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 「高等教育機能開発総合センター」には、E棟1階の学務部事務室前とE棟2階・3階に投書箱「学生の声」を設置し、併せて「記入用紙」も備えています。
 みなさんが疑問に思う事や改善して欲しい事など、この投書箱に寄せられた意見・要望は、回答(対応)を添えて、同センターE棟1階の「学生の声(回答)専用掲示板」に掲示しています。
 以下、前回(第123号)以降に掲示した「学生の声」を紹介します。
 なお、掲載にあたっては、個人を特定できる内容を除いたり、誤りのある表記等を修正している場合があります。誌面の都合上、建設的なご意見を優先していますが、寄せられたすべての声は、ホームページ版に公開しています。(http://www.hokudai.ac.jp/bureau/populi/index.html

【掲示日:平成19年4月11日】無記名者からの投書

Q
 クラーク像に、いたずらがされています。大学の顔ともいうべきところですので、残念です。
 早期のご対応をお願い致します。
(施設部施設保全課からの回答)

A
 ご指摘のありましたクラーク像へのいたずらですが、すぐに現地を確認したところ、いたずらされた形跡は確認できませんでした。今後、いたずらの事実があれば早急に清掃するなどの対処をいたします。

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【掲示日:平成19年5月2日】無記名者からの投書

Q
 前にも投書がありましたが、事務の方の態度が悪すぎます。全く改善されているとは思えません。
 また、名札もスーツの下に隠している方も多く不信感が漂います。もう少し親身になって戴きたいです。また、窓口から呼んだ時に面倒くさそうに出てくるのもやめて戴きたいと思います。
(学生支援課からの回答)

A
 職員の窓口対応について、再三の投書がありました。
 当課においては、これを真摯に受け止め、奨学金関係のみならず、学生支援課全ての担当職員に対して十分な窓口対応を行うよう課長から強く指導をしました。
 また、名札についても、職務中は常時、見えやすく着用するよう指導しました。
 今後このようなことのないように、さらに職員の意識改革を図り、適切な窓口対応に努めてまいります。


【掲示日:平成19年5月11日】工学部2年の学生からの投書

Q
 「教師の授業の質が悪い」という意見が毎年でており、大学側では新任教員研修、授業改善FD等の取組をしているとのことですが、毎年授業に対する苦情がでており、大学の教育内容向上の取組は、効果がでていないように感じます。
 新任教員研修、授業改善FDではどのような教育が行われているのでしょうか?
 詳しく教えてください。
(学務部教務課からの回答)

A
 新任教員研修と授業改善FDでどのような研修が行われているかということについて回答します。
 新任研修としては、毎年6月授業のない大学祭の時期に「新任教員研修会」を行ってきました。昨年の例では、総長の挨拶に始まり、次に新任の先生方に北海道大学に愛着を持って頂くため「北海道大学の教育理念形成の歴史」という講義、さらに北海道大学の全学教育の仕組みを理解して頂くため「平成18年度以降の教育課程─GPAと単位の実質化」という講義を行いました。さらに、特許関係の話と「大学生の心のケアについて」という話があり、最後に授業に取り入れられるようにグループ学習の方法を学んで、「単位の実質化と教員の倫理綱領」という課題でグループ討論しました。「新任教員研修会」の企画者としては、教育に対する関心と意欲を引き出すことが最重要課題であると考えています。同じような趣旨で、4月には、(大学院生が授業をサポートする役目を行う)ティーチング・アシスタントに対しても研修を行っています。講演とパネルディスカッションの午前の部に続いて、午後の部では、12ある分科会のうちの多くでは、教室で起こるであろう具体的な問題をとりあげ、ケーススタディを行っています。
 授業改善FDとしては、まず、11月に一泊二日の泊まり込みで「北海道大学教育ワークショップ」という研修会を行っています。これは、(1)授業の目標の設定、(2)授業内容の設計、(3)成績評価方法の作成というステップを踏んで、新しい授業を設計することにより、大学教育の基礎を深く理解するという内容です。このワークショップ以外のFDとしては、毎月全教員に届けられる「センターニュース」において教育に関する議論が行われ、毎年教育に関する研究論文を掲載した「高等教育ジャーナル」が全教員に配布されています。「新任教員研修会」や「教育ワークショップ」で教育に対する関心を高めていただき、これらの誌面で継続的に教育に対する理解を深めて頂く、教育技術も磨いて頂くというねらいです。さらに、もっと細かい授業改善のためのティップスはセンターの研究部のホームページで公開され、利用されています。
 さらに、平成19年度からは「新任教員研修会」をより効果的なワークショップ形式の合宿研修に変えて充実させています。
 教育改善は一朝一夕に成るものではありません。センターが設置されてから12年ほど立ちますが、着実に改善の方向に向かっているものと確信しています。

