000部削減して4,000部を発行することにしました。これは,各部局に冊子体の需要度や毎回の残部数の状況を確認したうえで,冊子体の継続と発行部数を決定したものです。これまで「えるむ」は,高等教育機能開発総合センター1階ロビーなどに残部が山積みになっていることもありましたが,発行部数を削減しましたのでこの課題は解消できると考えています。
 「えるむ」の紙質等について,表・裏紙と中ほどの4ページ分はカラーで上質紙を使用していますが,他のページは白黒又は二色刷りの並程度の紙質で,本学の他の刊行物と比較しても特に上質とはいえないと思います。また,学生の皆さんへの配付の他に,北大交流プラザ「エルムの森」や東京オフィス等の一般の方が訪れる本学施設に配置していますし,東京・関西同窓会や国立国会図書館にも送付していますので,この程度の質の水準は維持すべきと考えています。
 なお,本学ホームページには,第81号(平成9年2月)から掲載しており,将来的には,冊子体を発行せず,ホームページのみの掲載になることも考えられます。
※本学ホームページへのアクセス法…「トップページ」→「広報・公開」→
「北大広報誌」URL:http://www.hokudai.ac.jp/bureau/populi/index.html



【掲示日:平成18年8月8日】
法学部2年からの投書


Q なぜ教養(全学教育科目)なんかに●●●●先生が講義されたのでしょうか。
 昨季「国際関係入門」を受講したものですが,●●先生ほどの方があんな素晴らしい授業をされているのに,語学の非常勤の人とかはひどいです。この質の差はなんなのでしょうか?

(学務部教務課からの回答)

A 投書の内容が不明確なため回答ができません。もう少し具体的な指摘をいただければと思います。

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【掲示日:平成18年8月8日】
工学部4年からの投書

Q パソコンを利用中飲食を行う人間がまだ多い。こうした人間は利用停止などの措置をとるべきだ。

(情報基盤センターからの回答)

A 常日頃パソコンを利用中に飲食を見つけた場合,飲食を行わないよう厳しく指導し,又,掲示等で注意を喚起しているところです。



【掲示日:平成18年8月21日】
無記名者からの投書


Q  高等教育機能開発総合センター内に,日本共産党の札幌市議のポスターが貼ってあるのを発見しました。(学生相談室のところの階段1−2階の間),これは許されるのでしょうか?

(学務部学生支援課からの回答)

A 学内の掲示は,本学の掲示等に関する内規により規定されており,高等教育機能開発総合センターに掲示する場合はセンター長の許可を受けて掲示することと,その内容は政治的目的を有するもの,或いは虚偽の記述又は名誉毀損にわたるようなものなどは掲示できないことになっております。ご指摘のあったポスターは掲示責任者に厳重注意のうえ撤去させました。

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【掲示日:平成18年8月21日】
無記名者からの投書

Q 情報処理室でのマナーが悪い人が多すぎる,おかしを食べる,ジュースをのむ,さわぐ,おしゃべり,場所を占有する,混んでいて席がない人もいるのにねている,アダルトサイトを見る,ログオフしないで帰る,フロッピーを盗むし持ち帰るなど,余りにも目に余ります。

(情報基盤センターからの回答)

A
 前回の回答でも述べましたがご指摘のようにパソコンを使用する上で一部の学生のマナーが非常に悪いとの印象は免れません。職員もそうした現場等に出会った場合は即厳重に注意し,掲示等でも注意を喚起しているところです。
 また,職員の目が行き届かない面もありますので,気持ちよく利用できるように学生さん同士お互い注意をしていただけたらと思います。


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【掲示日:平成18年8月21日】
水産学部1年からの投書

Q 1.プールにいくと,水泳部が占有しているような状態のときがあって困る。ちゃんと分けるなりの対策をしてほしい。
2.プールの排水口は大丈夫ですか。

(学務部学生支援課からの回答)

A1.プールの一般開放の時間:「月〜金曜日(祝祭日を除く)の12時〜19時まで」以外の時間は水泳部が占有して使用しています。一般開放時にも,7レーンのうち1〜2レーンを水泳部が使用する場合がありますが,プールの混み具合によって練習を切り上げています。
 一般開放の時間に水泳部員(と思われる)人達が占有し,泳ぐことが難しい状態であれば,監視員(水泳部員)がプール管理室におりますので,事情を話し対応してもらってください。
2.本学のプールは事故のあった「流れるプール(流速1.6m〜2.0m/秒)」ではありません。水の濾過・塩素滅菌のために循環式プールとなっていますが,競泳用のため,泳ぎに影響が出ないようプールの水はゆっくり循環しています。水の吸い込み口 (1.26m×1.26m)はプールの底にあり,穴の開いた金属板で 覆いボルトで固定しています。吸い込んだ水は,循環濾過装置を通りプール側面にある14箇所の循環口から吐出しています。