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【掲示日:平成19年5月16日】文系の学生からの投書

Q
 文系学部に必修の「人文科学の基礎」と「社会科学の基礎」について、火曜日から授業が始まって水曜日の5時までに紙に書いて提出したのであれば、上記2科目は実際に授業に出てみる前に決定しなければならないじゃないですか?
 実際に授業に出てみて、もし自分のやりたい事と多少なりとも違っていた場合、取り消しができないのは、非常に不便であると思います。せめて金曜日まで提出期限を延ばすべきです。
 そもそもシラバスのたった何行かで、授業を決めるのは無理があります。必修科目の変更を認めてください。
(学務部教務課からの回答)

A
 ご指摘のありました「授業に出る前に抽選により科目を決定する・・・」の問題については、これまでも抽選を行うまでに一週間程度の余裕を持たせられないか等の意見もあり、履修の届け出から履修者の確定までのスケジュールを関係の委員会等で総合的に検討を重ねましたが、しかし、抽選科目の決定を行った後でなければ履修登録ができないことを考えると、抽選の手続き等を遅らせることは履修者の確定までのスケジュールも必然的に遅れることになり、授業計画に大きな問題を及ぼすことが懸念されるとの結論に至りました。ご理解願います。


【掲示日:平成19年5月18日】理系1年の学生からの投書

Q
 私は毎朝掲示板をチェックしていますが、毎日ずっと変わらない掲示の中から、新しい掲示を見つけるのがとても面倒です。
 せめて掲示の日時ごとにできませんか?その方が効率もいいし、時間を有効活用できます。
(学務部からの回答)

A 
ご指摘のありました掲示物については、今後、掲示物に掲示の日付を記し、日付順に整理し、また、緊急性の高いお知らせについては、色紙を使用するなどより見やすい掲示に努めていきます。

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【掲示日:平成19年5月23日】国際広報メディア観光学院M1の学生からの投書

Q
 S棟教員室前廊下の天井が崩れかけている箇所が何カ所もあり、大変怖いです。建築年代からしてアスベストが使用されていると思われ飛散の恐れがあり、何とかしていただきたいと思います。修士・博士の指導教員方の部屋があるため、頻繁に通過しなくてはなりません。アスベストというだけでなく、安全上の観点からも大変な問題と感じますので、緊急の処置をお願いします。特にS教員棟1階部分は危ないと感じます。又、S棟におけるアスベスト対策についても学生・大学院生に公表していただきたいと思います。
(学務部学生支援課からの回答)

A
 ご指摘のありました「S教員棟」廊下・天井は、老朽化が著しく剥離の可能性もあり、即補修工事を行い、5月14日に修復を完了しております。
 なお、アスベスト対策の件ですが、18年度中にアスベストが使用されているすべての建物からのアスベスト除去の工事が完了しておりますので、ご安心ください。


【掲示日:平成19年5月23日】水産学部1年の学生からの投書

Q
 4月12日(木)2限目の健康科学の授業で、選択授業を見て回っていたため遅れて入室したら、あたかも出席カード目当てに遅れてきたみたいな事を言われ、非常に不愉快であった。初回授業なのだから、遅れた者にも出席カードを配ってほしいとまでは言わないが、あんまりな態度であった。乏しい情報とたった1回行えるかどうかの見学で、数多い選択授業の中から一つ選ばなくてはならない生徒の身になってほしい。
(「健康科学」担当教員からの回答)

A
 出席票は、その講義の大半を聴講したものとして認定し、また、成績評価の根拠の一部になるものです。
 したがって、真面目に聴講している学生への説明責任を果たすためにも、講義の大半を聴講したと認定される学生に配付するようTAは工夫をしています。今回の発言は、出欠票の配付は講義の終了間近では配付しない旨を、全体の学生に周知させるために発言したもので、個人的な意味合いで発言したものではありませんでした。
 しかし、履修科目の選択期間でもあり、いくつかの講義を回っていたため遅れて入室したとのことで、個人的に感情を害されたことに関しては、率直にお詫びしたいと思います。
 (なお選択期間内での他科目の聴講・出席のため、初回の講義に欠席している場合は、その証拠があれば、「健康科学」の出席として認めていますので、その旨連絡してください。)

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【掲示日:平成19年6月20日】法学部1年の学生からの投書

Q
 S1教室での授業において、マイクのハウリングがとてもひどく、落ち着いて授業を聞いていることが出来ず、学習に支障をきたすこともあり得ます。S1教室の機器の調子が悪いのか、教授のマイクの使い方(マイクを近づけすぎ等)に問題があるのかわかりませんが?
 機器に問題がある場合は修理等で対策をうってほしいです。
 教授のマイクの使い方に問題がある場合は、その旨の連絡を教授に伝えるようお願いします。
(学務部教務課からの回答)