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【掲示日:平成18年9月13日】
文学部1年からの投書

Q 前期に履修した「情報学」の授業に関して言いたいことがあります。
 この授業は購入するように指示された教科書(「情報学入門」)を一度も使うことなく終わりました。なぜ,授業で使いもしない教科書を購入するように指示するのでしょうか。
 友人から聞いた話では,その教科書は「自習用」という名目で購入するように指示されたそうですが,実際にその本を開いてみても,授業の課題を進めるのが潤滑になるような分かり易い情報が書かれているわけではありません。確かに自ら積極的にコンピュータなどについて学ぼうという人にとってはいいかも知れませんが,それはあくまでごく一部の人です。大体の人は本棚の隅に置くだけで,開くこともないでしょう。そもそも工学部生でない限り,アルゴリズムの記述法など知る必要のないことですし,もし興味がある人は自らそれに関する本を購入すると思うので,わざわざ履修者全員に購入させる必要はないと思います。
 そのように使わない本を購入させるのには何か理由があるのではないかと勘ぐった僕は,その本の著者の経歴を見て驚きました。著者三人が三人とも北大の教授だったのです。これで僕の疑問は反感のようになりました。つまり,僕が言いたいのは「あの本を買わせたのは印税目当てなのではないか」ということです。
 確かに,大学の教授が自分の書いた本を自分の授業で学生に購入するように指示するのは普通のことですし,自分が苦労して書いた「自信作」ならば学生に薦めたくなるというのも分かります。しかし前述したように,多くの人が使わないようなものを履修者全員に購入させるのは無駄ですし,僕が抱いたような疑問(反感)を抱く人がいても仕方がないような状況だと思います。
 大学側としてはこれについてどのようにお考えでしょうか。ご返答をお待ちしております。

(全学情報学企画委員会からの回答)

A 「情報学(1,2)」は,北海道大学の文系・理系・医系・農学系それぞれの学部で情報教育に携わっている教員が集まり,北海道大学における情報教育としてふさわしい内容を検討し,小・中・高における情報教育の現状をも考慮して,2年間に及ぶ検討結果を踏まえ,企画委員会において企画した内容である。
 この検討に基づき,北海道の国公私立大学で情報教育に携わる教員が集まり,北海道大学の情報教育企画委員会の3名の教員が編者となり,総勢16名の執筆者によって,テキスト「情報学入門」を編纂した。
 平成18年度は,高校の新教育課程で「情報」を学んだ初めての学生が入学してくるという年であり,大学における情報教育のあり方は,それ以前のものと大きく異なるものとしなければならなかった。全国の多くの大学において,この対応が遅れている中で,北海道大学はその状況に真摯に対応した数少ない大学の一つであり,この教科書はそのような新しい教育課程に対応した情報学を扱った数少ない教科書の一つである。
 北海道大学は,教育理念の柱のひとつとして,「全人教育」を掲げており,それは,専門的知識を活用するための総合的判断力と高い識見を備えた人材の育成の基盤としての教養教育を重視するものである。指摘されているアルゴリズム等の理解は,こんにちの情報・知識社会において,北海道大学を巣立ち,リーダーとして活躍する学生諸君に教養として学んでもらいたいと考えている。このことから,企画委員会では,文・理系を問わず,全学部に対して情報学1,2を必修とすることを提案している。
 情報学は,実習を中心とした情報学1と座学を中心とした情報学1で構成されている。情報学1では,配布した「課題・評価基準一覧」にあるように,テキストの該当箇所を参照して,実習を行い,情報学2では,その実習経験をもとに,テキストをふまえて講義を行う。情報学1では,とくに,「情報学入門」の前半部分−知的所有権等情報社会への参画する態度及びデータ・情報の表現について,実践的に取り上げた,テキスト「情報学入門」の内容をより深く理解するためには,さらに情報学2の履修を奨める。いずれにせよ,小・中・高とは異なり,大学の授業は,大学設置基準にしたがい,授業時間外の自学自習を前提としている。
 教科書の扱いについては,今年度は,「課題・評価基準一覧」の各課題の末尾に「教科書関連項目」として教科書内での対応箇所を明示し,課題に対する理解を深めるための自律的な学習を期待していた。しかし,この投書にあるように,それが必ずしも学生に理解されず,単に与えられた課題のみが機械的にこなされたケースが見られる。この点をふまえ,来年度からは教科書で学習することも「課題」として明示的に含めるなど,自学自習を確実に推進するような仕組みを整備することを検討する。
 情報学は,今年度から始まったものであり,企画委員会では,これからも教員や学生からのフィードバックに基づいて,テキストの利用方法を含め,授業の内容と方法を改善していきたいと考えている。


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【掲示日:平成18年9月20日】
薬学部1年からの投書

Q 試験結果の掲示について
 現在のシステムでは,期末試験の合否及び追試験の連絡は教養のロビーにある掲示板へ掲示されるだけとなっています。またその掲示自体も,するか否かは講師に委ねられているのか,掲示されている科目とされていない科目があります。単位に関わる試験の結果の掲示としては少し配慮に欠けると思います。よって,(1)試験の結果及び追試験の有無を,試験後掲示するのか否か(2)するならば,それはいつ掲示されるのかという2点を,試験を行う際に学生に必ず告知するように義務づけて欲しいです。さらに言えば,できるだけ掲示して欲しいというのが僕の願いです。よろしくお願いします。

(学務部教務課からの回答)

A 最初に,試験結果の周知方法については,原則として「学修簿」(18年度1学期の学修簿配布日は9月28日)により行うことから,必ずしも掲示により周知する必要はありません。
 次に,追試験(評価が不可となった者に対する再度の試験の意として回答します。)の実施に関する周知手段については,掲示はもとより,授業中での指示,メール,電話による連絡など教員に一任しています。
 以上のとおり,本件については担当教員の裁量により行われているものであり,今のところ,要望のあった「試験結果及び再試験の実施の有無の掲示」を制度化する考えはありません。ご理解の程をお願いします。
 しかし,疑問が生じた場合は,不明確のままでやり過ごすのではなく,必要によっては教員に直接たずねる等による確認の方法も必要であろうと思います。ただし,教員に連絡する場合は,礼節を重んじ,言葉遣いなど失礼のないように心がけてください。


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