A
 ご指摘のありましたS1講義室のマイクのハウリングのことについて、直ちに、マイクのハウリングが起きないよう音量の調整を行いました。今後、授業に支障のないよう機器管理をいたします。


【掲示日:平成19年6月20日】無記名の学生からの投書

Q
 現在、サークルの活動でクラーク会館を使用しているのですが、先日、工事に伴い、クラーク会館の使用が、年度末まで不可能になるとの連絡を受けました。そのため、学生が使用できる設備がサークル会館、全学棟の教室のみになります。それらの設備を以前から使用している団体の存在などを考えると部屋の不足が考えられるのですが?
 全学棟の貸出教室数の増加、通常貸出のされていない学術交流会館や各学部棟の会議室の学生に対する貸出を、各学部への要請をお願いできないでしょうか。
(学務部学生支援課からの回答)

A
 ご質問のありましたクラーク会館の耐震工事については、担当部署に確認したところ、工法の決定などが若干遅れている状況であることから、平成19年8月までは同会館の集会室を使用できることになりました。平成19年9月以降については、長期間クラーク会館が使用できなくなることを考慮し、臨時的に高等教育機能開発総合センターの数教室を貸し出しできるよう調整しているところです。

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【掲示日:平成19年6月27日】文学部1年の学生からの投書

Q
 窓口のおばさん達の対応が上からの目線で、態度がでかい。正直、気分を害する。あんなのがいる限り質問しようという気にもなれないので、一回しっかりと問いつめてほしい。というより、あのおばさん達いらない。クビ。きらい。
(教務課からの回答)

A
 職員の窓口対応については、日頃から十分注意をするように心がけて対応しております。
今回の投書については、教務課としても事実関係を調査し、対応したいと思います。
 ただし、このような投書があったことは、教務課全ての担当者に伝え、十分な窓口対応を行うよう指導を行います。
 なお、投書をする場合は「あのおばさん達いらない。クビ。きらい。」等の言葉は使わず、マジメに書いてください。


【掲示日:平成19年7月20日】無記名の学生からの投書

Q
 ○○先生の微分積分学を受講しているのですが、受講態度について「携帯電話の電源が入っているのが見つかれば評価は不可」と言われ、厳しすぎると思います。質問したところ「社会人の最低限のマナー」と一言で返されました。自分には必須科目の講義であり単位が貰えなくなるのは理不尽です。それだけで1年間棒に振ることになりかねません。
 その点で講師の方は、学生の人生の一部という責任を負っていると言えるので、その事を考えた上での制度なのか疑問です。特に問題なのは授業中にメールをした不真面目な学生とたまたま電源を切り忘れていた日頃から真面目な学生であっても同等に扱われる点です。電源の切り忘れ、マナーモードへのし忘れ等は注意する必要がありますが、どうしても起こってしまうことです。確かに先生の言うことは分かりますが、この制度は問題が大きすぎます。せめて「評価を不可」とするだけでも再考すべきと思います。
(お断り:質問内容は要約してあります。)
(全学教育「数学」科目責任者からの回答)

A
 ご質問のありましたマナーの悪い学生に対する注意の仕方についてですが、この授業に関わらず、
 近年、携帯電話の音で講義が中断したり、集中が途切れるなどのことが多く、教員から困ったことだという声が聞かれます。あまり声に出さないかもしれませんが学生も少なからずそう感じているようです。    
 学生にはこの点努力して欲しいものだと思います。講義の環境が良いということは学生にも教員にもどちらにも大変重要です。講義や学内で、生活でのマナー向上を呼びかけたいと思います。

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【掲示日:平成19年5月23日】「学生の声」投書に対する回答

 学生の声の投書のなかで、公認サークル団体が賭け麻雀等の 賭博行為を行っていることの指摘と、違法な行為、学生の本分に反する行為であることから、事実の調査と厳正な対処について要望がありました。
 学生支援課で指摘のあった団体から事情聴取したところ、賭け麻雀等の行為が事実であることが判明しました。
 学生支援課では、指摘のあった団体に反省を求め、団体責任者及び顧問教員署名の謝罪文を受領するとともに、団体責任者に対し賭け麻雀等の賭博行為の禁止を構成員に周知徹底するよう指示しました。
 言うまでもなく賭け麻雀等は違法であり、学生の本分に反する行為です。指摘された団体に限らず十分注意するようお願いします。


【掲示日:平成19年6月29日】「学生相談室」からのお知らせ

 皆さんが学生生活を送るうえで、様々な問題を抱えて悩むことがあると思います。
 時には、死にたいくらいに辛い思いをすることもあるかと思います。
 本学には、学生の皆さんが抱える様々な問題や悩みの相談に応じる「学生相談室」(高等教育機能開発総合センター1階 「N110」電話011-706-7463)があります。
 個人に関わる秘密は厳守し、本人の不利益になることは一切ありません。
話せる事から少しずつでもいいので、素直な気持ちを伝えてください。

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